2022年はオンライン化・デジタル化がますます加速する一年になるでしょう。DX(デジタル・トランスフォーメーション:オンライン化・デジタル化によってビジネスモデルや働き方を変革していくこと)という言葉は、概念の段階から実践の段階に移るでしょう。
DXはお金をほとんどかけずに実践できます。今回の商売繁盛コラムでは、当社での実践事例を一つご紹介します。
DXを推進する上で、まずは「目的」や「課題」を明確にすることが重要です。例えば、当社では人財育成に力を注いでおり、スタッフの成長スピードを上げることが課題でした。「人財育成」という目的、「スタッフの成長スピードの加速化」という課題に対して、デジタルツールを使って取り組めることはないか考えました。
私が考えたのは、社内で学びのチャンネルを立ち上げることでした。当社のノウハウを動画でいつでも見られるようにしようと思いました。そして、お金をかけずに、その仕組みを作りました。その名も「半端ない自己成長チャンネル」です!構築のステップは簡単、以下の通りです。
①ZOOMでノウハウを収録
社内勉強会やサービスレクチャーを動画で収録します。ZOOMは収録が簡単にでき便利です。社内勉強会はZOOMで開催すれば簡単に録画にできますし、一人でZOOMを立ち上げ、収録することも可能です。
②YouTubeチャンネルにアップ
ZOOMで撮ったデータをYouTubeチャンネルにアップします。YouTubeチャンネルは無料で作成できますし、限定公開にすればURLを知っている人しか見られないので、社内のみの公開とすることが可能です。
③各動画のURLをスプレッドシートに張り付け
Googleのスプレッドシートに、YouTubeチャンネルにアップした動画のURLを張り付けます。これを社内のイントラネットや掲示板に張り付けるだけで完成です。当社では、ZohoConnectというツールを使っているので、そちらでいつでも見れるようにしています。
機能的で安価なデジタルツールが数多く出ている時代、我々に求められるのは、構想力です。デジタルツールは、あくまで「ツール」です。目的を果たし、課題を解決するために、デジタルツールをいかに活用していくか、その力を皆さんと一緒に磨いていければと思います。


電話から問い合わせる お気軽相談ダイヤル 0120-011-913
私がこの記事を書きました!
グローカルマーケティング株式会社
今井 進太郎(クリックでプロフィールへ)