コラム

誰でも簡単に商品をアメリカで販売できる!Amazon.comとは?

2023.06.22

こんにちは!コンサルタントの藤井俊介です。
今回はアメリカの巨大ECモール「Amazon.com」について、お話しをしたいと思います。

拡大を続ける世界のEC市場

今、世界のEC市場が大幅に拡大しています。
経済産業省のレポートによると、世界のBtoCのEC市場規模は2019年は3.35兆USドルでしたが、2025年には7.39兆USドルにまで倍増すると推計されています。

世界のBtoCのEC市場規模(単位:兆US ドル)>

世界のEC市場

更に、国境を超えたEC取引である「越境EC」の市場に着目すると、2019年は0.78兆USドルでしたが、2026年には4.82兆USドルにまで拡大すると予測されています。

<世界の越境ECの市場規模の拡大予測>

世界の越境EC 市場規模の拡大予測

アメリカのEC市場

その世界のEC市場を大きく牽引している国の一つがアメリカです。
以下は2021年の国別のEC市場規模ですが、アメリカが19%と、世界市場の5分の1を占めています。

国別のEC市場シェア

国別EC市場シェア(単位:%)

そして、アメリカのEC市場において、市場シェア約40%というダントツの数字でトップに君臨しているのがAmazon.comです。

Amazon.comについて

普段、日本に住む私達がAmazonで買い物をしたり、Amazonプライムでビデオを観たりするときは、Amazon.co.jpというサイトを利用しています。これは簡単に言えば「Amazonジャパン」で、ユーザーのほとんどが日本在住の日本人です。一方で、本家本元の「Amazonアメリカ」はAmazon.comというサイトとなっています。つまり、日本製品をアメリカで売りたいなら、Amazon.comに出店すれば良いわけです。

<Amazon.comのショッピング画面>

amazon beer cup

Amazon.comを利用するメリット

素晴らしい品質やポテンシャルを持つあなたの会社の商品をアメリカで販売するなら、Amazon.comへの出店がオススメです。理由は下記の通りです。

・アメリカEC市場シェア約40%というダントツの数字
・誰でも簡単に、低コストで、アメリカで商品を販売する事ができる
・受発注やデリバリー、クレーム対応などの顧客対応業務を、Amazon側が対応してくれる

FBA(Fulfillment by Amazon)というAmazonのサービスを利用すれば、月額コスト約5,000円前後で、誰でも簡単にアメリカで商品を販売開始することができ、しかも、受発注・デリバリー・クレーム対応といった面倒な業務も全て、Amazon側が対応してくれます。

また、アメリカへの配送や輸出手続きについては、日本からAmazonアメリカ倉庫へ、多くの出店者の製品をまとめて輸出してくれる物流業者が増えてきましたので、そうした業者の相乗りサービスを利用すれば、低コストで簡単にアメリカに商品を輸出できます

Amazonのような海外ECモールを通じて、日本の商品を海外へ、誰でも簡単に低コストで販売できる時代がやってきました。
是非、こうしたECモールを活用して、あなたの会社も販路を世界に拡げてみませんか?

※参考資料
『令和3年度 電子商取引に関する市場調査 報告書』(経済産業省)
Top 15 Companies in the US, Ranked by Retail Ecommerce Share, 2021 & 2022』(emarketer.com)

2023年7月から、新潟県内の中小企業向けに、越境ECなどの業務を自社内で完結できる人材を育成する『デジタルマーケティング人材育成支援事業』が開始します。越境ECに取り組みたいけど何から始めたら良いかわからない、という事業者様はぜひ本事業をご活用ください。

『令和5年度デジタルマーケティング人材育成支援事業』の詳細はこちら

私が担当しました!
藤井 俊介

コンサルティング部 コンサルタント

『デジタル化を推進して売上を伸ばす』あなたの会社のデジタルマーケティングを担当します。マーケティングとデジタルツールの力で売上アップを実現します。

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