取締役COO 兼 コンサルティング部長
新潟県燕市に本社を置く、建設・製造業の吉田工業様より人事評価制度策定のご依頼を頂きました。
Table of Contents Plus
人事評価制度策定の目的
・吉田工業様懇親会の場で社員から社長へ「どのような仕事をすれば評価されるのか分からない」との声があり、会社が社員に求めるものを明確に示し、努力の方向性を揃えることで、人財育成(成長)、企業の競争力強化、働きがいのある職場風土づくりをしていきたいという目的がありました。
人財育成(成長):
・人財の成長を主眼に置き、社員に気付きを与え成長を促すこと。
企業の競争力強化:
・目指すべき姿や努力すべきことが明確になり社員のモチベーションを向上させること。
働きがいのある職場風土づくり:
・主体的に学び成長していく風土を作ることに寄与すること。
ご支援内容
120分×6回のプロジェクト会議を約3か月の期間で実施し、人事評価表・等級表を作成しました。
その後、人事評価制度の社内説明会、評価者研修を実施させていただきました。
1回目 | 人事評価制度策定の目的を確認。吉田工業様が大切にする考え方に基づき、人事ポリシーについて討議。 |
2回目 | 1回目の議案を元に人事ポリシーを決定。併せて人事評価表内の評価観点、職種区分、評価回数等の評価項目を設計。 |
3回目 | 評価表項目の詳細について職種別、等級別に討議し内容を整理。評価表素案を作成。 |
4回目 | 前回作成した評価表素案の内容を基にブラッシュアップを行い、評価表修正版を作成。 |
5回目 | 4回目で作成した評価表を実際に使用し模擬評価を実施。模擬評価を通して挙がった意見を基に評価表をブラッシュアップ後、トライアル運用期間等のスケジュールを確認。 |
6回目 | 前回までの内容・成果物について改めて確認。併せて評価者研修実施について目的や流れをご説明。 |
社内説明会 | 人事評価制度の目的をはじめ、評価観点や等級制度、目標達成に対する考え方等について社内の皆様へご説明。 |
評価者研修 | 人事評価の基本と原則、効果的な面談の進め方をご説明後、ケーススタディを実施。 |
成果物(一部抜粋)
お客様の声
人事評価制度をつくることで会社が社員に何を求めているかはっきり示せるようになったことが良かったです。若い社員も多いのでそういった社員が活躍できる環境をつくることにも繋がると思います。当社の仕事は一人で案件に対応することも多いので、この制度を運用することによって他の人がどのような仕事をしているのかということを知ろうとするきっかけにもなると思います。お互いの頑張りを認め合い、高め合っていけるように制度を運用していきます。
今回の人事評価によって「会社が社員に何を求めるか」を明確にし、仕事ぶりのフィードバックを出来る体制が整いました。制度の運用を通じて人財育成に取り組んでいらっしゃいます。
吉田工業様、ありがとうございました!