今井進太郎の商売繁盛コラム

2013-07-30 長岡まつりに行く前に必ず読んでもらいたい!

昭和20年8月1日、長岡市上空に125機のB29が来襲し、焼夷弾による大規模な爆撃を行い、旧市街地のほとんどは焦土となりました。そして1484名余の方がお亡くなりになりました。
ご存じの方も多いと思いますが、長岡まつりの起源は、この長岡空襲から1年後の昭和21年8月1日に開催された「長岡戦災復興祭」にあります。そして、昭和22年の第2回長岡戦災復興祭で、戦後初めての花火大会が開催されました。

長岡戦災復興祭は、当時長岡商工会議所を改組した新潟県商工経済会中越支部が主催して行われました。同会支部長であった駒形十吉氏(第4代長岡商工会議所会頭)が、開会に際して寄せた挨拶文を以下に掲載します。

長岡まつりに行かれる前に必ず読んでいただきたい文章です。
この文章がある限り、どんな困難にも打ち勝っていく自信があります!!
それが長岡人の魂です。

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昭和二〇年八月一日午後一〇時二六分、焼夷弾洗礼の瞬間、思い出してもゾッとする忌
わしき日、あれから早くも一年の月日は流れた。此の日倒れられた人約一三〇〇名、焼
失家屋一万二〇〇〇戸、これだけの大きな傷手を背負って此の一年間長岡市民は本当に
七転八倒の苦しみを味わって来た。
私共は今日其の一周年記念日を迎えて先ず犠牲者の身の上に思いを馳せ、その御冥福を
祈る真情切々たるものを覚ゆると共に、更に遠く明治維新戦災焦土の情況をも聞き伝え
に想起して、今後復興の為如何に善処すべきかと日夜痛心措かざるものである。
資材、資金、労力、技術、食糧等万事が極めて悪条件の中を、市民は真に悪戦苦闘して
復興に努力し、伝統のネバリを発揮して来た。今の所当市の復興振りは全国有数であ
り、此の点誠に心強い限りであるが、裏面は血の苦しみを味わいつつあると言っても過
言ではない。
此の茨の道を克服して進む為に私共は此の日を復興の為の意義ある記念日とし一段の奮
起精進を誓い、以て犠牲者の霊を慰めたいと考える。更に又私共は一層住み良い新長
岡、理想郷長岡建設の為に戦時中解体せられた個人各商店横の連結を復活せしめ商都長
岡の団結の力を発揮したいと考える。
そして大いに頑張ろう。維新先輩の努力を噛みしめて進もう。以上の趣旨を以て茲に戦
災一周年の記念日をトして敢て復興祭の式典を設け附随的に各種の行事を取り行うこと
にした。
冀くば参列各位の絶大なる御支援を賜わらんことを、一言以て開会の御挨拶と致しま
す。
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2013-07-30 自ら明かりを灯す

いよいよ「長岡まつり」がやって参りました。8月2日・3日の大花火大会を毎年楽しみにされている方も多いと思います。8月1日は、私は長岡青年会議所のメンバーとして、柿川灯籠流しに参加し、お神輿を担いできます。

昭和20年8月1日、長岡市上空に125機のB29が来襲し、焼夷弾による大規模な爆撃を行い、旧市街地のほとんどは焦土となりました。そして1484名余の方がお亡くなりになりました。
ご存じの方も多いと思いますが、長岡まつりの起源は、この長岡空襲から1年後の昭和21年8月1日に開催された「長岡戦災復興祭」にあります。そして、昭和22年の第2回長岡戦災復興祭で、戦後初めての花火大会が開催されました。

長岡戦災復興祭や花火大会開催の中心人物は、昭和21年から長岡商工会議所の会頭を務めた駒形十吉氏(大光銀行の創設者)でした。戦災からわずか1年、まだ焼野原が続く当時にお祭りを行うことには市民の反発もあったようです。しかし、駒形氏は「復興に必要なのは、市民の心。復興祭を行って復興に向けて市民の心を一つにすることが重要。」と復興祭や花火大会の開催にこぎつけました。

