経験と勘をデータで強化する|中小企業のためのデータドリブン経営実践研修
「データドリブン経営が重要だとは分かるけど、何から始めればいいの?」そう感じていませんか。本研修では、巨額の投資や複雑なシステムではなく、Google WorkspaceやMicrosoft 365といった身近なツールを活用した、中小企業が明日から実践できるデータドリブン経営の手法をお伝えします。情報の一元化からAIを活用した分析まで、豊富なワークを通じて具体的な実践方法を体験していただきます。経験と勘を否定せず、それをデータとAIで強化する、実践的な経営研修です。
この研修の3つの特徴
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データ基盤の構築から活用まで、体系的に学べる
情報の一元化という基盤づくりから、BIツールでの可視化、AIを活用した分析まで、データドリブン経営に必要な要素を体系的に習得します。「何から手をつければいいか分からない」状態から脱却できます。
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Google WorkspaceとMicrosoft 365の実践的な活用法が分かる
Gemini/Copilotでの中期経営計画策定、Looker Studio/Power BIでのダッシュボード作成、AppSheet/Power Appsでの業務アプリ開発など、すでにお使いのツールの高度な使い方を実践的に学べます。
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生成AIとの対話術「What→Why→How」をマスターできる
生成AIから質の高い回答を引き出すための対話フレームワークを学び、実際に自社データを使った分析演習を行います。生成AIを単なる便利ツールから、経営参謀へと育てる方法が身につきます。
こんなお悩みありませんか?
- データ活用が重要だと分かっているが、何から始めればいいか分からない
- 社内の情報が個人のPCに散在し、必要な時に見つからない
- 中期経営計画を作りたいが、どう作ればいいか分からず先延ばしになっている
- Microsoft Excelで毎月手作業でグラフを更新するのに時間がかかっている
- 経営判断を経験と勘だけに頼っているが、客観的な根拠も欲しい
この研修で得られること
本研修を通じて、貴社はこのような変化のきっかけを得られます。
- データドリブン経営の全体像が理解でき、自社で何から始めるべきかが明確になる
- Google WorkspaceやMicrosoft 365を活用した、具体的なデータ基盤構築の方法が分かる
- 生成AIとの効果的な対話術が身につき、中期経営計画の策定や業績分析に活かせるようになる
- データは大切だと思っているが、社内の情報がバラバラに保存されていた
- クラウドストレージへの一元化ルールを策定し、情報資産として管理できるイメージが掴める
- 業績の振り返りは月末にExcelで手作業でグラフを作成していた
- BIツールで自動更新されるダッシュボードを構築し、リアルタイムで状況把握できるようになる
- AIに質問しても表面的な回答しか返ってこなかった
- What→Why→Howの順で問いかけることで、経営課題の本質的な分析ができるようになる
研修でお伝えできること
貴社の課題や目的に合わせ、これらの要素を自由に組み合わせ、最適な研修を設計します。お客様のご要望に応じて、開催時間、内容は柔軟にオーダーメイド致します。こちらに記載のない内容でもご要望に応じてご提供可能です。
データドリブン経営の全体像
・なぜ今、中小企業にデータドリブン経営が必要なのか
・成功への2つのステップ:①情報資産の一元化、②AIとツールによる活用
・データピラミッドの考え方:結果の数字、要因の数字、行動の数字
・トップのリーダーシップが成功の鍵:最初の3ヶ月をどう乗り切るか
【基盤構築】情報資産の一元化と蓄積
・Google Drive / Microsoft SharePointへの情報集約の進め方
・【ワーク】自社の情報がどこに散在しているかを可視化する
・データ入力ルールの策定方法
・セキュリティを確保しながら情報共有を実現する設定
【計画】生成AIと共に中期経営計画を策定する
・Gemini / Copilotを「壁打ち相手」として活用する方法
・【演習】AIとの対話を通じて、3年後のビジョンを言語化する
・社員のエンゲージメントを高める計画書の作り方
【可視化】BIツールで業績をリアルタイムに把握する
・Looker Studio / Power BIの基本操作
・【演習】売上推移、商品構成比、新規・リピート比率のダッシュボード作成
・Microsoft Excelのスナップショットから、リアルタイムの計器盤へ
【入力】業務アプリでデータ入力を仕組み化する
・AppSheet / Power Appsの活用法
・【デモ】スマートフォンから選択式で入力できる日報アプリの実例
・ノーコードで自社専用アプリを作る手順
【分析】AIで非構造化データを読み解く
・議事録や報告書からAIが問題の仮説を抽出する方法
