マーケティングブログ

2015-05-22 お客様の視線に注目!!

先日とあるTV番組にて、お客様の視線に注目して販売促進を成功させた事例がありましたのでご紹介いたします。

舞台は某スーパーマーケット。そのお店では特売のチラシを入口付近に掲示したり、商品の値段表示の近くに魅力を伝えるPOPを配置したり、色々と工夫をしていたそうです。しかし、販促の結果空しく、なかなか成果に結びつきませんでした。
そこで、人がどこを見ているか調べることが出来る特殊な装置を使って、お客様がどこを見ているのか調べることにしました。

まず入口付近のチラシは誰にも見られていないことが判明。
なぜ誰にも見られないのか?
その原因を考えてみると、入口付近には特に目立つものが何もなく人が足を止める理由が何一つありませんでした。そこで、そのお店は入口付近に買い物用のカゴを設置しました。すると、カゴを手に取る際に特売チラシを見るお客様が激増!お客様の興味をひく特売情報をお伝えできるようになりました。

次に、商品近くのPOPです。こちらは商品の下の方に設置していたのですが、お客様のほとんどが商品もしくは商品の上部を見ていることが判明。そこでPOPを商品の上の位置に配置換えを行いました。すると、こちらもお客様が目にして下さる確率がアップ!商品の魅力をより伝えられる体制が整いました。

しかし、商品近くのPOPはお客様の視界の中には入っているものの大きな売上アップには繋がりませんでした。再度お客様の視線を解析すると、確かにお客様の視界に入っている一方で、詳しくPOPを読んで商品の魅力を理解してくださるお客様がほとんどいなかったのです。そこで、単純に文字で説明するだけのPOPではなく、「店長おすすめ!」の文言とともに店長の写真をPOPに追加しました。人は誰かの顔に対して興味を示すという心理をうまく活用したのです。すると、視界の中で見過ごしていたPOPを詳しく読んで下さるお客様が増加!これで商品の魅力をしっかりとお客様にお伝えできるようになりました。

このスーパーマーケットの例を見ると、チラシやPOPなどの紙媒体でPRを強めたい場合は、下記3点がポイントとなることがわかりました。

1.お客様の足を止める仕掛けをする
2.掲示する位置を工夫する(極力人の目線の近くにする)
3.人の顔を入れる(出来れば素材ではなく実際のスタッフ)

さて、皆様のお客様は普段どこを見ているでしょうか。何に興味を示しているでしょうか。お客様の視線に注目し、そこに詳しく見てもらえる工夫を凝らした情報を用意することによって、自社や商品の魅力をよりお客様に伝えられるようになります。こういった取組はお客様の視線を解析できる特殊な装置がなくとも、例えばPOPを1ヶ月間は上に設置・次の1ヶ月間で下に設置して効果を検証してみる、といったABテストと呼ばれる手法でも十分に実践していくことが可能です。

お客様に自社の魅力を伝えきれていない、と感じていらっしゃる方は是非実践してみてください。

グローカルマーケティング株式会社 安達 武史

この記事の詳細を見る

2015-04-30 効果的な情報発信のチャンスはお客様の空いた時間

先日ファーストフード店でドライブスルーを利用した際に、代金を支払ってレシートを受け取った後、商品が出てくるまで少し待ち時間がありました。

そこでふと受け取ったレシートの裏面を見ると、「アルバイト募集中!」と書いてあります。視線を前にむけると電光掲示板で「時給○○円、勤務は週○日~」と表示されていました。

ちょうど商品を待っている手持無沙汰な時間なので目に入りましたし、もしお仕事を探している人であれば興味を惹かれる内容だったのではないかと思います。

このようにお客様の空いた時間を上手く活用した事例は見渡してみると身近に溢れています。例えば、スーパーであれば買い物した商品を袋詰めするサッカー台に新商品やサービスなど様々なご案内が置かれていたりします。最近では袋詰めを店員さんが行ってくれるサービスがあったり、自分で商品バーコードの読み取りまで行うセルフレジもありますが、そういった場合はレジ近辺にパンフレットやポスターがあったりします。

一般消費者向けビジネスだけでなくBtoBの営業においても同じような経験をしました。お客様のところに訪問して、先方が出てきてくださるまでの待ち時間、商談テーブルの上には打合せ資料が置かれていましたが、そこにセミナーや新商品のご案内が同封されていたのです。気が付くと、私は待ち時間を使ってその資料を読み込んでいました。

インターネットでもWEBサイトの目的ページの前や動画の再生前に広告が表示されることも今では珍しくなくなっています。

情報があふれている今の時代、自社の情報をスルーされないようにするためにはこのように、お客様の動きを読んで空いている時間に情報発信するということが非常に重要なのではないかと思います。

皆様のビジネスにおいてお客様の時間が空く瞬間は無いでしょうか。そこをうまく情報発信の場として使うことで新たなチャンスが生まれるかもしれません。そのような機会を常に探し出す意識をもつことも大切ですが、思いつきで何となくやってみるのではなく、いつ・どこで・誰が・どのような情報をどのように発信するのか計画的に行っていくことが非常に重要です。

そういった細かい点も含めたマーケティング戦略を確立させたいという方は「売上アップの羅針盤」となる自社独自の戦略マップを作り上げる新潟マーケティング大学の特別講座に是非ご参加ください。
http://www.niigata-marketing.com/special.html

グローカルマーケティング株式会社
営業支援部 部長 遠藤 頑太

この記事の詳細を見る

2015-04-23 プレスリリース一枚で売上が2倍!?

当社のご支援先で、プレスリリースを行ったところ、見る見るうちに様々なメディアに取り上げられ、売上が2倍になった燕の鑢(やすり)製作所の取組みをご紹介します。

昭和14年創業の(有)柄沢ヤスリは、組ヤスリを中心とする工業用のヤスリの製造を続けてきました。もともと燕は江戸時代から鎚起銅器とキセルとヤスリの町と言われていましたが、戦後洋食器の町へと変貌を遂げ、軒を連ねていたヤスリ製造工場も今や2社だけになりました。

現代は「簡単に手に入る安いモノ」が売れる時代。
工業用ヤスリも海外の工場で生産されたヤスリに価格面で圧倒され、苦戦を強いられていました。

策を打たなければ、売上はあがりません。そして、納品先は減る一方。

そんな中、以前から要望が多かった「女性用の爪ヤスリ」を開発しました。
ヤスリの目立てを60年以上行ってきた職人が手掛けた、爪ヤスリ。
削り心地はもちろん、見た目も素晴らしい、商品ができました。

「これは売れるはず!さて、売り出そう!」

「あれ、売り方がわからない。」

これまで工業用ヤスリしか販売したことがなかったため、女性用の商品を販売する取引業者は数件のみ。広告費を出す予算はありません。

そんなときに取り組んだのが、パブリシティ施策です。

パブリシティとは、企業がその製品・事業などに関する情報を積極的にマスコミに提供し、マスメディアを通して報道として伝達されるよう働きかける広報活動のことです。

今回柄沢ヤスリでは、メディア向け商品お披露目会を企画し、メディア各社にプレスリリースをFAXで送り、取材依頼を促しました。

その結果、メディア向け試供会にはテレビ局2社、新聞社2社が取材に訪れ、その日のうちにテレビで新商品「爪ヤスリ」が紹介されました。

テレビに出ると、問合せが殺到。
柄沢社長は夜まで電話の対応に追われたそうです。

話題は話題を生み、マスコミはマスコミを呼びます。
その後も全国放映のニュースやバラエティ番組など、何度もテレビの取材を受けました。

商品認知が拡がれば拡がるほど、商品は売れつづけ、1年後には売上が2倍。
ある販売先では、昨年度と比較すると10倍の売上額をたたき出しているそうです。

今回の施策に使った費用はマスコミにFAXを送る際の通信費のみ。

プレスリリースの切り口や書き方は試行錯誤したものの、費用はかけず取り組むだけで効果を出すことができたのです。

皆さんの会社では売上をあげるために、どんな施策を実施していますか?