今や長岡大花火の代名詞ともなった「フェニックス」は、中越地震からの復興を祈願して打ち上げられたものですが、これは市民の有志が声を上げ、市民から募金を集め打ち上げたものです。そして、今も街頭募金を行い市民の手で打ち上げている花火です。

今や当たり前のように開催されている長岡まつりや長岡大花火大会、そして当たり前のように打ち上がっているフェニックス。しかし、これらを「やろう!」と決意し、実行した人達がいることを我々は忘れてはいけないと思います。
どんな苦境においても、そのことに不平を言うのではなく、自ら明かりを灯し行動する人がいます。私自身もそういう人間になりたいと思っています。

『暗いと不平を言うよりも、自ら進んで明かりを灯しなさい。
誰かがやるだろうということは、誰もやらないということを知りなさい。』

マザー・テレサの言葉です。
長岡の先人達の志に想いを馳せながら、そして長岡の更なる発展に願いを込めながら、長岡まつりに参加したいと思います。

今井 進太郎
グローカルマーケティング(株)代表取締役
トキっ子くらぶ 代表
中小企業診断士/1級販売士

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2013-07-05 モバイルファースト

先日、新潟市出身で「モバゲー」などのサービスで有名な株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)の創業者であられる南場智子さんが書籍を出版されました。そのタイトルは、『不格好経営~チームDeNAの挑戦~』。「ビッダーズ」「モバオク」「モバゲー」などのサービスがいかにして生み出されたのか?南場さんのご出身が新潟ということもあり、早速手に取って読んでみました。タイトルの通り、今のDeNAを築くための悪戦苦闘が描かれており、その中にも南場さんはじめチームメンバーの熱い情熱と緻密な戦略を伺うことができ、とても参考になる書籍でした。何より南場さんの人としての温かさに何度も心を打たれました。

書籍の中で、「モバオク」誕生のエピソードが語られています。当時、ネットオークション&ショッピングサイト「ビッダーズ」を運営していたDeNA。しかし、王者Yahoo!の牙城を崩すことができずに苦しんでいました。いくつかの事業を試行した結果、2004年春に新たに開始した携帯向けオークションサイトの「モバオク」がヒットします。携帯電話からのネット接続のパケット定額制が普及してきたタイミングを捉えたことが成功要因のひとつですが、注目すべきは、パソコンを前提にしてつくられたビッダーズの延長線上でサービスを開始するのではなく、一から携帯向けに特化する形でスタートしたことです。これが契機となり、DeNAはパソコンベースのサービスからモバイルベースへと大きく舵を切り、今日の隆盛に繋がっていきます。

『モバイルファースト』という言葉をご存じですか?
これは、パソコンの延長上として、モバイルを捉えるのではなく、モバイルつまり携帯電話、携帯の中でもスマートフォンへの対応を第一優先に考えて、WEBサービスを提供しようという考え方です。

スマートフォンの利用者は、国内では4割を超え、その普及は誰もが知るところでしょう。ある調査によると、月のネット利用時間は、パソコンで1,301分/月、スマホで1,492分/月と、スマホの方が上回る結果が出ています。

このような現状があるにも関わらず、我々はついパソコンの延長上でモバイルを捉えてしまいがちです。例えば、「パソコン用のサイトをどうスマホで最適化するか?(スマホでどう見やすく使い勝手よく表示するか?)」といった議論をよく聞きます。これは、まだパソコンファーストの考えから抜け切れていない証拠です。

当社が運営するにいがた子育て応援団「トキっ子くらぶ」では、7月2日よりサイトのリニューアルを実施しました。制作にあたっては「モバイルファースト」の考えを取り入れ、スマホでの利用を特に意識しました。優待カードが使えるお店をマッピングで表示したり、GPS機能を使い利便性を高めたりしています。ぜひ一度覗いてみてください。(もちろんスマホで!)
http://www.tokicco.net/

対消費者向けのビジネスでも、対事業所向けのビジネスでも、スマホ対応は必須の時代になっています。「モバイルファースト」を念頭に、今後のネット戦略を練り直してみてはいかがでしょうか?

今井 進太郎
グローカルマーケティング(株)代表取締役
トキっ子くらぶ 代表
中小企業診断士/1級販売士

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