マーケティングブログ

2018-10-17 妻は強く、夫は弱くなった30年

最近急に冷え込んできましたが、皆様体調はいかがでしょうか。
今年は猛暑だったこともあり、夏の疲れがじくじくと出てくる時期かとも思いますが、ぜひコラムを楽しんでいただければ幸いです。

さて先日、博報堂の「生活定点」特設サイトがリニューアルオープンとのことだったので、のぞいてみました。
「生活定点」とは、博報堂が取り溜めてきた衣・食・住・働き・恋愛・結婚など、26年間分の生活者観測データを無料公開しているサイトです。
しかも全てがグラフ化されているので、パッと見てデータの傾向もわかりやすいのが特長です。

いい夫婦の日(11月22日)も近づいていることもあり、『家族30年変化』というコンテンツがあったので、少しご紹介してみたいと思います。

タイトルは”妻は強く、夫は弱く”です。

『家族30年変化』は1988年から10年毎に、サラリーマン世帯の夫婦を対象としたアンケートで、30年間におよぶ時系列分析であることに加え、夫と妻それぞれに同じ質問を投げかけて反応のギャップをみるという特徴をもった調査です。
いくつか面白いデータがあったので、1988年と2018年を比較してみたいと思います。

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■家庭内の配偶者の呼び方
<夫が妻を呼ぶとき>
 「ママ、お母さん、お母ちゃん」 48.2%→37.5%
 「名前」 23.1%→40.2%
 「おい、ちょっと」 22.7%→7.8%
<妻が夫を呼ぶとき>
 「パパ、お父さん、お父ちゃん」 75.2%→47.6%
 「名前」 12.6%→30.1%
 「ねぇ、ちょっと」 2.7%→6.0%
・夫の「おい、ちょっと」が-14.9ポイントであるのに対し、妻の「ねぇ、ちょっと」が+3.3ポイントになっているのが、時代を映しているなと感じ、何とも面白い結果ですね。

■妻が働きに出ることの最終決定者
<妻のみ回答>
 「夫」 49.4%→19.8%
 「妻」 44.3%→76.5%
・過去30年で決定者が「夫」から「妻」に逆転しています。女性が自分の意志で働くかを決める時代に変化しているようです。

■夫婦の発言権について
<夫の回答>
 「夫の発言権は強い方が良い」 79.9%→49.0%
 「妻の発言権は強い方が良い」 20.2%→48.6%
<妻の回答>
 「夫の発言権は強い方が良い」 68.1%→38.1%
 「妻の発言権は強い方が良い」 32.3%→50.5%
・「夫」自身も「夫より妻の発言権が強い方が良い」と考える人が増えています。
 「妻」に頼りたい「夫」も増えているのでしょう。

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いかがでしたでしょうか。
何となく肌で感じていたけれど、30年前と比較してデータとして示されると、納得してしまう部分も多かったのではないでしょうか。

なお、弊社も『グローカル調査レポート』という、新潟県内の子育てママ向けに毎月調査を実施しており、
「SNSの利用状況」や「夫婦の家事分担」「ハロウィンの過ごし方」等のデータを無料公開しています。
ぜひ、一度ご覧ください。

<グローカル調査レポート>
https://glocal-marketing.jp/databank/

グローカルマーケティング株式会社
マーケティング支援部 渡辺珠希

<プロフィール>
マーケティング支援部 リサーチチームリーダー
誕生~高校まで新潟県新潟市ですくすく育つ。大学は北の大地、北海道へ。就職で仙台に赴任後、地元に貢献したい想いからUターン。

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売れる仕組みづくりを学ぼう!
▼新潟マーケティング大学 講座一覧はこちら
http://www.niigata-marketing.com/
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2018-10-10 働き方を改革する意志

近年、働き方改革関連法に関してのニュースを目にする機会が増えましたね。

「働き方改革関連法」の中では、時間外労働の上限規制が導入されます。
月45時間かつ年360時間を原則とし、臨時的な特別な事情がある場合でも年720時間、単月100時間未満(休日労働含む)、複数月平均80時間(休日労働含む)を限度に設定する必要があります。
上限を超えた場合は、雇用主に半年以下の懲役または30万円以下の罰金が科さられる。
※大企業では2019年4月1日、中小企業では2020年4月1日より施行(適用猶予・除外の事業・業務あり)

働き方改革関連法の施行に向け、経営者、そして職場で働く1人1人は今、何を考え、行動する必要があるのでしょうか。

今回のコラムではこの「働き方改革」の推進手法に関してご紹介いたします。

働き方改革の目的は、「個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で「選択」する」ためのものです。
この目的を、経営者、現場で働く1人1人が考えていく必要があります。
そこで推進手法として「Growモデル」というフレームワークをご紹介したいと思います。
Growとはまさに成長するという意味になりますが、推進に向けたキーワードを頭文字として並べたものでもあります。
Goal(理想)
Reality(現状)/Resources(資源)
Options(理想に近づくための選択肢・手段)
Will(意志・やる気)

まず始めにすることは、「Goal(理想)」を決めることです。
働き方改革の目的を考えながら、どういった状態が自社の理想なのか、経営者と現場の従業員全員が納得する理想像を決めることがスタートです。
次に、「現状把握」です。
働き方改革の資源(人、システム、制度など)になるものを踏まえ洗い出します。たとえば、時間外労働の上限規制に関して、月残業45時間の原則に関しては1日2時間程度、限度とされる月残業80時間は1日4時間程度と考えられます。
この規制に対して現状どういった状態なのか把握することはもちろんのこと、なぜ残業が発生しているのか、残業が発生している原因を調査することも重要です。
そして、「理想に近づくための選択肢・手段」を決めていきます。
ゴールと現状を明確にしたからこそ、有効な施策を打つことが出来ます。

最後に最も重要なことが、働き方改革推進に向けた「意志(Will)」です。
働き方改革は決して経営者、従業員一人で推進できるものではありません。
一人一人が「もっと職場を良くしよう」「もっと働きやすい職場にしよう」と意志を持つことが実行につながります。

働き方改革の成功事例を見ていると、1人で抱え込まずに回りの方を巻き込んで推進することが重要だと感じる機会が多くあります。
経営者、働き方改革の推進リーダーをされている方も、1人で抱え込まず、このGrowモデルを参考に、ゴール設定からまわりの方を巻き込んで推進することをおススメします。

また、現在当社では、新潟県のワーク・ライフ・バランス推進事業の一環で「働き方改革」実行に向けたコーディネーター派遣を行っております。
企業内で職場環境改善に取り組んだ実績のあるコーディネーターが職場を訪問し、課題の抽出から解決策の立案、具体的な行動スタートまでを支援するという内容になっており、働き方改革の方向性や手法について、専門家の助言を無料で受けることができます。

《「働き方改革」実行に向けたコーディネーター派遣のご案内》
http://www.pref.niigata.lg.jp/roseikoyo/1356845882583.html

有効活用して働き方を改革してみませんか?

グローカルマーケティング株式会社
経営支援チーム 山倉正稔

<プロフィール>
経営計画・事業計画策定支援、WLB推進コンサルティング、研修・セミナー講師
保有資格:英国GCC,Ltd認定 ICCAキャリアスペシャリスト
新潟県三条市 出身。前職ではスポーツ量販店に従事し、福島県や静岡県など幅広いエリアで働き、地域の特性やそこで生きる人々を肌で感じてきました。皆様とのご縁を大切に、課題解決と成長・発展というゴールを目指し伴走いたします。

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