広告費をたくさんとったけど、売上につながるか心配。

そんな状況でお困りの方は、当社主催のセミナー情報をぜひご覧になってください。

—————————————————————–
「取り上げられるプレスリリースを1枚書き上げる!」
プレスリリース作成セミナー
◆日時・場所
  5月15日(金)
  新潟マーケティングプラザ (グローカルマーケティング新潟事務所内)
◆受講料
  15,000円(税別) ※後日、請求書をお送りいたします。
http://a00.hm-f.jp/cc.php?t=M298267&c=3005&d=2955
—————————————————————–

グローカルマーケティング株式会社
マーケティング支援部 副部長 玉木 南

この記事の詳細を見る

2015-04-17 春の芽吹き

先日海岸沿いを車で走っていると、通りがかったマリン施設で何やら賑わいがありました。食のイベントをやっている様子で、ついつい引き込まれ、ちょっと寄り道してみました。4月の春らしい陽気、絶好の行楽日和ということもあって駐車場は満車、イベント会場ではカニを頬張る人たちであふれかえっていました。

※【小耳リサーチ情報】
新潟も四季折々、様々な地域でイベントが多く開催されますが、新潟県の調査結果からも県内の観光入込客数は増加傾向にあるようです。
http://www.pref.niigata.lg.jp/koryu/1356748622782.html
(新潟県の調査資料より)

そんな中、あるブースのスタッフに声を掛けられ、猛烈な営業を受けました。よくよく話を聞くと、彼らは地元の高校生で、自分たちで製造した醤油を販売していたのでした。普段は醤油以外にも様々な商品開発を行っているとのこと。

「この醤油は地域の水産資源が有効利用された商品で、使って頂けると皆さんの食卓も豊かになりますよ。」
「ホームページでもレシピ集を公開して、料理への活用方法も紹介しているんです。」
「醤油に含まれる成分は疲労回復や・・・・」
と、高校生らしからぬ慣れた営業トークと海を愛する若者の熱意に、断る理由もなく1本購入してしまいました。

近年、全国的にも高校生や大学生がコンビニや地元の企業・商店街とコラボレーションし、地域に根差した商品の企画・開発や販売を行っているといったニュースをよく耳にします。
今回、ちょっとしたイベントでしたが、地産池消を考えながら地域の活性化に精力的な高校生と触れ合い、これから育つ若い活力を肌で感じたことは、新潟の地域創造を掲げる会社の一社員としては、とてもテンションの上がる出来事でした。

私の席の前には、フレッシュな新入社員が二人。
お蕎麦屋さんの春限定ランチメニューは、旬な山菜の天ぷらセット。
外では桜が満開。

今年はいつもより『春の芽吹き』を感じる今日この頃です。

グローカルマーケティング株式会社
マーケティング支援部 渡辺 護

この記事の詳細を見る

2015-04-10 企業が続々と参加するInstagram(インスタグラム)を活用しよう

みなさんはInstagram(インスタグラム)を利用していますか?
最近では芸能人などの利用も増えてきたことで、若い女性を中心に人気が高まっています。

Instagramの勢いは激しく、昨年12月には月間ユーザー数が3億人を突破し、同月のTwitterユーザーを抜いたことで話題になりました。

利用ユーザーが増えてきたことで、Instagramを活用する企業も増えてきています。
今日は企業の活用事例について少しご紹介したいと思います。

■PUMA(シューズメーカー)

http://mag.puma.jp/pinup/
Instagramでお気に入りのPUMA商品をハッシュタグを使って募集しています。
投稿された写真は特設サイトにも表示され、抽選で商品も当たるそうです。

■サントリー(食品メーカー)

http://www.suntory.co.jp/softdrink/drop/100drop/
自社商品(drop)を利用しているユーザーから、どのようなdropライフを楽しんでいるかを投稿してもらいます。
ユーザーからの声を集めるマーケティングとしても有効です。

■TOYOTA USA(自動車メーカー)

http://rosewoodcreative.com/portfolio_page/toyota-rav4-instameet/
Instagramユーザーが特定の日時・場所に集まって写真を撮る「インスタミート」というイベントがあるそうです。
トヨタは自動車のプロモーションとしてインスタミートを開催し、一日で177枚もの画像投稿と20万以上の「いいね」を獲得したそうです。

Instagramは、写真に特化したSNSなので活用しづらいと思われる方も多いかもしれません。
Facebookがコミュニティ形成、Twitterがリアルタイムのコミュニケーションに向いているSNSなのに比べ、Instagramはアパレルや飲食店・美容院など、ヴィジュアルを重視したいときのブランディングに向いています。

オシャレな写真を集められるほか、O2Oにつなげたり、二次活用できるなどのメリットもあります。
新潟でも桜が咲き始め、季節イベントが増えるこの時期は活用のチャンスがぐっと増えます!
ぜひInstagramを活用した企画を考えてみてはいかがでしょうか?

グローカルマーケティング株式会社
マーケティング支援部 松岡 正行

この記事の詳細を見る

2015-03-26 モバイルフレンドリーなWEBサイトに!

最近は気温も上がり、季節はもうすっかり春ですね。
来週はもう4月。いよいよ新年度が始まります。

先日、GoogleからSEO(検索エンジン対策)に関する重要な発表が行われました。
その発表によると、「4月21日より、【モバイルフレンドリー】なWEBサイトを検索エンジンに上位表示させる」ということでした。
正確には「モバイルでの検索結果において、モバイルフレンドリーなWEBサイトを検索順位に優遇させる」とのことです。

「モバイルフレンドリー」という聞きなれない言葉が出てきましたが、簡単に言うと「スマートフォン向けに最適化されたWEBサイト」ととらえてください。
Googleの発表により、今まで以上にWEBサイトの「スマホ対応」が急がれる結果となりそうです。

皆さんもご存知の通り、数年前よりスマートフォンやタブレット端末の普及が始まって以来、現在ではさらにその勢いは増しています。
事実、WEBサイトのアクセス解析を行うと、最近ではスマートフォンからのアクセス数が顕著に増えていることがわかります。業態によっては、PCのアクセス数をスマートフォンが上回っていることも頻繁に見受けられるようになりました。

「スマホ対応」が叫ばれるようになった当初は、大手企業が先陣を切ってスマホ対応を行い、現在ではほぼ全ての大手企業でスマホ対応が完了していると言えそうです。
地方はというと、以前に比べWEBサイトをスマホ対応させる傾向は強まっていますが、いまだスマートフォン向けに最適化されていないサイトも多く存在しているのが現状です。

「うちのホームページはスマホで多少見づらいかもしれないが、まだ大丈夫だろう」

そうお考えの方も多いかと思いますが、Googleの検索結果にもスマホ対応の有無が影響するとなると、「多少見づらい」では済まなくなってしまうかもしれません。
WEBサイトをスマートフォン向けに最適化させることは、もはや先送りにすることができなくなったと言えそうです。

もしまだホームページをスマホ対応されていない方がいらっしゃれば、この機会に「モバイルフレンドリーなWEBサイト」に改めてみてはいかがでしょうか?
Googleでは「モバイルフレンドリーテスト」という、自社のホームページが適切にスマホ対応されているか診断するサイトを紹介しています。

まずはこちらから試してみてはいかがでしょうか?