・【演習】複数月の会議議事録をAIに分析させ、売上不振の根本原因を探る
・Google Drive / Microsoft SharePointに保存された文書データの活用術
AIを経営参謀に育てる対話術
・AIから質の高い回答を引き出す「What → Why → How」フレームワーク
・【演習】自社の売上データをもとに、What(現状把握)→Why(原因分析)→How(打ち手提案)の順で対話する
・Geminiの「Gem」機能で分析プロセスを仕組み化する方法
明日から始めるアクションプラン
・【ワーク】自社で最初に取り組むべきステップを明確化する
・導入初期の3ヶ月をどう乗り切るか:現場の抵抗への対処法
・データドリブン経営の定着に向けたロードマップ作成
モデルカリキュラム案
5時間のモデルカリキュラムです。内容はオーダーメイドにて設計させて頂きます。
| 【講義】なぜ今、データドリブン経営が必要なのか | 中小企業を取り巻く環境変化と、データドリブン経営の全体像(2つのステップ)について講義形式で学びます。他社の成功・失敗事例を通じて、取り組みの重要性を理解します。 |
|---|---|
| 【ワーク】自社の情報資産を棚卸しする | 自社の情報がどこに散在しているか、どのようなデータを収集すべきかを、データピラミッドのフレームワークを使って整理します。情報一元化のルール案を検討します。 |
| 【演習】AIと対話して中期経営計画の骨子を作る | Gemini / Copilotを実際に操作しながら、AIを壁打ち相手として活用し、自社の3年後のビジョンや戦略の骨子を言語化する演習を行います。 |
| 【演習】BIツールでダッシュボードを作成する | Looker Studio / Power BIを使って、実際の売上データから自動更新されるダッシュボードを作成します。リアルタイムでの業績把握の便利さを体感します。 |
| 【デモ】業務アプリで入力を効率化する | AppSheet / Power Appsで作成された日報アプリや案件管理アプリのデモを見ながら、ノーコードでの業務アプリ開発の可能性を学びます。 |
| 【演習】AIとの対話術「What→Why→How」を実践する | 自社の売上データや議事録を使って、AIとの段階的な対話(現状把握→原因分析→打ち手提案)を実践。質の高い分析を引き出す対話術を習得します。 |
| 【ワーク】自社のアクションプランを策定する | 研修で学んだ内容を基に、自社で明日から取り組むべき具体的なステップ、導入初期の3ヶ月のロードマップを作成します。発表・まとめ・質疑応答を行います。 |
実施要項
| 対象 | 経営者、経営幹部、DX推進担当者など、データを活用した経営判断に関心のある方を対象とします。 |
|---|---|
| 想定時間 | 2時間~10時間 ※貴社のご要望に合わせ、オーダーメイドで調整いたします。 |
| 形式 | 貴社へ訪問しての集合研修 / オンライン(Zoom等) ※全国対応。オンラインの場合、配信環境は弊社でご用意します。 |
| 費用 | お見積もりをご依頼ください。 人数や内容に応じた最適なプランをご提案します。 |
| リーガルライン | ・ChatGPTはOpenAIの登録商標です。 ・GeminiはGoogle LLCの登録商標です。 ・NotebookLMは、Google LLCの登録商標です。 ・Google Workspace、Google Drive、Gems、AppSheet、Looker Studioは、Google LLCの登録商標です。 ・Microsoft Copilotは、Microsoft Corporationの登録商標です。 ・Microsoft 365 Copilot、Microsoft 365、 Microsoft SharePoint、Power Apps、 Power BIは、Microsoft Corporationの登録商標です。 本講座、セミナーは上記各社によって推奨、後援、公認されたものではなくグローカルマーケティング株式会社が独自に実施するものです。 |
よくあるご質問(FAQ)
PC操作に不慣れな社員が多いのですが、参加できますか?
はい、問題ございません。本研修は、基本的なタイピングができればどなたでもご参加いただけるよう、専門用語を避け、分かりやすい言葉で丁寧に進めます。
当社の業界に特化した内容にカスタマイズできますか?
はい、可能です。建設業、小売業、士業など、様々な業界に特化した事例を取り入れたカスタマイズ実績がございます。貴社の課題をヒアリングし、最適な内容をご提案します。
研修内容を自社向けにアレンジできますか?
喜んで対応させて頂きます。
有料サービスを契約していることが参加条件ですか?
本研修は、Google Workspace(有料版)またはMicrosoft 365(有料版)の利用を前提としていますが、利用イメージを掴みたいという目的で受講いただくことは可能です。
関連資料ダウンロード
このプログラムをはじめ、その他の研修・セミナー内容をまとめたカリキュラム資料をご用意しています。
人財育成や組織づくりのヒントを得たい方、情報収集段階の方も大歓迎です。