マーケティングブログ

2018-07-18 写真を上手くするコツ「主題を考える」

デジタルカメラやスマートフォンが普及したことで、日ごろの思い出はもちろん、
仕事でも商品や会社の取り組みなど、何でも自分で簡単に撮影することができるようになりました。
誰もがカメラを持つ時代。
しかもカメラは非常に高性能で、数十年前のカメラマン達がこの状況を見たら青ざめてしまうのではないだろうかと思います。

こんな時代に、依然としてプロカメラマンと呼ばれる人がいるのはなぜでしょう。
機材の問題?知識の問題?
確かにプロの機材は立派ですし、知識やテクニック、経験も豊富です。
しかし、これは二次的な要素であって、実際は彼らが撮影を行う際の意識や考え方がアドバンテージになっていると思います。
プロのカメラマンというのは、意識をカメラという道具を使って具現化するのに長けている人、といいましょうか。

前置きが長くなってしまいました。クリエイティブセンターの清水です。カメラマンです。
「写真を上手くするコツ」の一つとして「主題を決める」ことを紹介します。

先に挙げたように、昨今はスマホを持つ人が多くなり、また町ゆく人のカメラを見ると
「いいカメラ持ってるなぁ・・」と思わずつぶやいてしまうこと多々。
インスタグラムやフェイスブックなどSNSを覗けば、素晴らしい写りの写真を投稿している方も多く、驚かされます。
そして一見すると上手に見えるのですが、その写真たちには、往々にして欠点があったりもったいないなと思ったりすることがあります。
それは伝えたいことがない。もしくは伝えたいものが写っていないことです。

もちろん、写真というのは記録的な役割もあれば芸術的な側面もあり、非常に幅広い表現のできる媒体です。
だからこそ、見る人によって感じ方が異なる場合もあるでしょうし、撮影者の意図が正確に伝わらないことも多々あります。

そこで重要になるのは、写真に気持ちが込められているかどうかです。写真が上手い。
というのはテクニカルな要素もありますが、伝わるかどうかが重要です。

伝えたいことって何だろう。
考えすぎると難しくなってしまいますが、それを見極める良い方法があります。
待ったなしの場面であれば仕方ないですが、時間があれば言葉にしてみてください。なんとなくレンズを向けたくなったものが何なのか、整理してみてください。
そして、一番大事なものは何なのかを一つ決めてみてください。これで主役が決まります。

この主役のことを、写真の世界では「主題」と呼びます。主題が決まると、不足している要素や余計な要素が見えるようになります。
写真は引き算という言葉がありますが、伝えたいことを明確にすることが、写真が上手くなる第一歩になります。

主題が決まると、主題だけでは伝えきれない要素も見えてくるかもしれません。
伝えたいことを伝えるために、主題を補うための要素として今度は「副題」の用意も考えることができるようになります。
主題が明確なら、「構図」も色々なアプローチが可能になります。

写真を上達させるために、カメラ操作やテクニックの習得も大切ですが、伝えたいこと=主題を明確にしてから撮影に臨むことが何よりも大切です。

グローカルマーケティング株式会社
クリエイティブセンター 清水正輝

<プロフィール>
クリエイター、フォトグラファー、ライター
新聞社で記者、報道カメラマンを経て現職。撮影や映像制作のほか、取材・原稿執筆などを行う。写真以前にカメラが好き。いつも荷物が多くてすみません!
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2018-07-12 どちらが大事!?マーケットインとプロダクトアウト

マーケティングの考え方で、「マーケットイン」と「プロダクトアウト」という分け方があります。
・マーケットイン …顧客が求めるもの、必要とするものを提供する方針
・プロダクトアウト…会社や作り手が良いと判断したものを提供する方針

こう書くと「マーケットイン」が「プロダクトアウト」より大事!という声が聞こえてきそうですが、個人的には、必ずしもそう言い切れないと思います。

なぜでしょうか?
先日、弊社が開催した「トキっ子子育て応援フェア」の中で、改めて考えさせられました。

私たちリサーチチームは、先日の応援フェアで「トキママ研究所」という商品お試しブースを開催しました。
来場者に、食品や製品をその場で試していただき、感想や評価等をアンケートで回答してもらうというもの。
2日間で3つの企業の方に参加いただき、各100サンプルほどの回収ができました。

そのうちの一社は、「柄沢ヤスリ」様の「初爪」。
置いても取り外しても使える、2WAYタイプのヤスリです。
特に「置きながら片手でできる!」という点が、小さな子どもを抱っこしているママさんに大好評でした。
こちらのヤスリ、もともとはリハビリ現場からの求める声が製作のきっかけだったそうです。
ただ、開発には3年もの月日を要したとのことで、社内で幾度もの改良を重ねてこの形ができたのでしょう。
そしてそれを今回のようなイベントで実際に試してもらい、また改良に活かしていかれるのでしょう。

現場の声やアンケートからニーズを見出し、実際の商品開発に生かすことは、まさしく「マーケットイン」の発想です。
しかしながら、このヤスリの形状を考案し、社内のリソースやヤスリの技術力の高さを活かしてこの商品を作ったのは、「プロダクト」の力がないと成しえません。
そう、「マーケットイン」の考え方で商品を作っても、商品力を伴わなければ、それがヒットすることは難しいのです。

冒頭にお伝えした「マーケットイン」と「プロダクトアウト」の考え方は、以下のように言い換えることもできます。
・マーケットイン …顧客の顕在化したニーズに応えるもの
・プロダクトアウト…顧客の潜在的なニーズに応えるもの
プロダクトアウトの例でいえば「iPhone」がよく取り上げられます。
ボタンではなくタッチパネルで動作を行うというアイディアは非常に画期的ですが、消費者の潜在的なニーズを読み間違えなかった結果でもあります。

つまり、言ってみればどっちも大事。
タイトルの回収としては何だか肩透かし感があったでしょうか、すみません。
ただ一方で、リサーチに携わっている身としては、「顧客の声を聴く大切さ」自体に気づいていない方の多さに、悔しい思いをすることもしばしば。
商品・サービスの課題やニーズをリサーチで明らかにすることの大切さは、今後も伝えていきたいと思います。

ちなみに、トキママ研究所は長岡での「トキっ子子育て応援フェア」でも実施予定ですので、ぜひご検討くださいね。

グローカルマーケティング株式会社
マーケティング支援部 平山陽子

<プロフィール>
マーケティングプランナー、リサーチャー。群馬県出身。
食品宅配通販会社、ネットリサーチ会社を経て2017年入社。
日本酒は、冬でも冷酒派。
皆さまに役立つ情報・支援をご提供します!

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