事例

【英語がニガテでもおもてなしを!】生成AI×インバウンド対応セミナー&Google マップ活用セミナー

2025.06.10
企業名
相川商工会様
業種
商工会・商工会議所
ホームページ
https://r.goope.jp/sado-aikawa/

ご依頼いただいた背景

新潟県佐渡市は豊かな自然と独自の歴史・文化に恵まれ、近年訪日外国人観光客が増加しています。そして2024年の7月に「佐渡島(さど)の金山」として世界文化遺産の登録を迎えました。しかし、観光関連事業者の皆様からは、多言語対応の遅れとコミュニケーションへの不安の声が寄せられていました。特に、飲食店や小売店では、言葉の壁が顧客満足度低下に直結する懸念がありました。

これらの課題に対し、相川商工会様は、地域の会員事業者様が自立的にインバウンド対応力を高められるような、実践的なセミナーの開催を検討されていました。

研修内容

<1日目>インバウンド対応のための生成AI活用セミナー
○目次
・マーケティングの考え方
・Chat GPTとは
・インバウンド集客におけるChat GPT活用法

◯内容
佐渡市の観光データに基づき、インバウンドの現状と課題を共有し、「売れる仕組みづくり」の重要性を解説しました。特に、現地での情報収集行動に合わせたアプローチを強調しました 。次に、代表的な生成AIであるChatGPTの概要と、商品・メニュー紹介や説明文の作成・翻訳、SNS投稿のアイデア出しといった具体的な活用法を、実演を交えながらお伝えいたしました。さらに、生成AIで作成したテキストを活かし、デザイン知識がなくても販促物(チラシ、メニュー表など)が作成できるCanvaの活用法もご紹介しました。
<2日目>Googleマップ活用セミナー
◯目次
・集客にGoogle マップが重要な理由
・Google ビジネスプロフィールの概要とおさえておきたいポイント
・Google ビジネスプロフィールのオーナー登録

〇内容
店舗型ビジネスにおいて重要な集客施策である「Google マップ」の活用に焦点を当てました 。まず、Google マップが集客に不可欠な理由として、「場所」と「ジャンル」での検索行動の多さや、来店前の情報収集に使われる点を解説しました 。特にお店の基本情報、魅力が伝わる写真、最新情報、商品・サービス、そしてクチコミの掲載・返信といった、顧客が来店前に知りたい情報を充実させる要点をお伝えいたしました。最後に、これらの機能を活用するためのGoogle ビジネスプロフィールのオーナー登録の手順を解説し、店舗でできるお客様への情報発信体制を整えることの重要性を学んでいただきました。

ご担当者様の声

「佐渡島(さど)の金山」が世界文化遺産登録となり、実際に多くの観光客が佐渡の相川へ訪れるようになったので、今回のセミナーには相川地区の観光関連事業者の方が中心に参加をしてくれました。
セミナーを終えて参加者様から、「生成AIを活用することで簡単に翻訳やPR文の作成ができることにびっくりした」「Google マップは普段から活用しているが、未だ活用できていなかった点があり、発見できてよかった」という声などをいただき、この内容のセミナーを計画してよかったと感じました。
相川商工会 経営指導員 土屋様

最後に

「人手不足だから」「言葉が通じないから」と諦めるのではなく、生成AIのような便利なツールを賢く活用することで、誰もが手軽にインバウンド対応を進められる時代になりました。世界遺産登録というこの好機に、このようなセミナーを開催させていただきました。このセミナーが、参加された事業者様にとって、インバウンド集客への大きな一歩となり、佐渡の観光産業のさらなる発展に繋がることを心より願っております。

弊社は、これからも地域の中小企業や小規模事業主の皆様の成長を支援し、時代の変化に対応できる地域づくりのサポートしてまいります。同様の課題をお持ちの企業様や支援機関様は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

※Google マップ、Google ビジネスプロフィールは Google LLC の商標です。

私が担当しました!
石田 和晋

コンサルティング部 コンサルタント

「うちみたいな小さなお店なんて…」と思っていませんか? どんなお店であっても、きっとお客様にご満足いただける魅力や強みがあるはずです。 私は【小さなお店のパートナー】として主にBtoCの小規模事業者や…

遠藤 大志

営業部長

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