産学連携推進室長/長岡高専コーディネーター
1.≪ご支援概要≫
JREローカルハブ燕三条様の1周年記念として、「産学連携企画を通して企業の課題解決に繋げるきっかけづくりと産学間の交流による地域を活性化」を目指し、企画されました。長岡高専との共催となった「お困りごとの相談窓口」は、県央地域の企業5社にお困りごとをご発表いただき、その後教員8名、コーディネーター・スタッフ7名と個別ブースに分かれて、解決に向けた交流、ディスカッションを行いました。
2. ≪ご支援内容≫
2.1 企画立案・事前説明会の実施
JREローカルハブ燕三条の1周年記念企画として、オンラインセミナーにて「長岡高専の活動紹介」と「お困りごとの相談窓口の案内」を行いました。
2.2 出展5社の企業訪問・お困りごとシート作成
事前にご出展いただく企業5社の皆様へ課題のヒアリングを行い、「お困りごとシート」を作成しました。
2.3 当日の流れ
13:00~13:10:開会式
JR新潟支社樋口様よりJREローカルハブ燕三条のご紹介、開会の挨拶
13:10~13:40:課題発表ピッチ(5分間×5社)
13:40~13:00:参加者1分間自己紹介
14:00~16:25:課題相談(25分×5社)
16:25~16:30:閉会式
長岡高専村上先生より閉会のご挨拶
・開会のご挨拶
・お困りごとピッチ
・お困りごとの相談の様子
・集合写真
3.≪最後に≫
ご参加いただいた企業様からは「今まで課題解決型インターンシップなどで教育機関にお世話になることが何度かありましたが、今まで具体的な現場改善への技術相談ができる機会がなかったので貴重でした。」「初めて高専の先生とお話ししたが、親身になって課題解決のアドバイスをいただき、とても助かりました。」など、お喜びの声をいただきました。
参加した先生からも「当日は担い手確保や生産性向上など、業界共通の問題から、考えたこともなかった問題まで多岐にわたりました。教員側も多様で、加工技術からAIに至るまで、様々な専門分野を持つ教員が集い、知恵を出し合いました。企業にとって、自社の問題をオープンにすることには、とても勇気が必要です。今回参加された全ての企業が現状と理想とのギャップを感じ、現状を打破したいという強い思いが伝わりました。我々も当事者が目の前にいると、何とか力になりたく、皆が真剣に問題に向き合いました。まさに異分野融合のオープンイノベーションでした。参加した企業のほとんどが大学や高専への相談が初めてでしたが、沢山の産学連携の種ができました。これを機にどうぞ気軽に高専へお越しください。NGOK!長岡高専です!」との心強いお言葉をいただきました。
こうしたイベントをきっかけに技術相談や共同研究など、産学連携のきっかけになれば幸いです。当社産学連携推進室では、長岡高専のコーディネーターを担っておりますので、いつでもお気軽にお声掛け下さいませ。