■Googleモバイルフレンドリーテスト
https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/?hl=ja
(スマホ対応に向けたガイドなどもありますので、是非ご参考にしてみてください。)

グローカルマーケティング株式会社
マーケティング支援部 部長 野澤 玄也

この記事の詳細を見る

2015-03-20 挑戦を忘れた大人達へ

春ですね。

新社会人を迎え入れるところも多いと思います。

私も入社後の3ヶ月の研修期間に多くを学びました。
始発終電でも課題を消化しきれず、早々に不夜城と化したのも良い思い出です。
仕事のイロハを徹底的に叩き込まれました。

ただ、研修で学べることは、基本や土台でしかないと思うのです。日常の業務の中で、はたまた、非公式な場や雑談の中で、社員やお客様と接しながら、様々なことを吸収するのだと思います。先輩社員の姿勢や企業カルチャーから学び続けるのだと思います。

幸いにも、私は先輩や同期、環境に恵まれました。逃げ出したくなるほど辛くて歯を喰いしばった日々に今は感謝しています。逆に、安穏と過ごした一時期を悔やんでいます。

さて、当社にも新卒が入社します。初心を思い出させてくれる存在なので、本当に有難いです。その有難さに報いるためにも、私自身が成長しなければいけません。そのためには、挑戦し続けなければいけないと思うのです。

自戒を込めつつ、新社会人の規範となるべき皆様へ、偉人の言葉を贈ります。

「一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である」
アルベルト・アインシュタイン

「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」
本田宗一郎

「私は失敗を受け入れることができる。しかし挑戦しないことだけは許せないんだ」
マイケル・ジョーダン

「迷わずいけよ、いけばわかるさ。1、2、3、ダー!」
アントニオ猪木

おあとがよろしいようで。

グローカルマーケティング株式会社 福間 俊宏

この記事の詳細を見る

2015-03-12 考える習慣を身に付け一歩先へ

急速に変化する経営環境・事業環境のなかで、最近ビジネスパーソンに求められる「スキル」の中で、「戦略的思考力」の重要性がクローズアップされています。綿密に計画し、実行しているにも関わらず、「こんなはずじゃなかったのに・・・」と思うことありませんか?私も、最近企画を立て実行しましたが、思ったような結果を得られず、「こんなはずじゃなかったのに・・・」がありました。今思えば、状況変化を想定しきれていなかったため、準備が足りず、臨機応変に対応できなかったことが大きな要因でした。今回は、この苦い経験から最近気になっている「戦略的思考」について考えていきたいと思います。

戦略的思考とは、簡単に言うと「他の人が思いつかない選択肢を含めて発想を広げること」だと私なりに解釈しています。この戦略的思考は、苦い経験を積まなくても、日々の生活で鍛えることが出来ると思います。これは私なりの練習ですが、当たり前の日常の中で「なぜ」を意識するようにしています。
例えば、
「何故、アイスのカップは丸いのに、かき氷のカップはギザギザなんだろう?」
「子ども向け番組は何故4月スタートじゃなくて10月なんだろう?」
この練習は、答えを出すことが目的ではなく、「あらゆる可能性を考える」ことを大事にしています。気になったものは、とことん調べることもあります(笑)

戦略は相手、状況次第で常に変わってきます。戦略的思考を常に鍛えておけばリスク回避できるだけでなく、問題が発生した時、あらゆるケースを想定した上で解決策を出せば、付加価値をプラスすることさえ可能です。「ピンチをチャンスに変え」逆にお客様の信頼を得て、売り上げを上げる可能性もあります。

皆さんも身の回りにあるものから「なぜ」を意識することを試してみてください。

グローカルマーケティング株式会社 安達 武史

この記事の詳細を見る

2015-02-27 どうしても獲得したいお客様

どうしても獲得したいお客様
販路開拓の仕事をしていくにあたって、どうしても獲得したいお客様がいたことはありませんか?

大型案件だったり、今後の拡大が見込めそうなお客様、社会的に影響力のあるお客様など取引が成立した際に自社にとっての影響が大きいと判断される場合もあれば、あと1件で目標達成できる、などの社内の状況による場合もあると思います。

そういったお客様がいた際に、どのような対応をされるでしょうか。
入念にお客様の情報を調べ、社内ミーティングを開催して、提案資料を作り込む、そんな事前準備をされた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

何故そこまでするかというと、どうしても獲得したいからですよね。
それだけしっかりと提案の準備をすれば必然的に受注確率も高まるでしょう。

ここで考えてみたいのが、「どうしても獲得したいお客様」以外のお客様についてです。
ビジネスですから当然優先順位というものがあると思います。
しかし、普段接するお客様に対して100%の対応で臨めているでしょうか。

全てのお客様に対して同様のことをしていては業務量が膨大になりますので、
汎用の資料を作り込むなどの効率化のための工夫は必要だと思います。

しかし、それ以前に、自社の商品・サービスの価値を最大限お伝えしてお客様の課題解決をして差し上げるんだ!という気持ちやそのための行動を起こせているでしょうか。
何も特別な事情のない提案先だって「どうしても獲得したいお客様」であるはずです。

ついつい数あるうちの1件になってしまい、当たり障りのない提案に留まることになりがちですが、提案する側がそのような対応になってしまうと、お客様にとっても自分が数ある営業パーソンのうちの一人になってしまいます。

さて、本日はこれから仕事をスタートされる方も多いと思いますが、お客様にとって「課題を解決してくれる唯一の存在」になる準備は万端でしょうか。
これから対応するお客様は、自社にとって「どうしても獲得したいお客様」であると意識していますか?

普段の小さな積み重ねが大きな成果に繋がります。
日常の当たり前を見直すきっかけになれば幸いです。

グローカルマーケティング株式会社 遠藤 頑太

この記事の詳細を見る

2015-02-20 <グループインタビュー動画公開> おいしい!でもこのパッケージじゃ・・・

「おいしい!でもこのパッケージじゃ、津南町の雪下にんじんを使っているってわかりませんよ。普段スーパーでヨーグルトを選ぶときは上部分しか見ていないので、側面に魅力が書かれていても見ないから手にとろうと思わないかな」

新潟市在住・子育て中の30代女性、橋本さん(仮名)の発言。

先日ヨーグルトの商品改良を目的に、ターゲット層である新潟市内の子育て中の女性消費者3名を集め、普段の買い物事情や対象商品の印象、試食の感想、改善アイディアをヒアリングするグループインタビューを行いました。

【動画】ヨーグルトに関する座談会

ターゲットである主婦のこの発言を受け、商品製造元である出雲崎酪農組合の商品開発プロジェクトリーダーの諸橋さんはこう話しました。

「主婦の買い物はシビアだと思っていたので、商品の側面までくまなく確認してから購入しているとばかり思っていました。パッケージは上からしか見ないなんて、だったら上面だけで魅力が訴求できるパッケージに変えなければ…」

組合内でこの結果を商品に関わるスタッフにフィードバックしたのち、対象商品のパッケージを見直すことに決定したそうです。

グループインタビューとは、定性調査における代表的な調査手法であり、司会者の進行によって、複数(5~6人)の対象者が座談会のような形式で自由に発言し、それらの内容、表情、ニュアンスやその相互関係から調査テーマに関する仮説を導き出すものです。

調査の目的を達成するための調査設計、進行、分析は非常に重要な役割を担います。インタビューの内容は目的に合わせてテーマを絞り、予めタイムスケジュールを決めて進めます。

これを社内ですすめようとすると客観的な視点からのインタビュー実施・分析を行うことが難しく、回答者や商品に対する固定観念、誘導が入ってしまうため、リサーチ会社やファシリテーターのプロに依頼することが多いのです。

グループインタビューを実施した企業担当者からよくこんな声があがります。
「そんな風に使われていたなんて」
「お客様がそんなところに困っていたなんて」
「そんなところがお客様にとって魅力だったなんて」

そんな発見をしてみたい方はお気軽にご相談ください。

「売れると思っていたのに売れない」
その理由を探るにはまずお客様に聞いてみることをおすすめします。

グローカルマーケティング株式会社  玉木 南

この記事の詳細を見る

2015-02-12 動画が飛び出す!? 

「この絵本の表紙、動画が飛び出すんですよ!」
と、弊社スタッフに紹介されたフリーペーパーの仕掛けは、スマートフォンのアプリから絵本の表紙を見ると、表紙のキャラクターがリアルに動き出し、簡単なストーリー仕立ての動画が流れるというものでした。

数年前に「セカイカメラ」で一時注目を浴びたAR(拡張現実)という技術が、最近は商品やサービス、地域のプロモーションで活用される場面が広がっているようです。
面白い事例をいくつかご紹介します。

◆グリコ
飛び出すぬり絵が昨年話題になりました。

これは楽しいですね。

◆日本郵便株式会社
2015年の年賀はがきでは、スマートフォンのカメラを向けると、乃木坂46のメンバーが踊ったり、歌ったりする「乃木坂46ぐるぐるAR年賀状」が話題になっていました。
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/19/255/

◆ほの国東三河(愛知県東三河地域)
こちらはAR専用サイトです。
観光案内や地域PRのツールとしての活用が話題になっていることも多いです。
http://www.higashimikawa.jp/ar_special/
かなり力が入っていますね。スマホを片手に、街を歩くのが楽しくなりそうです。

近頃は大手企業や行政だけでなく、飲食店や美容室、学習塾、不動産情報などを紹介するフリーペーパーやパンフレット、チラシ内にARが組み込まれているものを目にすることが増えてきたように思います。
今や日本国民の多くが手にしているスマートフォンを介して、すぐに、簡単に、時には楽しく、詳しい情報を収集できることが、ユーザーに受け入れられる理由だと思います。

ビジネスの場でも、紙ではなかなか伝わらない商品の魅力を、分かりやすく伝えることができそうですね。

AR?拡張現実??まだまだ馴染みのない言葉かもしれませんが、実は身近なところでも使われているかもしれません。
普段見ているチラシやフリーペーパー、新聞広告など「AR」を目にしたら、ぜひ一度体験してみてください。

私は凝り固まった思考が少し拡張した気がします。

グローカルマーケティング株式会社  渡辺 護

この記事の詳細を見る

2015-01-29 なぜ新潟にNGT48ができるのか?

