マーケティングブログ

うなじが国境を越えた

2017.12.13

12月4日の日経MJに「完全食で大満足」という記事が載りました。
完全食とは「手軽に1日に必要な栄養を全て取ることができる夢のような食事」とのこと。
粉末を溶かして摂取する方法が主流ですが、周囲の反応は冷たいと書かれていました。

同居人には「見るだけでも気持ち悪い」と言われ、
職場では「生きているうちに食事の回数は有限なのに、
その貴重な1回を台無しにしている」と説教される始末だ。

皆さまは、この「完全食」が事業として成立すると思いますか?

ここで、私が敬愛する師匠の「うなじ」の話を紹介させてください。

師匠は某SNSに、好みの「うなじ」の写真を投稿している匿名アカウントを持っています。
非常にニッチなのに、ある日、うなじの趣味が似ている南米ユーザーとつながります。
「このうなじの良さがわかるか!」という気持ちで投稿すると、
「わかっているぜ!」という写真を返してくるそうです。
メッセージのやり取りをしないまま、お互いに「うなじ」を投稿し合うのが
将棋の差し合いのようで楽しい、と仰っていました。

閑話休題、「事業として成立するか?」という問いに対する私の答えは「成立する」です。

15年前なら「成立しなかった」と答えます。
お客様を「見つける」「情報を伝える」「商品を購入してもらう」「反応を見る」などで、
充分な数に達する前に資金が尽きたと思うからです。
インターネットのおかげで、これらの実現が容易になりました。
そして、インターネットの普及で、マスとニッチの二極化が進むと思います。
「ニッチでもつながる」から、「ニッチだからつながる」に変わりつつあり、
中途半端な商品やサービスは、取り残されると推測しております。
事業の特徴や大切にしている想いなどを、磨き上げれば磨き上げるほど、
お客様とつながり易くなると思います。
最初に狭いと感じても、インターネットが可能性を広げてくれます。

実際に、4年前にサンフランシスコで販売された「Soylent」という完全食を
私もチェックしていました。当初は怪しさも漂っていましたが、
インターネットを介して世界中で愛好家が増え続け、事業は拡大の一途です。

いずれかの完全食を購入して、正月明けから人体実験するつもりです。
「完全食に興味はあるけどちょっと・・・」と躊躇している方は、
次回の私のメルマガが無事に届くか否かで、ご判断いただければ幸いです。

グローカルマーケティング株式会社
マーケティング支援部 福間俊宏

<プロフィール>
マーケター、リサーチャー。
「データは宝の山」です。但し、宝の発掘には道具(スキル)が必要。
「ここ掘れ、ワンワン」という犬と花咲か爺の、一人二役で貴社のビジネスに花を咲かせます。
灰にはなりませんので、ご用命のほど。

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