こんにちは! コンサルタントの菅野裕樹です。
今回はコロナ過からよく聞くようになった注目の販売形態、ライブコマースについてお話しをしたいと思います!
≪ライブコマースとは≫

・ライブコマースはライブ配信とオンライン販売を組み合わせ、視聴者にリアルタイムで商品を伝え、視聴者はその場で商品を購入もできるというものです。なんとなく聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
そしてこのライブコマース、今はアパレルが主流だと思われていますが、実は飲食店やお花屋さんなど他の業種の方にも十分に活用できるのです!
≪ライブコマースのメリット≫
①視聴者へリアルタイムで商品を購入してもらえる
・リアルタイムで配信される動画で商品、サービスを紹介し、コメント機能などで視聴しているユーザーからの質問に対し、返答していき購買意欲を高められます。ECでは困難なインタラクションなお客様対応ができます。そして視聴しているユーザーが購入したいと思ったら、その場で配信しているライブコマース専用アプリやSNSライブ配信から自社ECサイトに誘導しそのままその商品をその場で購入できるので、より効率的に商品を紹介でき販売アプローチができるのです。
②リアルタイムでの配信だからこそ、最新の情報をお届けできる
・その日の新作商品、これから販売予定の商品、商品の使用感など店舗や販売員しか知らないような最新情報からマニアックな情報までリアルタイムでユーザーにお届けできます。
③EC販売のデメリットを解消できる
・これまでEC販売は商品の静止画やテキストでの販売が主流な為、実際の商品の良さが半分ほどしか伝わりませんでした。そこから更にその商品がどのようなものなのか、使い勝手はどうなのかなど第三者の口コミや書き込みを見て、購入の決断をするというのが流れでした。しかしライブコマースという新たな販路により商品をより動的に視認化でき、商品のの疑問点や使用感などチャット機能で把握でき全てリアル配信で確認することができる為、よりユーザーの買い上げ促進にも繋がっています。
≪ライブコマースを実践した業種≫
・アパレル業界
・コスメショップ
・不動産会社
・家電量販店
・百貨店
・洋菓子店/和菓子店
・ホビーショップ
・健康食品会社
・スポーツ店
・生活雑貨店
・生花店/造花店
etc…
≪ライブコマース市場≫
・中国では既に定着しているライブコマース。主にインフルエンサーを起用して盛んに行われており、推定される視聴者数は4億5000万人、ライブコマース市場は2021年では22兆円、ECに占める割合も11.2%と拡大しています。その一方、日本ではライブコマースという認知度は高くなく、実際のメリットも十分に把握していない為、まだまだ浸透していません。ただ今日では期間限定などではありますが、VRでの商品販売をするVRショッピングや実際に仮想空間のショッピングモールなどで商品を販売している企業も増え、新たな商品の売り方が続々と出てきています。今後の新たな時代に向けてひとつライブコマースという商品販売の仕方もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
次回はVRショッピングについてお話しさせていただきます!
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私がこの記事を書きました!
グローカルマーケティング株式会社
コンサルタント
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