コンサルティング部 シニアコンサルタント
ご依頼の背景
50年以上にわたり地元地域のインフラを守り続けている建設会社様からのご依頼です。高速道路などの大規模プロジェクトも担う確かな技術力と安定した経営基盤をお持ちですが、現場を担う道路舗装スタッフの人財確保が大きな課題でした。
具体的には、仕事はあるものの、現場を支える若い力が足りず、求人を出してもなかなか応募に繋がらないという状況が続いていました。こうした状況を打破し、10年、20年先も地域に貢献し続ける組織を作るため、自社の魅力を再定義して理想の人物像に確実に届ける「人財採用の仕組みづくり(採用マーケティング)」のご依頼をいただきました。
ご支援内容
①「理想の求職者像」と「求職者ニーズ」の明確化
まず、20代から30代の若手・中堅社員の方々に直接インタビューを実施し、同社で活躍できる「理想の求職者像」と、ターゲットが抱く「潜在的なニーズ」を特定しました。

②ターゲットに刺さる価値と自社の魅力の整理
特定したターゲットのニーズに対し、自社のどのような特徴が価値として刺さるのか、弊社独自の採用戦略構築フォーマット「6マスシート」を用いて整理しました。

③採用キャッチコピーの策定
整理した価値をもとに、求職者の心に刺さる言葉を言語化。以下のキャッチコピーを策定しました。
「“無くならない仕事”で、10年後も胸を張れる自分に」
④ハローワーク求人票の改善
ハローワーク求人票の仕様を最大限に活用し、選ばれるための戦略的な見直しを実施しました。
職種名の28文字活用:単なる名称ではなく、「未経験歓迎」「地図に残る仕事!」といったメリットとやりがいを凝縮しました。
冒頭3行の注力:一覧時に表示される最初の3行に、やりがいや安定性、未経験への配慮を詰め込みました。
表現の平易化:未経験者が働く姿をイメージできるよう専門用語を避け、「線・文字・マークを描く」といった平易な表現に変更しました。
特記事項600文字のフル活用:福利厚生や資格取得支援などに加えて、会社見学の案内を記載し、応募への心理的なハードルを下げました。
また、一覧時に表示される最初の3行に、やりがいや安定性、未経験への配慮を詰め込み、詳細ページを確認してもらうための工夫を施しました。さらに、未経験者が働く姿を具体的にイメージできるよう専門用語を避け、「線・文字・マークを描く」といった平易な表現に変更したほか、求人に関する特記事項をフル活用して、評価制度の詳細や福利厚生、会社見学の案内などを記載し、応募への心理的なハードルを下げました。

成果
ハローワークという既存の無料チャネルを、伝え方一つで自社の魅力を届ける有効な採用ツールへと見直したことで、以下の成果が得られました。
現場作業員2名の採用:ハローワーク経由で道路舗装作業スタッフ2名の採用を実現しました。
採用の型の確立:職種名や仕事内容の書き方のコツを組織として習得し、他の職種にも応用可能なノウハウが蓄積されました。
お客様の声
これまでハローワークに求人を出していても全く反応がなく、半ば諦めていたところもありました。それが、今回のプロジェクトで求人票の内容を見直しただけで、実際に応募が届いたことには本当に驚きました。今までは「どの媒体に出せば人が来るのか」ということばかりを気にしていましたが、大切なのは媒体選びという表面的なことではなく、採用戦略として「誰に何を伝えるか」を突き詰めて考えることなのだと痛感しました。自分たちが当たり前だと思っていた仕事の価値を、求職者の視点で整理してもらえたことが、結果に直結したのだと感じています。(代表取締役 社長様)
成功のポイント
今回の成功の鍵は、既存社員インタビューによりターゲットとなる求職者のニーズを明確にとらえ、その上で、同社が持つ強みや魅力を、求人票という限られたスペースの中で過不足なくマッチングさせたことにあります。
今後も弊社は、人財採用に課題を抱える企業様のサポートに尽力し、成功に向けた最適なご提案をしてまいります。お客様に合った最適な施策選定の無料相談も受け付けておりますので、ぜひお気軽にご活用ください。
改めまして、本プロジェクトにご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。地域の安全を守り、未来を創る皆様のさらなる発展を、これからも応援しております。