当サービスが解決できる課題
- 社員のモチベーションが上がらず主体的に動いてくれない
- 経営理念やビジョンが社員にうまく伝わっていない
- 採用してもすぐに辞めてしまい定着率が低い
- 社員によってお客様への対応やサービス品質に差がある
- 部署間の連携が悪く会社全体としての一体感がない
インナーブランディング
インナーブランディングは、社内に対して自社の理念やブランドを伝えていくことを通じて「社員の意識」を変え、組織を活性化させる取り組みです。理念を言語化するところから社内に浸透させて行動を変えるところまで、伴走しながらご支援致します。

支援できる内容
【支援の概要】
まず、会社の現状、大切にしている想い、そして抱えているお悩みを、経営者や社員の方々への丁寧なヒアリングを通じて整理します。現状分析に基づき、インナーブランディングを通じて「どのような組織になりたいか」というゴールを明確にします。
次に、そのゴールから逆算し、状況に合わせた具体的で実践可能なアクションプランを一緒に策定します。「計画だけ立派で実行されない」という事態を避けるため、具体的な施策の実行段階まで伴走しながらご支援致します。定期的な進捗確認と効果測定を行い、状況に合わせてプランを柔軟に見直しながら、着実に成果へと繋げていきます。
【支援内容一覧】
✓ 現状把握と課題特定(ヒアリング)
✓ 理念・ビジョンの言語化・浸透支援
✓ 実践的な行動計画(アクションプラン)の策定
✓ 社内研修・ワークショップの企画・実行
✓ 効果測定と定着化に向けた仕組みづくり支援
【支援内容の詳細】
- 現状把握と課題特定(ヒアリング)
「会社が目指す方向や将来のありたい姿は何となくイメージできているけど言葉にするのが難しい」という企業の想いを形にするためにヒアリングを実施します。経営層へのヒアリングはもちろん、必要に応じて現場で働く社員の方々へのインタビューを実施し、組織のリアルな状況を多角的に把握します。 - 理念・ビジョンの言語化・浸透支援
「想いはあるのに、社員に響いていない」という状態を突破するために、理念・ビジョンを言語化します。そして、理念が社員にとって「自分ごと」に感じられるように浸透施策までご支援します。私たちは、経営者の想いを丁寧に紐解き、社員にも共感され、日々の行動に繋がるような「伝わる言葉」への翻訳(言語化)をお手伝いします。また、ただ言葉を作るだけでなく、ワークショップなどを通じて社員自身が理念の意味を考え、自分たちの言葉で語れるようになるプロセスを重視し、真の浸透を支援します。 - 実践的な行動計画(アクションプラン)の策定
「絵に描いた餅」で終わらない、実効性のある計画こそが中小企業には必要です。理念・ビジョンを浸透させるために、「いつまでに」「誰が」「何を」「どのように」行うのかを明確にした、具体的な行動計画を作成します。人員やリソース状況を考慮し、無理なく、かつ着実に実行できるステップを設定し、日々の業務の中で実践できる具体的なアクションに落とし込むことで、「やらされ感」ではなく、主体的な取り組みを促します。
- 社内研修・ワークショップの企画・実行
インナーブランディングの成功には、社員一人ひとりの理解と協力が不可欠です。理念やビジョンへの共感を深めたり、新しい行動を促したりするために、課題や目標に合わせたオーダーメイドの研修やワークショップを企画・実行します。一方的な講義形式ではなく、参加型のディスカッションやグループワークを多く取り入れ、「楽しく学べて、理念が腹落ちし、明日から行動に繋げられる」ような、気づきと行動変容を促す場作りをします。 - 効果測定と定着化に向けた仕組みづくり支援
「やりっぱなし」にせず、取り組みの成果をきちんと可視化し、継続的な改善に繋げることが重要です。施策開始前に、何をゴール(KPI)とするかを明確に設定。定期的な効果測定を実施し、その結果を分かりやすくフィードバックします。さらに、インナーブランディングの取り組みが一時的なもので終わらず、組織文化として根付くためのコミュニケーション施策や評価制度への反映など、定着化に向けた仕組みづくりもサポートします。
期待できる効果

社員の士気と主体性の向上
会社の目指す方向性が明確になり、自分の仕事への意義を再認識することで、社員のモチベーションが向上。指示待ちではなく、自ら考えて行動する主体的な人材が育ち、組織全体の活性化をサポートします。

組織の一体感と連携強化
共通の価値観や目標を持つことで、社員同士の相互理解が深まり、部署の壁を超えたコミュニケーションが円滑になります。チームワークが向上し、組織としての一体感が醸成され、生産性向上にも繋がります。

