こんにちは。グローカルマーケティングの南です。
エイプリルフールの更新ということもあって、マーケティングコンサルタントの私が「マーケティングなんてしない方が売上は上がる」のではないか?と思ったエピソードを掲載します。
ある居酒屋の店主が売上低迷に悩んでいました。
話をよく聞いてみると店主は、高級レストランで長年経験を積んできたお方。
地元に帰って独立しようというときに、飲食業界の先輩にアドバイスをもらったり、出店予定地の周辺に住む住民の調査をしたり、競合の数や業態も調べて居酒屋としてお店を出したそうです。
開業当初は「料理が美味しい」と評判になって、満席が続き、常連さんも増えていき、お客様に言われるがままに料理やお酒の種類を増やしていったそうです。
しかし、感染症禍、売上はみるみる落ちていきました。
予約は入らない、飛込の客も来ない中、毎日一人で店に立ちお客様を待っていました。
そんなとき、お店のメニューを見てこう思ったそうです。
「これは、俺がやりたかったお店じゃない」
それから店主は、メニューを刷新して自分が作りたい料理を作ってお客様に出したそうです。
その時季、最高に美味しい食材に
綺麗なあしらいをつけて
居酒屋ではお目にかかれないような
店主が得意だった繊細な料理を提供したそうです。
値段は以前より2~3倍の設定ですが、ときには強引におすすめして、お客様に食べてもらったこともあったそうです。
それでも、以前よりもお客様に喜んでもらえるようになって、客単価もリピート率もが上がったそうです。
気づくと店主の料理のファンが増えて、来たお客様のクチコミでまたお客様が来るようになり、売上が上がったそうです。
無理に売るな。
客の好むものも売るな。
客のためになるものを売れ。
という松下幸之助氏の言葉がありますが、私はこんな風にも解釈しています。
無理に売るな。
自分の好きなものを売れ。
そして、客を感動させるものを売れ。
結果的にこの店主はマーケティングをやめたわけではないですね。
自分が提供したい料理を価値観の合ったお客様に提供して売上を上げたので、まさにマーケティングです。
一番大事なことは、自分が好きなものかどうか、お客様を感動させるものかどうか。
新年度を迎えるこの季節、皆さんも自分の好きなもの、お客様を感動させるものを見直して、マーケティングしてみませんか。
私も、私が誇るマーケティングコンサルティングを売ります!
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