マーケティングブログ

競合には無い強みを作る方法とは?

2018.1.24

皆様こんにちは。グローカルマーケティングの渡辺です。

突然ですが、「ジンギスカンキャラメル」というヒット商品をご存知でしょうか。
この商品、他のキャラメルとは全く異なる「強み」を持っています。
その「強み」とは・・・「不味いこと」です。

キャラメルなのに不味くて売れるって、どういうこと?と驚かれた方も多いかと思いますので、簡単にご説明しますと、ジンギスカンキャラメルは、2005年に北海道の代表的な料理の一つジンギスカンの知名度を活かしたお菓子として、制作されました。
ただ、この商品、先に述べたように食べた方のほとんどは「二度と食べたくない」「完食できない」といった感想を持つことが多く、肯定的なものでも「意外にいける」等、思ったよりは食べられるといった程度で、決して美味しいことを強みにしている商品ではありません。
では、なぜ発売から20年たってもまだ売れ続けているのかというと、その不味さを体験したい・体験させたいという事が「強み」になっているからです。

(試食した勇者たちの声 ネットより一部抜粋)

「タイミングよく吐き出せば死なない程度にトリップを体験できるので物好きな旅行者が買っていくが、大抵は一粒でダウンして友人達におすそわけするという」

「ジンギスカンキャラメルに殺されるとこだった(笑) 厨房にいるから食べ物大切にするし、滅多な事じゃ食べ物吐き出さないけど…吐き出したくらい忘れられないママの味。」

「トラウマを伴う味の破壊力は抜群です。」

ちなみにこちらの商品、不味い、不味いと言われ過ぎて、一度美味しく商品開発し直したことがあるのですが、逆にクレームになったという驚きの経験もしています。
Amazonのクチコミでも「以前に買ったときはもっと不味かったです。
不味い事に意義があるのに、中途半端に美味しくされては…」という★2つのコメントも。

公式ツイッターでは、「【どんなに不味いと言われてもめげない!!】をモットーに、ゆる~くゆる~くつぶやいていきます。」と、公言されている程。
作り手も買い手も、いかに「不味いか」を大切にしていることが分かります。
私たちはついつい、食べ物=美味しくなければと考えてしまい、どうすればキャラメルの中で一番おいしくできるだろうか?という思考に走ってしまいがちです。
ただ、競合が沢山いる中でその最高峰にたどり着くには、大変な労力と資源と時間が必要です。
皆が共通でもっている□□=△△という既成概念を真逆にし、それを活かせるような販売方法を考えてみてはいかがでしょうか。

なお、現在はこのジンギスカンキャラメル、北海道に行かずとも通販やバラエティーショップで購入することが可能です。

気になってしまった勇者様、ぜひその魅力を体感してみてはいかがでしょうか。

グローカルマーケティング株式会社
マーケティング支援部 渡辺珠希

<プロフィール>
マーケティング支援部 リサーチチームリーダー。
誕生~高校まで新潟県新潟市ですくすく育つ。
大学は北の大地、北海道へ。就職で仙台に赴任後、地元に貢献したい想いからUターン。
一言「冬が大好きです。雪かきは大変ですが、朝起きて一面の銀世界だとテンションが上がってしまいます!」

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