企業ブランド価値の向上
社員一人ひとりが自社の理念や価値を理解し、それに沿った行動をとることで、顧客への対応品質が向上。社内外への一貫したメッセージ発信が可能となり、企業の信頼性やブランドイメージ向上に貢献します。
当サービスの特徴
- 「かっこよさ」よりも「わかりやすさ」と「伝わりやすさ」
会社の理念を言葉にする際、難しい専門用語や抽象的な概念を用いた「何となくかっこいいけど何を言っているかよくわからない」といったものではなく、みんなが直感的に理解でき、すぐに実践に移せるような、わかりやすくて伝わりやすい言葉を選んでお伝えすることを徹底しています。(もちろん、かっこよさも大切にはします) - 中小企業に特化した伴走型支援
大企業向けの画一的な手法ではなく、制約がある中で最大の効果を出すための、中小企業ならではの課題や状況に最適化した支援を行います。計画策定だけでなく、その実行段階においても、研修講師やファシリテーターとして現場に入り込み、社員の方々と直接対話しながら施策が着実に進むよう伴走します。困ったこと、うまくいかないことがあれば、すぐに相談できる身近なパートナーとして寄り添います。 - 「実行」と「定着」へのこだわり
立派な計画書を作ることがゴールではありません。実際に組織が変わり、効果が継続してこそ意味があると考えます。そのため、計画段階から「どうすれば無理なく実行できるか」「どうすれば一過性で終わらず定着するか」を重視します。具体的なアクションプランの提示はもちろん、実行段階でのフォローアップ、効果測定、そして得られた学びを次に活かす改善サイクルの確立までご支援をすることで、「変化の実感」を持って頂けるように進めます。
サービス提供の詳細
※記載のサービス内容は一例です。お客様の状況に応じて最適なプランをご提案させて頂きます。
- 理念・ビジョンの言語化
・経営陣へのインタビュー(120分程度)
・現場社員へのインタビュー(30分×4名程度) ※必要に応じて
・理念・ビジョンの表現案作成
・フィードバック会議
・理念・ビジョンの確定 - 組織への浸透
・社員のベクトルを揃えるビジョン経営研修
・インナーブランディングの重要性を理解するワークショップ
・理念・ビジョンお披露目会
・自分ごととして考えるためのワークショップ - 実施形態
・ミーティング:オンラインまたは対面
・納品物:理念・ビジョン、社内説明用資料など
サービスの進め方・流れ
※当サービスの一般的な進め方をご案内します。お客様の状況により詳細実施内容はオーダーメイドで設計致します。
ありたい姿の整理
- インナーブランディングの推進を通じてどのような姿を目指すのか、という目的とゴールを設定したうえでプロジェクトメンバー全員の共通認識をもって進められるようにします。
浸透させたい理念・ビジョンの設定
- 理念・ビジョンの言語化から始める場合は、経営において大切にしている考え方や自社の強みの源泉などをヒアリングのうえ整理して言語化致します。既に理念・ビジョンの言語化がされている場合は、そこに込められた想いを引き出して整理致します。
説明資料作成
- 社内向けに説明するための資料を作成します。理念・ビジョンを記載するだけでなく、そこに込められた想いや、なぜ「ありたい姿」を目指すのかといったことまで腹落ちできるような伝わることを重視した資料を作成します。
お披露目・ワークショップ
- 作成した説明資料をもとに社員の皆さまに対するお披露目会を実施します。ただ説明するだけでなく、それを自分ごととして捉えて普段の意識や行動に反映できるようワークショップも併せて実施します。
FAQ
インナーブランディングとは、具体的に何をするのですか?
簡単に言うと「会社のファンを社員の中につくる」活動です。会社の理念や価値観を社員に深く理解・共感してもらい、誇りを持って働けるようにすることで、社員の行動を変え、組織を強くしていく取り組みです。具体的には、理念の分かりやすい言語化、社内コミュニケーションの改善、研修、評価制度の見直しなど、様々な施策を行います。
どのくらいの期間がかかりますか?
企業の規模や課題の深さ、目指すゴールによって異なりますが、目安としては、現状分析から基本的な計画策定まで3ヶ月程度、その後の施策実行と定着支援を含めると、半年程度を要することが一般的です。初回ヒアリングの際に、貴社の状況に合わせた具体的なスケジュール感をご提示します。
インナーブランディングに取り組むことで成果に繋がりますか?
はい、適切なステップで実践すれば、効果を実感頂けると考えています。社員のエンゲージメント向上、離職率の低下、顧客満足度の向上、採用力の強化といった具体的な成果に繋がるケースが多くあります。ただし、魔法のような即効薬ではありません。貴社と私たちが協力し、継続的に取り組むことで、着実に組織が良い方向へ変化していくことを目指します。
どのような社内体制を組めば良いですか?
経営陣だけでなく管理職や現場の方も巻き込んでプロジェクトチームを編成し、そこに当社コンサルタントが入らせて頂く形が多いです。経営陣にご参加頂くことでスピーディに意思決定するとともに、現場の方に入って頂くことで浸透をスムーズに進められます。人数は4~6名が望ましいですがご要望に応じて増減しても対応可能です。
日々の業務が忙しいのですが、対応できますか?
ご安心ください。会議の時間設定や資料作成の負担軽減など、できる限り貴社のご負担にならないよう配慮いたします。また、「実践的」な支援を重視しており、日々の業務からかけ離れた難しい課題を出すのではなく、現場で無理なく取り組めることから始めるよう計画します。