先週末に飛び込んできたニュースと言えば、AKB48の新潟版であるNGT48が出来るというニュースでしたね!今週はテレビもラジオもオフィスも(恐らく学校も)、まさに猫も杓子もNGT48の話題でした。
しかし、なぜ新潟にNGT48が出来るのでしょうか?全国の主要都市に作るのは理解できますが、新潟は人口が全国14位と決して多くはありません。

せっかくなので、マーケティング的にNGT48が出来る理由を考えてみました。

——————–
■理由1:Negiccoを生んだ市場だから
——————–
新潟のアイドルといえばNegicco(ネギッコ)ですよね。
ローカルアイドルからスタートして10年以上活動し、オリコンランキング5位につけるメジャーアイドルになりました。

湘南ストーリーブランディング研究所代表でコピーライターの川上徹也さんは、著書「Negiccoの成長ストーリーこそ、マーケティングの教科書だ」で、Negiccoの戦略をコトラーの「マーケティング3.0」だと語っています。

マーケティング3.0とは、企業がお客様と一緒に新しい価値を生み出すことによって「市場をつくっていく」という手法です。

ローカルアイドルが認知されていない時代から、地道な活動を続けてファンを増やし、ファンと一緒にメジャーデビューするまでに至るという経緯を「マーケティング3.0」と結び付けています。

NGT48は、同じような戦略を考えているために、Negiccoを生んだ新潟に進出したのではないでしょうか?

また、新潟市がアニメや漫画などの、いわゆるサブカルチャーに力を入れているのも理由になったと思います。

——————–
■理由2:全国展開のテストマーケティング
——————–
秋元康氏はAKB48を全ての都道府県に作ることを考えているそうですが、全国に作ったら新鮮味がなくなり、失敗する可能性も考えられます。

そこで、中堅都市である新潟でテストマーケティングを実施し、市場の反応を調べようと考えました。

東京からも近いので、ファンが東京から流入してくることも期待できますし、理由1の実績がある市場もあります。

——————–

あくまで私の意見なので全く違う理由かもしれません。
我こそは新潟の秋元康という方は、ぜひ以下のアドレスにNGT48が出来る理由をお送りください。

marketing@glocal-marketing.jp

結果は新潟マーケティング大学のFacebookにて公開しますので、Facebookの「いいね」もお忘れなく!

因みに当社の新潟マーケティングプラザにある図書館では、先ほどご紹介した「Negiccoの成長ストーリーこそ、マーケティングの教科書だ」を無料で借りることが出来ます。また、新潟県内でのテストマーケティングも行っておりますので、興味がある方はご連絡ください!

何はともあれ久しぶりに新潟が注目されるニュースで嬉しいですよね。
2015年の新潟はNGT48で賑わいそうです。

グローカルマーケティング株式会社  松岡 正行

この記事の詳細を見る

2015-01-26 ターゲットのニーズを掘り起こしましょう

1月も気が付けば残りわずか。
ついこの間まで「あけましておめでとうございます!」と挨拶をしていたのに。。。時が経つのはなんと早いことでしょう!

さて本日のマーケティングコラムは「ターゲット」についてお話したいと思います。
いろんな場面で「ターゲット」という言葉が出てきますね。「20代男性」「30~40代の子育て中のファミリー層」「首都圏在住の富裕層」などなど、ターゲットを明らかにすることで販売・営業活動がより効率的に進んでいきますよね。

ただ、商品やサービスのターゲットを絞り込んでいるのに販売が芳しくない、ということをよくお聞きします。なぜでしょうか?

ターゲットを絞っておしまい。これだけでは当然販売は加速されません。絞り込んだターゲットの方々が、何を求めているのか?いわゆる「ニーズ」まで絞り込むことが重要です。当たり前のように聞こえますが、ターゲットのニーズをどこまで深く掘り起こしているかが後の販売・営業を大きく左右します。

そこで重要となるのが、お客様のニーズに対して自社の商品・サービスの「価値」がマッチしているかどうかという点です。
様々な場面で自社の「特徴」ばかりを謳う広告をよく目にします。「こだわりの製法」「素材の良さ」「業界初の技術」などなど、これらはいずれも特徴です。特徴はあくまで特徴に過ぎませんので、お客さんのニーズを解消するために、お客様に対する「価値」や「メリット」をお伝えすることが重要です。

そのためにもまずはお客様のニーズをより深く収集していくことが大切ですね。一つのやり方として以下のご質問をお客様に投げかけてみてください。「どうしてたくさんの会社(お店)があるなかで、当社(当店)を選んでくださったのですか?」お客様が商品を購入する、注文する、お店に来店するには、必ず「理由」が存在します。その理由を集めていくと、自社やお店の強みや競合との差別性が見えてきます。

お客様のニーズをより深く探る方法の一つとして、「マーケティングリサーチ」という手段もあります。お客様のニーズを探るためには、上述した通り「お客様に直接聞く」ということが一番手っ取り早いですよね。お客様やターゲットの層を集めた座談会を開催し、そこでお客様のニーズや要望、欲求を聞き出すといった手法も有効です。
気になる方は是非お気軽にご連絡ください。

グローカルマーケティング株式会社  野澤 玄也

この記事の詳細を見る

2015-01-15 新年の目標が妄想で終わらないために

皆さんの今年の目標は何ですか。

新春を寿ぐ雅な空気もすっかり薄れて、そろそろ自身が立てた目標を忘れる人が出始める頃でしょうか。あなたの新年の妄想、もとい、目標を叶える鍵は何だと思いますか。強く念じる、声に出す、神頼み、色々ありますが、私は具体的な計画に落とし込むことだと思います。

ラグビー日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズは、「世界のトップ10を目指す。そのために、世界一のフィットネスと攻撃力を身に付けなければならない」として、具体的な練習メニューと数値を設定し、世界一のスクラムコーチを招へいしました。5週間で6つのテストマッチ(国同士の真剣勝負)に挑んだ上で、「これがノーマルだ」と言い切りました。全ての行動を目標から逆算しており、歴代の監督と比べても雲泥の差です。ちなみに、今年はワールドカップが開催されるのでご観戦のほど!

