コンサルティング部 シニアコンサルタント
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≪セミナーの目的≫
経営者様・管理職様・現場スタッフの皆さまが、職場内のハラスメントについて正しい理解を深め、未然防止と適切な対応ができるようになることを目的に実施させて頂きました。特に「知らないうちに加害者・被害者になってしまう」リスクを踏まえ、下記4点の理解と実践力を高めて頂くことを狙いとしました。
✓ ハラスメントの定義と種類を正しく理解する
✓ ハラスメントが職場や経営に及ぼすリスクを知る
✓ 自分自身の言動を見直し、予防意識を持つ
✓ 万が一の際の、対応・報告手順を理解する

≪セミナー内容≫
このセミナーでは、ハラスメント対策認定アドバイザーの資格を保有するコンサルタントが、以下のプログラムを実施しました。
【1】ハラスメントの定義と種類
世間で認知の高いパワーハラスメント・セクシュアルハラスメント・マタニティハラスメントなどの種類に加え、昨今話題のカスタマーハラスメント・ホワイトハラスメントなど「不当なクレーム」「世代間ギャップ」「無意識の偏見」によるハラスメントについても取り上げました。法的な定義だけでなく、受け手の感じ方の重要性を重視し、「グレーゾーンの認識」を深める内容にしました。


【2】ハラスメントの影響とリスク
ハラスメントが及ぼす影響として、従業員のモチベーション低下、退職、社内トラブル、SNS拡散による企業イメージの悪化など、経営リスクをデータや実際の判例も交えてご紹介。「たった一言が会社全体に影響を与える」というリアリティを共有しました。また、「これってハラスメント?」という事例を基に、自身の発言や態度をチェックするワークを実施。「相手の立場に立つ」視点の大切さを、実感いただける内容を実施いたしました。

【3】ハラスメントの予防策(個人ワークも実施)
会社として実施するべき、ハラスメントに対して明確な方針の設定方法や従業員が気軽に相談できる相談窓口の設置方法などご説明させていただきました。また、管理職に求められる日頃の声かけや、定期的な1on1、相談しやすい雰囲気づくりの工夫など、組織としての予防策をお伝えしました。組織全体での「価値観のすり合わせ」の重要性にも触れ、「何がOKで、何がNGか」を明文化する手法も紹介しました。

【4】適切な対応と報告手順(個人ワークも実施)
万が一、ハラスメントが発生した際の初動対応の重要性を強調し、適切な対応方法をお伝えしました。二次被害(セカンドハラスメント)に繋がるケースなどを紹介しました。報告を受けたときの受け止め方、相談窓口の明示、記録の残し方まで、実務に即した解説を行いました。

≪お客様の声≫
今回のセミナーを主催していただいた石巻商工会議所様や受講した参加者様からは、
「内容が非常が分かりやすかった」
「より深堀りした内容や別視点からも知りたい」
「ハラスメント対策は需要の高いセミナーだと実感しました」
「私達自身セミナーを拝聴して大変勉強になりました。このたびはありがとうございました。」
など、たくさんの嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
≪まとめ≫
今回のセミナーを通じて、ハラスメントに対する理解が深まると同時に、「自分ごと」として考える機会が生まれました。弊社のハラスメント対策セミナーでは、法律や理論の解説だけでとどまらず、「現場で実際にどう防ぐか・どう対応するか」に重きを置いて設計しています。
また、現場支援経験の豊富なコンサルタントが講師を務めるため、実務に即したカリキュラムのカスタマイズも可能です。
職場の安心・安全を守るための第一歩として、ぜひハラスメント対策セミナーの導入をご検討ください。
ハラスメント対策は「義務」ではなく、「信頼構築への投資」です。
どうぞお気軽にご相談くださいませ。
石巻商工会議所様の更なる組織力の向上、ご発展を祈念しております。
