「経営のシナリオ」を描くことができる、持続的成長を牽引する経営チームへ
不確実性が高まる現代において、経営ボード・役員層の意思決定は、企業の未来を大きく左右します。 本研修では、経営幹部一人ひとりが持つべき視座を高め、チームとしての総合力を最大化するための討議と学びの場を提供します。 貴社の持続的成長を実現する、強固な経営基盤の構築をご支援します。
この研修の3つの特徴
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経営課題に直結する討議中心
貴社のリアルな経営課題をテーマに。講師のファシリテートのもと、役員間の深い対話と相互理解を促進し、戦略の解像度を高めます。
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体系化された経営フレームワーク
経営戦略、組織論、財務、ガバナンスなど、役員として必須の知識を体系的にインプット。自社の現状分析と未来構想に繋げます。
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完全オーダーメイドのプログラム
貴社の事業フェーズや組織課題に合わせ、プログラムを柔軟に設計します。次世代経営者の育成から、経営チームの一体化まで幅広く対応可能です。
こんなお悩みありませんか?
- 5年後、10年後を見据えた具体的な成長戦略を描ききれていない。
- 財務指標を判断できる幹部が少なく、戦略立案の前の現状分析すら不安を感じる。
- DXやGX、人的資本経営など、新たな経営アジェンダへの対応が遅れている。
- 事業部門間の連携が弱く、全社最適の視点での戦略実行ができていない。
- 次世代を担う経営幹部の育成が計画的に進んでいない。
この研修で得られること
本研修を通じて、貴社はこのような変化のきっかけを得られます。
- 経営環境の変化を的確に捉え、自社の進むべき方向性を明確にするヒントが得られます。
- 経営チームとしての共通言語と判断基準を醸成し、迅速かつ質の高い意思決定が可能になります。
- 複雑な経営課題を構造的に理解し、具体的な解決策を導き出す思考法が身につきます。
- 各役員が自身の担当領域の視点でのみ発言し、議論がまとまらない。
- 全社最適の視点から意見を交わし、建設的な意思決定ができるようになる。
- 目先の業績に追われ、中長期的な戦略課題への着手が後回しになっている。
- 短期・中期・長期の視点を持ち、持続的成長に向けた戦略的投資の議論ができるようになる。
- 新規事業や組織変革の必要性を感じつつも、具体的な一歩を踏み出せない。
- 失敗を恐れず挑戦する組織文化の重要性を理解し、変革を主導する覚悟と計画を描けるようになる。
研修でお伝えできること
貴社の課題や目的に合わせ、これらの要素を自由に組み合わせ、最適な研修を設計します。お客様のご要望に応じて、開催時間、内容は柔軟にオーダーメイド致します。こちらに記載のない内容でもご要望に応じてご提供可能です。
経営ボードに求められる役割と組織のあるべき姿
・部門長と役員の役割の違い
・ビジョン・ミッション・バリューの重要性と浸透策
・ビジョン達成の定義とそのKPI
・KPI達成のための中期的な目標設定
経営環境分析を通じた現在地の把握
・経営環境分析(外部環境分析・内部環境分析)
・財務状況分析(B/S、P/L等の財務諸表の分析手法)
・目に見えない資産の整理
事業戦略の検討
・あるべき姿に到達するために必要な取組費用をどうやって賄うか(B/Sを含めた数値計画)
・数値計画を達成するための既存事業の戦略課題の整理
・新規事業を含めた新たな事業領域確立の検討
人的資本経営
・人をコストとして捉えるのではなく投資として捉える
・人財採用と育成のポイント
・人事評価制度・給与制度といった育成・定着のための環境整備
生産性向上のためのシステム・制度の構築
・生成AIやITツールを活用した効率的な数値管理の手法
・ナレッジ共有を通じた業務負荷の平準化
・コンプライアンス・リスク管理などコーポレートガバナンスのあり方