脇道に逸れましたが、私は今年の目標を、エディー・ジョーンズに倣い、計画に落とし込みました。一歩ずつでも日々目標に近づいている感覚を得られれば、実現できると思います。

詳しく知りたい方は、お気軽にご連絡ください。と言っても、私の計画の良し悪しは、年末まで分からないんですけどね。

「ファンクショナル・アプローチ」や「SMARTの法則」などで検索すると、ヒントが見つかるかもしれません。

1年を振り返って笑顔になれるように、具体的な計画を立ててみてはいかがでしょうか。2015年の350日は、まだ白紙です。挽回できますよ。

グローカルマーケティング株式会社  福間 俊宏

この記事の詳細を見る

2014-12-25 2014年から2015年へ

気が付けばもう12月26日。今年も1年が終わろうとしています。今年は12月早々から大雪が降り、例年以上に慌ただしく年末を迎えているような気がします。本日26日が仕事納めという方も少なくないのではないでしょうか。このマーケティングコラムも2014年は本日が今年最後の回となります。

今年はソチ・オリンピックやワールドカップ、錦織圭選手の活躍など、スポーツ界が話題となったような印象があります。
村上市出身の平野歩夢選手も、オリンピックで見事銀メダルを獲得しましたね!政治・経済界ではなんといっても消費税の増税でしょうか。高額商品をはじめとした駆け込み需要、小売・飲食店を中心に消費税の転嫁に関する議論なども盛んに起こりましたね。

改めて今年1年を振り返ってみると、本当にあっという間に過ぎ去ってしまったような気がします。年末になると、様々なメディアで1年を振り返る特集が組まれますが、そのたびに「これって今年の出来事だったのか・・・」と毎年ため息が漏れてしまうのは私だけでしょうか。。。日々様々なことに追われながら生活していると、年末にこうして1年間を振り返ってみることはある意味貴重なことのように感じます。そもそも「振り返る」ということは「前」を向いているからこそできることなのかもしれませんね。

私たちは今年も1年間「地域創造カンパニー」というビジョンを掲げ、マーケティングを通した様々な活動を行ってきました。
今年1年間を通して、日々着実に地域が変わっていることを実感すると同時に、まだまだドラスティックな活動ができていないと反省する場面も多々ありました。そうした意味で、私たちにとって今年は実り多き1年であったように感じます。

皆さんは今年1年を振り返ってみていかがでしたでしょうか?
皆さんにとって来年も素敵で実りの多い1年であると良いですね。

今年も一年大変お世話になりました。来年もどうぞ宜しくお願い致します。

グローカルマーケティング株式会社
マーケティング支援部 部長 野澤玄也

この記事の詳細を見る

2014-12-18 「信念は力なり」

「世界一の起業家」と言われているイーロン・マスク氏(電気自動車を販売するテスラ・モーターズ会長)。今回は彼の逆転劇について考えてみました。

イーロン・マスク氏の個人資産は8,000億円と言われ、2013年にはビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグを抑えてFORTUNE誌の最優秀ビジネスパーソンに選ばれている天才経営者です。

しかしながら、イーロン・マスク氏の経歴を知った時は非常に驚きました。イーロン氏は、2008年のリーマン・ショックで個人資産をすべて失い、大企業の社長でありながら、友人から借金をして生活していたのです。

しかし数年でなぜ、世界一の起業家に返り咲いたのでしょうか。それは、逆境にもめげず「人類の将来のために何が重要で、私はどのような貢献をすれば良いのか。それが私のやりたいこと。」と言う信念を捨てなかったことが大きな要因だと言われています。

もちろん外的要因も追い風としてあったとは思いますが、この信念が、「温暖化の原因となる二酸化炭素を減らすための電気自動車の開発」につながり、今の成功につながっていると言われています。

コラムを書き始め、私自身の信念について考えてみました。思えば、「地域社会を豊かにする」と言うビジョンに共感し入社を決めました。しかしながらこの信念を貫けているだろうか?信念のもとに行動できているのだろうか?

日々、業務に追われこなすことが先に立ってしまいがちですが、一旦立ち止まり、考えてみると新たな視点での商品価値・新商品が生まれるきっかけになると思います。

このお正月休み、今一度、自分の信念を思い起こし、じっくり考えてみるのもいかがかでしょうか?

グローカルマーケティング株式会社  安達 武史

この記事の詳細を見る

2014-12-11 「忙しい時こそ、集客を考えてみませんか」

クリスマスやお正月など年末年始が近づくにつれて、仕事がますます忙しくなっていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

例年、年末年始は消費者の購買意欲が高まりますのでビジネスの勝負どころであるとも言えます。そのような忙しいタイミングの中で考えた方が良いこととは何でしょうか。お客様が殺到する中で迅速に対応するためにスピードを早めることや、忙しい中でも一人ひとりのお客様にご満足頂けるような仕事の質など、大切なことは多くありますが、このタイミングで「集客」について考えてみてはいかがでしょうか。

「来てくれているお客様に対応することで精一杯!今はお客様対応しかできない!」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、忙しい時こそ集客について考えて頂きたいと思っています。

アリとキリギリスの話ではありませんが、株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井正さんの言葉で
「好調なときこそ危機感をもて」という言葉があります。マーケティングも同様で、集客というものはお客様が来なくなってから考えるのでは遅いことが多いです。

お客様が集まっている時に集客について考えないということは、危機感が薄れ新たな発想が出にくくなってしまっている可能性があります。お客様が来ない(=集客に苦戦している)ということは、商品・サービスが世の中のニーズに合っていなかったり、競合他社に品質や価格などで劣っているなどの様々な理由がありますが、そのような状況でいざ集客を考えようとなった時に、社内の危機感が薄れて発想力が弱まっていたら取り返しのつかないことになるかもしれません。

年明けからも年度末に向けて忙しくなってくる会社も多いと思います。そんな中で、新たな集客施策に挑戦していくことが出来れば、その試みをたくさんのお客様に知って頂く機会がもてます。忙しい時期だからこそ、改めて集客について考えてみてはいかがでしょうか。

グローカルマーケティング株式会社  遠藤 頑太

この記事の詳細を見る

2014-11-27 繁盛店に学ぶ!「教える」ではなく「気づかせる」

「当店にお通しはありません。一番最初に好きなものを食べていただきたいので!」

ある居酒屋に入店した直後、店員さんのひとことで心をつかまれました。
新潟市中央区万代にある、予約なしでは入れない居酒屋で有名なsoi(ソイ)
出張客をはじめ、通い慣れた20~40代が男女ともに集まり、店内は常に活気と熱気でいっぱいで、お客様の笑い声で賑わうお店です。

私も以前から何度かお邪魔したことはあったのですが、今回代表の山崎聡さんとお話できる機会をいただけたので、
思い切って「繁盛店づくり」について聞いてみました。
飲食業界が集客に苦労しているこの時代に、なぜ繁盛店を経営し続けることができるのでしょうか。
それは、山崎さんの「教え」ではなく、「気付かせる」マネジメントにあるのだと感じました。

まず、集客。
soiの広告宣伝費はなんと0!
広告宣伝費はかけずに、その分のお金を人件費や食材費にあてることで、お客様に満足いただけるのではないかと考え、実践しているそうです。

「地産地消と言うけれどsoiは今お客様に一番食べてほしい食材しか扱わないので、関東の魚を仕入れることもあれば、近隣県の野菜を扱うことだってある。」

山崎さんのそのことばに本来の顧客満足を学んだような気がしました。
そんなsoiの料理を食べて、お客様はそのおいしさと心配りを評価するのでしょう。

次に人材育成。
地方の飲食・小売業が人材採用・育成に悩む中、soiのスタッフは、モチベーションの高い方ばかりで、社員・アルバイトともに接客においてプロフェッショナルな人材しかいません。

山崎さんはこう話していました。
———————————————————————-
スタッフにはお客様は恋人のように意識してもらいます。
「もし恋人が明日家に来るとしたら、まずなにする?」
と学生アルバイトに聞くと「まず、掃除します!」と答えてくれます。
だからまず、掃除をする。恋人が部屋に来て関心するくらい、隅々までほこりや汚れがなくなるまでピカピカに。
次に「今から来店されるお客様が恋人だとしたら、どのように迎える?」と聞くと「笑顔で小走りしちゃいます!」と答えてくれる。
「じゃあ、そうしてみよう」という具合に、ああやってこうやってと教えていないんですよ。
自分で気づいて動く、そういう働き方をしてもらっています。
ほんのちょっと考えて、ほんのちょっと無理する接客を心がけているので当店のスタッフは自然に実践できるんです。
———————————————————————-

その功績は外食業界活性の取組み「居酒屋甲子園」でも高く評価され、2014年は全国各地から集まった1,328店舗の中で2位を獲得しています。

▼居酒屋甲子園 概要
http://izako.org/mces/index/00002

繁盛店の秘訣、それは、「教える」ではなく「気づかせる」こと。
皆さんも試してみませんか?

グローカルマーケティング株式会社  玉木 南

この記事の詳細を見る

2014-11-20 今日は○○の日!

