『テイクアウト市場でお客様を獲得する!行動心理学の販促活用』
こんにちは、コンサルティング部の遠藤南です。
販売状況が思わしくないときに頼もしい効果を発揮してくれる「行動心理学」。
例えば、お店での試食は「返報性の原理」を期待して実施していますし、高価格商品を最初に見せて客単価を上げる「アンカリング効果」など、様々なお店・企業で長く実践されています。
しかし、お店・企業の情報発信を見ていると、“もったいない”情報発信が非常に多いと感じております。
・新型コロナウイルスの影響で急いでチラシをつくった
・通常とは異なる販促を実践している
・新しい広告にも挑戦しようと思っている
そんな皆さまにぜひおすすめしたい行動心理学の活用方法をご紹介します。
みんなが買っているから自分も買おう「バンドワゴン効果」
バンドワゴン効果とは、多数の人が選んでいるものに安心感を覚えて自分も選びやすくなる心理効果です。
「売上№1」「〇〇賞受賞」などという宣伝方法が代表的です。
ある飲食店様から、「新型コロナウイルスの影響で、テイクアウトメニューを提供するお店が増えて、オードブルの売上が伸びない」とお悩みを相談いただきました。
その際に私はこんなアドバイスを差し上げました。
”テイクアウトメニューが好評!本日も〇〇個オードブルのご予約をいただいきました”
という情報をSNSに投稿してみてはいかがでしょうか。
お客様は、”買い慣れないものは購入しにくい”という感覚を持っています。
普段から飲食店でオードブルを購入している人は、このような状況でたくさんのお店のオードブルを試しているかもしれませんが、買いなれない人にとっては違います。
チラシやSNSの投稿を見ても、
「本当に購入してよいのだろうか?」
「私だけではないだろうか?」
「お店の迷惑にならないだろうか?」
と思いもよらぬ不安心理を抱いてしまっているものです。
そんなときには日本人の特性ともいわれる「みんな買っているから自分も買おう」というメッセージを発信していくバンドワゴン効果は最適です。
行動心理学を利用したマーケティング手法は多数あります。
過去にも当社のコンサルタントがコラムを書いていますので、併せてご覧ください。
皆さまの状況に合わせた一手を一緒に考えてみませんか。
ちなみに当社グローカルマーケティングのオンライン相談は、今週だけでも6社のお店・企業様にご活用いただきました。
詳しくはこちらの記事もご覧ください↓
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私がこの記事を書きました!
グローカルマーケティング株式会社
マーケティングコンサルタント
遠藤南(クリックでプロフィールへ)
マーケティングコンサルタント/セミナー・研修講師