事例

店舗の売上を伸ばすための「売れる店舗&売れる売場づくりセミナー」

2025.12.05
企業名
鳥取商工会議所様
業種
商工会・商工会議所
ホームページ
https://tottori-cci.or.jp/

ご依頼いただいた背景

鳥取県 鳥取商工会議所様からご依頼を受け「売れる店舗&売場づくりセミナー」を実施いたしました。小売・サービス事業者の多くがネット通販の普及や人手不足といった課題に直面する中で、地域の店舗オーナー様に向けて集客力・販売力・商品力を高めることで「選ばれるお店」になるためのヒントを提供したい、というご要望をお持ちでした。

弊社から大きな投資費用をかけずに取り組める「思わず手に取りたくなるような売場」や「商品の魅力を伝える販促ツール」といった店舗ビジネスの方に向けた具体的なノウハウをお伝えするセミナー企画をご提案し、実施させていただきました。

研修内容

○目次
・売れる店舗の仕組みづくり
・売上アップの方程式
・お客様が思わず買いたくなる売場の作り方
・お客様の心を動かすPOP作成術

◯内容
本セミナーでは、店舗の集客力・販売力・商品力を総合的に高めるための実践的な仕組みづくりを解説しました。まず、売れる店舗とは「ヒト(お客様、スタッフ)×モノ(商品)×ウツワ(店舗・売場)」の掛け算であることをお示しし、「どんなお客様に」「どんな時に」「どんな気分に」なってほしいかを考える、「売り手の視点」から「買い手の視点」への転換を促しました。

次に、売上アップの具体的な戦略として、売上高を「客数 × 客単価 × 購入頻度」に分解し、どの項目に注力すべきかを明確にする売上アップの方程式を解説しました。そして、売場づくりの核として、商品の魅力を視覚に訴えかけるVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)の手法を具体的に指導しました。VMDを「目・足・手」の3ステップで捉え、店舗のコンセプトを伝えるVP、商品の魅力を伝えるPP、手に取って選んでいただくIPの連動性を事例とともに学んでいただきました。また、すぐに使える商品陳列のクニックをご紹介しました。
さらに店頭で使える販促ツールであるPOPについて、単なる価格表示ではなく、商品の価値やストーリーを伝えるための「もの言わぬ接客員」として捉え、具体的なフレーズを紹介しながら実際の売場での販促活動に活かすことをお伝えしました。

ご参加様の声(一部抜粋)

・初めてのセミナーでしたがとても勉強になりました。お客様視点で接客できるように明日より実践していきたいと思います。
・分かっていたような気持ちでしたが、商品ひとつとっても考えさせられることも多く、今後の参考にしたいです。
・第三者の目線で販売する商品が幅広くイメージできた。お客様のお困りごとを助けてあげられる販売員になります。

ご担当者様の声

お金をかけなくてもできる、思わず手にとってしまう商品の陳列方法やPOPなどについて、なるほど!と思うような具体的な事例とともに説明していただきました。また、そのような作業面だけでなく、売上アップのためにはきちんと方程式や仕組みがあることも教えていただき、受講者のみなさまが熱心に聞き入り、音楽を交えたワークでは楽しそうにディスカッションする姿が印象的でした。このセミナーで気づきを得たというような感想やお礼の言葉をもらうことができ、多くの方に学びが確かに届いたことを感じました。

鳥取県 鳥取商工会議所 セミナーご担当者様

最後に

今回のセミナーでは、VMDという売場づくりの基本概念を地域の事業者が「すぐに試せるテクニック」に落とし込み、参加者様ご自身の店舗に置き換えて考えていただくことに重点を置きました。また参加者様同士のディスカッションや実際の取扱商品に合わせたワークショップなど手を動かしていただき、ワクワクしながらお取組みいただきました。

弊社では全国の中小企業や小規模事業者様でもすぐに実践できる手法を含めたマーケティングをはじめとした多様なテーマのセミナー・研修をご提供しています。同様の課題をお持ちの企業様や支援機関様は、ぜひ当社までお気軽にご相談くださいませ。

【関連コラムを読む】

私が担当しました!
石田 和晋

コンサルティング部 コンサルタント

「うちみたいな小さなお店なんて…」と思っていませんか? どんなお店であっても、きっとお客様にご満足いただける魅力や強みがあるはずです。 私は【小さなお店のパートナー】として主にBtoCの小規模事業者や…

則政 亜香梨

営業部 プランナー

「あなたの灯りになりたい」お客様の想いを実現するために、プランナーとして課題を明確にし、その解決策をご提案します。

マーケティング・人財採用育成・デジタル業務効率化に関するお問い合わせはこちら

お気軽にお問い合わせください。

  • 売上を伸ばすために何から手を付ければいいか分からない。
  • 人手不足で困っている、募集しても集まらない。
  • せっかく採用できても定着しない。
  • 社員の育成に力を入れたい。
  • デジタルを活用した業務効率化を図りたい。
  • 生成AIを活用したいけど何から取り組めばいいか分からない。