先日、お客様との会話の中で
「今日11月11日はポッキー&プリッツの日なんですね」といった話題が出ました。
お恥ずかしながら、11月11日が「ポッキー&プリッツの日」ということは今年初めて知りました。江崎グリコが平成11年11月11日に制定し、結構有名な話だとか。

そして、その日、車の中でラジオを聴いていると・・・
ラジオパーソナリティーの方が「今日11月11日は、鮭の日なんですね~」
「村上市ではイベントもやっているようですよー」「村上の秋と言えば鮭ですね!」と。
「鮭」という漢字のつくり部分「圭」が「+- +-」にみえる!?というのがその理由のようです。

さらに、その日の夜、ニュースを見ているとキャスターが「今日11月11日は、1年でいちばん記念日が多い日です」と。
ここまで騒がれていると、他にどんな記念日があるのか興味が沸いて、少し調べてみました。
「サムライの日」、「たくあんの日」、「スーツセレクトの日」、「いい出会いの日」、「サッカーの日」、「おかあちゃん同盟の日」、「長野県きのこの日」・・・などなど、数の多さにも驚きましたが、更に調べていくうちに、最近は企業や業界団体、自治体が、お客様との接点づくりや売上アップを目的に、年間を通し様々な形で「記念日」「○○の日」を活用するケースが増えているのだと感じました。

公的機関ではないですが、記念日の登録やPR活動を行っている団体もあるようです。
http://www.kinenbi.gr.jp/
※一般社団法人 日本記念日協会
http://www.kinenbilabo.jp/
※一般社団法人 日本記念日協会 記念日文化研究所
http://www.anniversary.or.jp/
※一般社団法人 日本記念日評議会

既に「記念日」を活用した販促活動を行っている方も多いと思いますが、今一度「今日は○○の日」という切り口から、施策をご検討してみてはいかがでしょうか。
集客や売上アップに繋がる「隠れた記念日」が見つかったり、「お店独自の記念日」のアイディアが沸いてくるかもしれません。

さて、今日11月20日は何の日!?

グローカルマーケティング株式会社  渡辺 護

この記事の詳細を見る

2014-11-13 ポジィティブなU・Iターンが地域を変える

近年、首都圏からU・Iターンして働きたいという20代・30代が増えています。
転職情報サービスDODAの「転職理由ランキング2014年下半期」によると、「U・Iターンしたいから」というのが転職理由の7位になっています。

U・Iターンを選択する理由はいくつかのパターンがありますが、「大都市での生活に疲れた」という方が多いのではないでしょうか?
私も10年以上東京に住んでいましたので、大都市の生活の大変さは非常によく分かります。
新潟に来たときには「地方だからのんびりと働いて…」という考えもありました。

先日、あるサイトに掲載されていた記事を見て非常に参考になりましたのでご紹介したいと思います。

■Uターンして、のんびり働いて…なんて考えは捨てるべき
LINE Fukuoka 鈴木優輔の考え(CAREER HACK)
http://careerhack.en-japan.com/report/detail/384

鈴木さんは東京の大手企業でクリエイティブディレクターとして活躍していましたが、2014年から福岡にあるLINE Fukuokaに転職しました。
東京での成長に限界を感じていた鈴木さんは、さらなる成長の元となるインプットを増やすために地元である福岡で働くことを選択しました。

『ただ地元に帰るだけだと何もできないと思います。
逆にただ上京するだけでも何もできなくて、やっぱり東京は違ったとなる。
結局はどこにいようとも、まずは自分ありきなんじゃないかな。のんびりした環境にUターンすれば自分も変われると思うのは間違っていて、まず自分の何が変えられるのか、できるのかを考える。
それで、どうしても変えられない部分があった時に、自分の長所を最大限に活かせる場所に変えてみようという話になるべき。』(記事より引用)

地元でのんびり働くためではなく、自分自身の成長のためにUターンを選択した鈴木さんは仕事以外にも地域の活動に精力的に参加されています。

東京から地元に帰るというと「負け組」のイメージを持つ方も少なくないと思いますが、このようにポジティブな考えからUターンを選択する人が増えれば地域の活性化にも繋がるのではないでしょうか?

長岡市では、来る11月16日(日)、東京国際フォーラムを会場に長岡へのUIターン希望者向けのイベントを開催いたします。
この機会にぜひ、首都圏にお住いの方にお声掛けいただければ幸いです。
http://a00.hm-f.jp/cc.php?t=M257620&c=3005&d=2955

グローカルマーケティング株式会社  松岡 正行

この記事の詳細を見る

2014-10-23 ありのままの姿

「ありのー ままのー 姿見せるのよー♪」
と風呂上がりの次女が歌っています。文字通り、ありのままの姿で。

そんな我が家の与太話はさておき、皆さんの会社や組織はありのままの姿を見せていますか?

ソーシャルの時代になりました。

とある企業の方と雑談している中で「実は、当社の社員の満足度が一番高い商品がコレなんです。購入したほぼ全員が良かったと言っています」と教えていただきました。ご本人も実際に購入して使っていました。説得力がありますよね。

その後、私も購入しました。満足しており、検討中の知人に薦めたこともあります。雑談の場が営業・販売のシーンでなかったことが功を奏したのかもしれません。見返りを求めていないからこそ、信ぴょう性を帯びて伝わるのだと思います。

社員が自社の商品を避けたり、他社のサービスを利用していませんか。これまでは、「装飾」の時代でした。広告宣伝で取り繕うことも可能でした。これからは、ソーシャルの時代です。嘘をつけない透明な時代です。

ソーシャル活用を検討する前に、皆さんの会社や組織の「ありのまま」を見つめ直してはいかがでしょうか。

そう言えば、その商品の広告は未だに見たことないですね。なんとまあ。

グローカルマーケティング株式会社  福間 俊宏

この記事の詳細を見る

2014-10-16 チラシだけでは不安な方へ。イベント集客の『押しの三手』

秋は、毎週末さまざまなイベントが、いろんなところで開催されていますよね。
楽しむ側としては、どのイベントに行こうか迷ってしまうほどです。
一方、主催者としてはなるべくたくさんの人に来て欲しい、来てもらえないと困る、というのが正直な気持ちでしょう。

先日、当社でもイベントのお手伝いをする機会がありました。
国内有名ラーメン店など複数の飲食ブースが出店し、アーティストなどのステージパフォーマンスも行われるような、比較的大きなイベントです。沢山の方に来ていただけるか不安もありました。
新聞折込、ポスター掲示など一般的に考えられる告知も当然行いましたが、それ以外にも、コストを抑えながらより集客できるようにいくつかの施策を行いました。
その際に手応えを感じた告知方法を3つピックアップしてご紹介します。

【プレスリリース】
まずは「プレスリリース」。
世の中に知ってもらいたいものを、報道機関がニュースや記事の材料として使ってくれることを期待しつつ、提示することですね。
私たちも地元新聞社・FM局をはじめ、100社程度にFAX配信しました。
そのうち特に影響力のありそうな媒体には、直接電話連絡をしてお願いしました。
その媒体のほか、数社で採り上げていただいたのを確認できました。

【SNSでの拡散】
次に「SNSでの拡散」です。
今や多くの皆さんが情報収集、コミュニケーションの場として活用しています。
この場を使わない手は無いですね。記事を投稿するポイントとしては、読者目線に立つ事でしょうか。主催者が伝えたい情報を流すよりは、読み手が、その友だちに知らせたくなるような切り口で書くことが重要です。

【インフルエンサーからの発信】
最後に「インフルエンサーからの発信」です。
「インフルエンサー」?「インフルエンザ?」耳慣れない方もいらっしゃるかも知れません。「インフルエンサー」とは他の消費者の購買意思決定に影響を与えるキーパーソンです。
私どものイベントでは、当日出演するアーティストがラジオ出演される際にイベントについて発言してもらったり、出店するラーメン店の店頭でポスターを掲示してもらったりしました。
それぞれのファンに伝える事で、より情報が広がりやすくなります。

いかがでしょうか。これらを実践した私どものイベントは、おかげさまで沢山の方に来場いただく事ができました。
今回ご紹介した事例が、どの程度功を奏したのかは計れませんが、やって損のある事では無いと思います。
来場者が笑顔で楽しむ姿を見るのは、何とも言えない達成感ですよね。
ぜひご参考にしてください。