モデルカリキュラム案
3時間×6回のモデルカリキュラムです。内容はオーダーメイドにて設計させて頂きます。
| 第1回:あるべき姿の設定 | 自社の経営ビジョンは何か、そのビジョンが持つ力を改めて理解し、組織文化醸成の重要性を理解します。そのうえで、経営ビジョンの達成とはどのような状態を指すのかを具体化し、そのためにどのような取組が必要になるのかといったあるべき姿を討議します。 |
|---|---|
| 第2回:現状分析 | 必要な取組に対して、自社の財務状況を踏まえたときに、どの程度借り入れができるのか、どの程度利益を積み立てて行く必要があるのかといった、財務分析の手法を習得していただきます。また、経営環境分析を通じて目に見えにくい資産やリスクを明確に把握することを目指します。 |
| 第3回:事業戦略の構築 | 第2回目までの議論を通じて明らかになった課題に対し、既存事業を成長させるための戦略や、新規事業に関する議論を行います。特に、市場性の分析の手法(成長市場か、πはどの程度か)をお伝えしながら議論することで、根拠のある事業戦略を立てることができるようになることを目指します。 |
| 第4回:人財確保と育成のためのマネジメント | 事業を持続的に成長させていくために必要な人的資本経営の在り方を考えます。そのうえで、事業戦略の方向性を踏まえた人員計画や、育成や定着で必要となる評価制度などを議論します。 |
| 第5回:生産性向上とガバナンス | 少子高齢化社会で持続的な成長を果たしていくためには、生産性の向上を欠かすことはできません。生成AI等のITツールを用いた生産性向上の手法を講師のレクチャーを基に考えます。組織の変革やプロセスの変革を図る中で見落としがちなコーポレートガバナンスやリスク管理についても議論します。 |
| 第6回:ロードマップの策定 | 第5回までの議論の中で見えてきた自社の課題を改めて整理し、優先順位付けを行います。その上で、いつまでにどのくらいの状態を目指すか、そのためにまず何から始めるべきかを整理し、簡易的なロードマップに可視化します。 |
実施要項
| 対象 | 経営者、取締役、執行役員、監査役、次世代経営幹部候補 |
|---|---|
| 想定時間 | 3時間×6回(計18時間) ※ご要望に応じてカスタマイズが可能です |
| 形式 | 集合研修、オンライン研修、ハイブリッド形式、いずれも対応可能です |
| 費用 | お見積もりをご依頼ください。 人数や内容に応じた最適なプランをご提案します。 |
ご参加者様の声
建設資材メーカー(長岡市)
新たに役員となったメンバーに対して、経営の視点を身に付けてもらいたいと思い依頼しました。財務指標の分析や、経営環境分析を通じて、これまでの経営ボードの戦略に納得感を持ってもらうと同時に、現状の課題を目の当たりにして主体的な態度に変わったように感じています。議論を通じて、会社全体のことをより自分事として捉え、経営に携わることの面白さと難しさをわかってもらえたことが何よりの成果だったと思います。役員たちに考え方の武器を与え、主体性を引き出していただいたグローカルさんに感謝です。
よくあるご質問(FAQ)
研修費用はどのくらいかかりますか?
お見積もりをご依頼ください。
人数や内容に応じた最適なプランをご提案します。
当社の特定の経営課題に特化した内容にカスタマイズできますか?
はい、可能です。それが本研修の最大の強みです。「事業承継」「M&A後の組織統合」「新規事業戦略の立案」など、貴社が直面している具体的なテーマに沿って、プログラム全体を設計いたします。
研修で話される内容は、機密情報として扱っていただけますか?
もちろんです。研修内容はもちろん、研修の実施自体についても、貴社のご要望に応じて機密保持契約を締結し、厳格に情報管理を徹底いたします。安心して経営の根幹に関わる議論をしていただけます。
関連資料ダウンロード
このプログラムをはじめ、その他の研修・セミナー内容をまとめたカリキュラム資料をご用意しています。
人財育成や組織づくりのヒントを得たい方、情報収集段階の方も大歓迎です。