マーケティングブログ

アンケートで“楽しい”を創り出す

2018.3.22

先日、にいがた酒の陣に行ってきました!

昨年新潟に居住し、同じく日本酒好きの夫と一緒に参加してから、このイベントのファンになりました。

今回あるブースで発見した「地酒ガチャ」というものやってみました。
コインを入れて回すと、出てくるカプセルには特賞~5等までいずれかの記載がある札が入っており、順位に応じて酒関連の景品と交換してもらえます。
ちょっとした「楽しい仕掛け」で、他の酒蔵さんと差別化ができますし、ガチャや景品はSNS映えも狙えますから、この酒蔵さん、さすがだなと感じました。

こういったイベントに限らず、お客さまが「楽しさ」を感じてくれることは、様々な効果がありますよね。
例えば私が担当しているリサーチ。
こんなアンケートをご存知でしょうか?

岩手県滝沢市が、路線バス内で行った利用実態のアンケート。
このアンケート、紙で作成されているのですが、ペンでの記入は不要なのです。
選択肢がビンゴシートのようになっていて、自分が選ぶものに穴をあけることで回答できるのです。
何だかワクワクして、答えてみたくなりませんか?

これを考案した方は、バス内で安全に回答できることを優先的に考えたそうですが、
個人的には、“楽しい”を生み出したことによる別の効果も、注目に値すると思います。

【1】 必要な回答数が確保できる
アンケートでは一般的に、対象となる集団内での回答数が多いほど、そのデータの信憑性は高いと言われます。
しかし実際には、例えば1万人に回答をお願いしたいアンケートがあったとして、
その1万人全員から回答を得ることは、費用的にも現実的にも難しいですね。
そこで、信頼に足る、ある程度の数を必要数と設定して実施することがほとんどです。
ただその数も、集めるのに苦戦することが多く、人員を割いたり、何度も通知を行ったりして、何とか回収数を確保することがあります。

この方法なら、ビンゴのような感覚で「楽しんで」回答してくれる人がほとんどなので、
必要数を確保することは、そう難しくないのではないでしょうか。

また、「一度答えたら最後まで回答してくれる」人が多いのではないかとも推察されます。
必要数を確保するためには、「最後まで回答してもらう」視点も重要です。
路上でアンケートをお願いしたり、WEBでアンケートを配信したりしても、
質問が長かったり、難解な聞き方をしていたり、何かしら「途中で回答を止める要因」があると、最後まで回答していただけない場合があるのです。
この、気軽で楽しさを感じられるアンケートは、離脱防止にも効果的と言えそうです。

【2】 回答の読み取り違いがない

回答者自身に記入してもらうアンケートでは、達筆すぎる等で字が読めないことや、〇がAとBどちらの選択肢についているかが分からない、ということがよくあります。
そういったアンケートは、依頼主と相談して対応を決めることにはなりますが、残念ながら無効となってしまうこともあります。

しかしビンゴ式アンケートでは、そういった心配もありません。
担当者がそういったところまで考えてアンケートを作ったかは分かりませんが、結果としてそういった点までカバーしている点、このアンケートに至った発想が「おみごと」の一言です。

もうすぐ4月。新入社員や異動が多い時期ですね。
私も後輩にリサーチの楽しさを伝えられるよう、日々精進したいと思います!

グローカルマーケティング株式会社
マーケティング支援部 平山陽子

<プロフィール>
マーケティングプランナー、リサーチャー。群馬県出身。
食品宅配通販会社、ネットリサーチ会社を経て2017年入社。
日本酒は、冬でも冷酒派。
皆さまに役立つ情報・支援をご提供します!

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