グローカルマーケティング株式会社  福田 洋介

この記事の詳細を見る

2014-10-10 「できない」ときは情報プラスで信頼度アップ

先日、ご支援先のイベントで急遽人手が必要となりました。
馴染みのないエリアでしたので、ホームページを頼りに人材派遣会社数社へ依頼してみました。
急なことだったので、結果としてはどちらの会社からも派遣してもらうことができなかったのですが、その対応には大きな違いがありました。
今回はこの違いについて考えてみたいと思います。

▼A社
「急な依頼ですが、何とか探してみます。」と一生懸命探してくれましたが、数日後、「頑張ったのですが見つかりませんでした。他当たって下さい。」との返答。以後フォローなし。

▼B社
「急な依頼のため、当社ではお手伝いできませんが、○○社様でしたらそのような対応も可能と聞いています。宜しければ、連絡先をお教えしましょうか?」

いかがでしょう。先にも述べたように結果どちらもNGでしたが、私は断然B社さんに好感を持ちました。
A社さんも頑張ってくれたのですが、「見つからなかったら他を当たって下さい。」では、困るばかりか、不満も積もってしまいます。もうこの会社には頼まないと思ってしまいました。
一方B社さんは、今回はお願いできなかったが、次回も問い合わせてみたいと感じました。

私たちビジネスパーソンは、日々お客様の課題を解決するために最大限の努力をしています。
しかしながら、お客さまの希望に答えられないケースは発生します。
この時大切なのは、「今の失注よりお客様の信頼を勝ち取る」ことだと思います。

この小さな心遣いは、後に利子が付き、より大きな「信頼残高」となって返ってくることになります。

私が担当しているトキっ子くらぶの一大イベント「トキっ子子育て応援フェア2014」の開催が、いよいよ1か月後となりました。
今年も、子育て家庭をはじめ、出展企業様にご満足いただける内容で開催できるよう、日々準備を進めています。その中で、様々な要望がでてきます。
今回のケースを反面教師に、「できない」要望があった場合は情報プラスで信頼度をアップさせ「信頼残高」を貯蓄していきたいと思います。

グローカルマーケティング株式会社  安達 武史

この記事の詳細を見る

2014-09-29 世界の“ハッ”とする動画活用事例 

3月末~4月の上旬、私は代表の今井とともにニューヨークに行ってきました。目的はWEBマーケティングのカンファレンス「Click Z live」に参加するため。4日間に渡り英語に悪戦苦闘しながらも、実に収穫の多い珍道中でした。
本日はそのカンファレンスで多く話題に挙がっていた、「動画(video)活用」について事例をご紹介したいと思います。

百聞は一見にしかず。早速事例をご紹介します。

【事例1】The Bible of Barbecue(バーベキューバイブル)
http://adgang.jp/2014/05/60293.html
まずは、ブラジルのBBQ用品メーカーが制作した動画です。
ブラジルではBBQ文化が広く生活に根付いているそうですが、この企業は「BBQバイブル」を作成し、多くの注目を集めています。
ただのガイドブックだと思うと大間違い。
本からは炭、着火剤、まな板、包丁のとぎ器、エプロン、ランチョンマットなどなど、実際にBBQで使えるアイテムが続々と出てきます。こちらの本は簡易版として実際に販売されているということなのでさらに驚きです。

【事例2】Doveの「貼るだけで美しくなるシール」
http://adgang.jp/2014/04/58043.html
続いてはシャンプーでおなじみのDoveが行った「Real Beautyキャンペーン」の最新PRビデオです。なんとDoveは「貼るだけで美しくなれるシール」を開発し、それを一般の女性に試験利用してもらった動画を公開しました。
被験者となった女性たちは2週間シールを腕に貼り付け、日を追うごとに自分が美しくなっていることを実感していきます。女性たちは「今後も使い続けたい!」とモニター終了後に口を揃えて答えますが、実はこのシール、何の成分も含まれて
いないただのシールでした。
何の変哲もないシールを「特別なシール」だと信じ込んでしまった女性たち。しかしその結果、被験者となった女性たちは自分自身の美しさに自信が持てるようになりました。
ビデオの最後には、「美は気から(“Beauty is a state of mind”)」というメッセージで締められています。
他の美容メーカーがこれまで行ってきたPR戦略とは毛色が異なっていることにお気づきいただけると思います。

【事例3】“Fuck the Poor”「貧乏人なんてくそくらえ」
http://adgang.jp/2014/04/57470.html
最後にお伝えするのはイギリスの慈善団体が行った実験を基にしたPR動画です。
動画はとあるロンドンの朝、“Fuck The Poor”(貧乏人なんてくそくらえ)という看板を背負いビラ配りをする男性の姿から始まります。その姿に不快感を覚えた通行人たちは、次々に男性に抗議をはじめます。
次に先ほどと同じ男性が“Help The Poor”(貧しい人に支援を)という看板を背負い、同じようにビラ配りをはじめます。しかし、今回は立ち止まる人はおらず通行人はみな無関心の様子です。動画の最後には、「その気遣いを支援に繋げてください」というメッセージで締めくくっています。少し刺激の強い動画ですが、強烈なインパクトを受けますね。

「動画活用」の良い点は、より深く、かつ分かりやすく伝えられる点にあります。
また、動画はソーシャルメディアとの親和性が高く、アイディアひとつで多くの人に認知を広げる可能性を秘めています。
皆さんもこの機会に動画活用にチャレンジされてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、ソーシャルメディアは次回の定例講座で取り上げますので、気になる方は是非お気軽にご参加くださいね。
http://a00.hm-f.jp/cc.php?t=M222865&c=3005&d=2955

グローカルマーケティング株式会社 野澤 玄也

この記事の詳細を見る

2014-09-19 変わる力がヒットを生み、会社を救う

”モンスト”をご存じですか?

つい先日のこと。友人からLINEメッセージが届きました。
「モンスト一緒にやらない?ひっぱるだけのカンタン操作で楽しいよ!http://…」

最近よく見るSNSのメッセージ機能から届くスマホゲームに誘う定形文。普段なら気にしないところですが、時間があったことと、最近CMでも友人の会話の中でもよく聞く”モンスト”だったことも手伝って、URLをクリックしてみました。

そのままゲームをインストールして何度かモンストの特徴である、”引っ張って離す”ゲームを体験し、ルールがわからないままアプリを閉じました。(私はゲームが苦手なので・・・)

それから何日かしてその友人に「なんでそんなにモンストにハマってるん?」と聞いたところ、「みんなで(友人とゲームの中で)一緒に戦いに行けるからおもしろいんだよ」と言っていました。

そこで”モンスト”について調べてみました。スマホ向けゲームモンスターストライク通称”モンスト”は昨年秋にリリースしてから世界累計利用者数1300万人を突破し、今もなおアプリのダウンロードランキングで上位の大人気ゲームです。

ひとりでゲームをするだけでなく、友達とタッグを組んでゲームをすすめていくこともできるため、利用者は会社や学校で集まってゲームを楽しんでいるらしく、久しぶりに集まった親戚とトランプゲームをするような楽しさと懐かしさが受け入れられやすい要因になっているそうです。

このヒットゲームを生み出したのはかつてSNSで一世を風靡した株式会社ミクシィです。時代はmixiからfacebookやTwitterブームへと変わり、ここ数年mixiの利用者は減る一方。2013年に上場後初めて赤字に転落してしまいました。

モンストが生まれたのはある社員が提出した事業プラン。その事業プランをもとに開発メンバー4名をSNS組織から引き離し、社内の会議室に缶詰状態にし、開発に集中させたそうです。

そのときのメンバーの一人、現在の代表取締役森田仁基さんがある雑誌で「素早くピボットするには、既存メンバーが未経験の分野にチャレンジしなければならない。今回はメンバーの一人ひとりの変わる力が、会社の変わる力につながったと思います。」と言っていました。

顧客ニーズの多様化、流行の高速化、IT発展の進化に対応しながら、事業を続けていく上で、変わらなければいけないタイミングがある。

自社を守るために今まで取り組んでいなかった新しいことに実践してみる勇気が、必要な時代なのかもしれません。

グローカルマーケティング株式会社  玉木 南

この記事の詳細を見る

2014-09-11 新潟から和食を!

