今井進太郎の商売繁盛コラム

ミッション・ステートメントのススメ

2011.5.2

いよいよ新年度がスタートしました!当社も3月末決算なので、4月から新しい期を迎え、気持ちを新たに仕事に臨んでいます。新しい期に入る際は、皆さまも事業計画を立てられると思います。きっちりとした事業計画書までいかなくても、「今年度は、こんなことに取り組もうかな」と考えを巡らされると思います。
経営の進むべき方向性を考える際に、まず重要なのが、目的を明確にすることです。「自社はどこに向かって進んでいるのか?」「何を目的に会社を経営するのか?」を原点に立ち返って考えてみる必要があります。

自己啓発本のベストセラーである『7つの習慣』(スティーブン・コヴィー著)にも、人生で成功するための一つの習慣として、まず「目的を持って始める」ことが記されています。私は、学生時代にこの本に出会い、自分の生きる目的は何か?自分の使命は何か?真剣に考え、新潟の偉大な先輩達のように「新潟の地域経済・地域社会に貢献する企業を創る」と決意しました。
この『7つの習慣』では、目的を明確にし、個人的な「ミッション・ステートメント」を書くことを勧めています。「ミッション・ステートメント」とは、人生の中で自分はどうありたいのか、何をしたいのかを文章で表現するものです。私は学生時代に3ヵ月間かけ、この「ミッション・ステートメント」を作り、それ以来、ずっと手帳に書いて持ち歩いて、常々見返しています。

企業経営においても、企業の存在理由として「経営理念」や「ビジョン」といったものがあります。経営理念の重要性は、至る所で言われていますし、皆さまの会社でも定められ、唱和したり、額に飾ったりしていることかと思います。
経営理念は、普遍的な大きな方向性なので、どうしても漠然としてしまいがちです。当社のビジョンも「地域で一番笑顔を集める会社になろう!」というもので、抽象的な表現になっています。よく聞く「地域に貢献する会社になろう」「お客様を幸せにしよう」といった理念もそうです。経営理念は、時代が変わっても普遍的なものを示しているので、漠然とすること自体、仕方のないことだと思います。
そこで、お勧めするのが、経営理念をもう一歩落とし込んだ、「ミッション・ステートメント」を作ることです。ミッション・ステートメントは会社の憲法であり、会社が宣言する約束です。憲法ですので、改正することは可能です。時代の変化や社会のニーズに応じて5年・10年単位で見直すと良いでしょう。

例えば、当社の「ミッション・ステートメント」は以下の通りです。
Ⅰ.販売・営業のパートナー
私たちは、常に知識・スキル・ノウハウの向上に努め、 私たちが持つ英知と情熱の全てをお客様に捧げ、 お客様の販売・営業面の信頼できるパートナーとなります。
Ⅱ.地域社会を豊かにする仕組みづくり
私たちは、培ったノウハウを最大限に活用し、新しい発想と行動力により、地域社会を豊かにする仕組みを構築し、 地域社会に必要とされるサービスを提供します。
Ⅲ.学び続ける組織
私たちは、ビジネス・マーケティングのプロフェッショナルとして、 スタッフ一人一人が自己成長を図り、 共に切磋琢磨し、学び続ける組織となります。

実は、ここからがポイント。経営理念やミッション・ステートメントを制定している企業は多いと思いますが、それを社員に意識付けし、浸透させることに苦慮されている方も多いと思います。人間は言葉や文章ですと、なかなか頭に入ってきません。脳全体を活性化させ、頭と身体に浸透させるには、イメージ・視覚に訴えることが重要です。

そこで当社は、お客様の真のパートナーとなるべく、お客様を恋人のように想い、接しようと『 I Love Client 』の壁紙を作りました!当社のスタッフのパソコンを開くと常に、この画面が出てきます。意識はしなくても、イメージとして潜在意識にミッション・ステートメントが入ってくるようになります。

「ミッション・ステートメント」とは、企業そしてそこで働くスタッフの使命。文字通り「命を使って」達成すべき約束です。この1年間、グローカルマーケティングがどのようにこのお約束を果たしていくか、是非楽しみに見ていてください!

今井 進太郎
グローカルマーケティング(株)
代表取締役
トキっ子くらぶ 代表
中小企業診断士/1級販売士


悠太郎と菜月のミッションは、家族に笑顔をもたらすこと!

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