マーケティングブログ

聞こえない音も聞こえてる!? ~最新ニューロマーケティングの話~

2018.5.23


皆様こんにちは、リサーチチームの渡辺です。
先日、最新のマーケティング情報に触れる為、東京にて「ニューロマーケティング」のセミナー話を聴講してきました。
そのエッセンスを皆様にもご共有させていただければと思います。

さて、「ニューロマーケティング」=脳科学、理系というイメージを持たれる方も多いかと思いますので、身近な話題からお話したいと思います。
「ハイレゾ」という言葉をご存知でしょうか。従来のCDよりも高密度で音が良いということを指し、オーディオ業界では100年に1度のヒット商品とまで言われているものです。
この「ハイレゾ」に関して、興味深い研究が報告されています。
それは、「ハイレゾ」の音と、「そうでない音」を聴き比べてみた結果、音質評価には差が無いというものでした。

では、「ハイレゾ」は私たちになんの恩恵ももたらさないのでしょうか。その答えを与えてくれたのが、ニューロ(神経)指標です。
実際に「ハイレゾ」と「そうでない音」を聞いている時の脳波を測定してみると、「ハイレゾ」を聞いている時の方が、脳が活性化しているという事が分かりました。
私たちが意識して耳で聞き分けられない音でも、脳波というレベルで計測すると、その無意識化にある影響が測れるという事です。
つまり、何か商品を見た人が無意識的に感じている「あれが欲しい!」「これはいらないなぁ」という気持ち・反応を生理指標(「脳波」「心拍」「唾液」「血液量」等)で測定できるのがニューロマーケティングとも言えます。
ニューロマーケティングのメリットは、アンケートなど人の意識下にはない情報(意識する前の情報、意識できない情報、意図して意識しない様にしている情報)をくみ取れることです。
既存の意識調査で問題として挙げられていた「消費者はウソをつく」という問題点をクリアする新しい手法として、日夜研究が進められています。
ということは、このニューロマーケティングがあれば、既存の「アンケート」や「インタビュー」は不要なのかというと、そうでも無い様です。
実はこのニューロ指標の分析はまだ研究途中であり、かなりコストがかかります。(脳波測定数名で数百万円程度!)
今後研究が進み、手が届く価格帯に落ち着くまでは、アンケートやログ等の意識データ、行動データをメインに、消費者を理解していく流れが続きそうです。

ただ、科学の進歩は思いがけず飛躍することもありますので、また新しいニューロに関する情報があれば、皆様にお届けしたいと思います。(そして、ハイレゾイヤホンを購入するか本気で検討したいと思います。)

グローカルマーケティング株式会社
マーケティング支援部 リサーチチームリーダー 渡辺珠希

<プロフィール>
マーケティング支援部 リサーチチームリーダー
誕生~高校まで新潟県新潟市ですくすく育つ。大学は北の大地、北海道へ。就職で仙台に赴任後、地元に貢献したい想いからUターン。
「やっと春になりましたね!冬も大好きですが、春も大好きです。桜やチューリップを見に、県内外に出かけたいなと思っています!」

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