先日県内のある酒蔵さんが海外輸出を始めたという話を聞きました。
数年前から日本の食品の海外からの評価が高くなってきていることは何となく肌で感じていましたが、身近な地元で話を聞くと益々現実味を感じます。

こういった流れは、インターネット通販でも同様で、外国からの需要が増してきているようです。
2014年3月日本貿易振興機構(ジェトロ)から報告されている調査レポート「海外向けインターネットを使った食品の販売状況 」では、現在は海外在住の日本人が主要顧客層だが、最近では、アジア圏の富裕層、欧米およびアジアの小規模小売店、飲食店においても小口需要が伸びていて、以下のような商品が有望市場と見られています。

・安心、安全、品質のニーズが高い食品(生鮮品、子供向け食品、等)
・日本の特産物、独自の食文化による日本の加工食品・調味料
・現地での流通量が少なく、直接日本から購入するニーズのある食品
※調査レポート
ジェトロより
http://www.jetro.go.jp/world/asia/hk/reports/07001707

2013年12月に和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことで、世界から日本食に関する注目度も高まっています。日本リサーチセンターが実施した日本人が考える和食についての調査では「ヘルシー」「体に良い」「素材の味を生かして食べられる」と良いイメージを持たれている人が多く、「洋食よりも和食が好き」と回答した人は約7割という結果が出ていました。
また、和食は外食よりも家庭料理として食べられることが多いとのことです。

個人的な意見としては、最近は日本食離れが進んでいる印象があったので、意外な結果でもあり、とても安心しました。
※調査レポート
日本リサーチセンターより
http://www.nrc.co.jp/report/140217.html

ここ数日、県内を車で移動していると稲刈りの様子を多く目にするようになりました。
新潟は、海も山もある自然に恵まれた地域で、食の宝庫だと思います。
日本の和食を新潟からもどんどん世界へ発信できるようなれば、新潟がもっともっと活性化します。

「新潟のいいモノが売れる」そんな地域の実現を目指してマーケティング(売れる仕組みづくり)を考えて行きたいと思います。

グローカルマーケティング株式会社  渡辺 護

この記事の詳細を見る

2014-08-29 「成功事例から考えるアンバサダーマーケティング」

最近テレビでもよく目にするネスカフェアンバサダーをご存知ですか?
ネスカフェアンバサダーは、アンバサダーに応募して選考を通過すると、バリスタ(コーヒーマシン)がオフィスに無料で提供されるという仕組みです。
1杯20円程度でおいしいコーヒーをオフィスで味わえるとあって爆発的な人気を集め、すでに10万人以上のアンバサダー登録者がいるそうです。

ネスカフェアンバサダーのサイトを見てみると、専用のカートリッジが最安値で購入出来たり、さらに自宅用にバリスタがもう1台貰えたりと多くのメリットがあります。
一方で、アンバサダーには職場でコーヒーを楽しんでいる投稿や定期的なアンケート回答など、サービス向上のための協力を任意で求められます。
この要望をマーケティング施策の改善に役立て、新しいバリスタを製造するなど、事業を拡充させています。

http://nestle.jp/amb/

ネスカフェは「アンバサダー制度」の導入によって、インスタントコーヒーにおけるオフィス市場という新しい領域の創出に成功しました。
これまでリーチできなかったオフィスのコーヒー需要を、オフィスの顧客から「アンバサダー」を募ることで、1杯20円という経済性、好みのカフェメニューがオフィスにいながら味わえるという利便性、顧客と共創するコミュニケーションなどの施策によって、斬新な方法で活性化させるすばらしい成果を上げました。

「アンバサダーマーケティング」では、顧客にとって「アンバサダー」であること自体が、クールで誇らしいという付加価値を生み出し、その「アンバサダー」という存在を顧客に任命します。
その結果、「アンバサダー」となった企業のファンが、ソーシャルメディアや対面で友人・知人に会った際、商品やブランドを他者へオススメしてくれることによって、ファンを広げていきます。

ネスカフェのように無料でバリスタを提供するようなアンバサダーは中小企業では難しい手法です。
しかしファンづくりの一環としてアンバサダーマーケティングを取り入れ、お客様からお客様に販売して頂くという方法はどんな企業でも可能だと思います。

テレビや新聞広告などの既存メディアの効果が下がる中で、このような新しい手法を活用するのも1つの手段ではないでしょうか?

グローカルマーケティング株式会社  松岡 正行

この記事の詳細を見る

2014-08-22 オープンデータで豊かな未来を

6月9日、10日、日経新聞社と総務省が主催する「世界ICTサミット」が東京大手町で開催されました。今年で7回目を迎える世界ICTサミットは、楽天の三木谷さんや日本マイクロソフトの樋口社長、Googleアジア・太平洋地域のトップなど錚々たるゲストが招かれ、現在のネットビジネスの最先端についてお話しされていました。
そのなかで、「オープンデータの活用」というテーマが大きな話題として挙がっていましたので、本日はそちらをご紹介したいと思います。

皆さん「オープンデータ」という言葉を耳にされたことはありますか?
「データ」とは市町村が保有する人口や地理的情報など公共性の高い統計情報全般を指します。
オープンデータとは、そうした公共性の高いデータを「オープン=公開し共有すること」であり、公共性の高いデータと民間企業のアイディアや技術力によって新しい地域サービスを作っていこう、という考え方です。

少し抽象的なので、いくつか例を挙げながらご説明します。

オープンデータの取り組みとして最も知名度が高いものは何だと思いますか?
皆さんも使われたことがあると思いますが、それは「Google Map」です。
Google Mapは世界中の地図情報や交通渋滞・交通量の情報、道路環境の情報などをマップに落とし込み、一般の方々に公開していますよね。
Google Mapを使うことで、私たちは目的地までの交通手段や所要時間などの情報を得ることができます。
スマホではGPS機能により、現在地から目的地までのルート案内をしてくれますよね。

地図情報、交通情報、道路環境、公共交通機関などの情報はいずれも公共性が高く、なかには行政や専門機関で管轄している情報群もあるでしょう。
このように、国、県、市町村が持つ公共性の高いデータをよりオープン(=オープンデータ化)することで、民間ならではの自由な発想で新しい地域サービスを開発することが可能となります。

例えば、AEDが設置してある施設の住所情報。こちらも既に公開されているデータが多いでしょう。
スマホのGPS機能と連携させて、もしもの時、自分が現在いる位置から最も近いAEDを検索できるスマホアプリがあったらどうでしょうか?
事実、糸魚川市では、AEDが設置してある施設の住所情報をシステム開発者向けのオープンデータサイト(City Data)に公開し、データをオープンにしています。
◆City Data
http://citydata.jp/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C/%E7%B3%B8%E9%AD%9A%E5%B7%9D%E5%B8%82

少しご理解を深めていただけましたでしょうか?

現在日本で最もオープンデータ化が進んでいる都市の一つとして、眼鏡で有名な福井県鯖江市があります。世界ICTサミットのなかでも、鯖江市に本社を持つ株式会社jig.jpの福野代表が登壇され、これまでの事業や今後の取り組みについてご講演されていました。
福野さんは鯖江市長と共にオープンデータにいち早く取り組み、いくつもの地域向けスマホアプリを開発しています。
◆株式会社jig.jpについて

HOME

福野代表によれば、A市、B市、C市など単独でサービス開発に取り組むのではなく、A市、B市、C市がそれぞれのデータを一元化させ、市の壁を越えた、よりユーザー目線のサービス開発を行っていくことが大切だとお話していました。
以下のURLより概念図をご覧になってみてください。
◆5つ星オープンデータ
http://odp.jig.jp/

オープンデータの最大の目的として、「より付加価値の高い地域サービスの創出」という点が挙げられます。そのためには、地域のあらゆる「不」の解決に向けた「データ×アイディア」という視点が重要です。
ただの情報群である無機質なデータに「アイディア」という色を足すことで、より良い地域環境を創出する地域サービスが生み出される可能性を感じませんか?
今後も「オープンデータ」というキーワードには注目していきたいですね。

グローカルマーケティング株式会社  野澤 玄也

この記事の詳細を見る

PAGE TOP