コンサルティング部 マネージャー
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≪ご依頼の背景≫
入り組んだ住宅街の中に立地しているため、認知の獲得が難しい。40年近く営業していることもあり地元のお客様の根強いリピーターさんがいる中、高齢化によって来店頻度が減少傾向にありました。
コロナ禍となり冠婚葬祭や贈答品、学校行事のバザーなど大口の注文も軒並み中止や規模縮小になり、売上が減少していました。ご夫婦2人で営んでおり、売上目標や販促計画がない中で何をすればいいか分からないご状況でした。
≪ご支援内容≫
にいがた産業創造機構のNICO専門家派遣制度を活用し、主に①現状把握と売上目標の設定、②マーケティング戦略の策定、③費用をかけないマーケティング施策の実践をご支援させていただきました。
■売上の現状把握と売上目標の設定
まずは現状把握のために、その日その日の売上を記録する売上管理表を作成し、売上・客数・客単価の3つの指標を記録・確認しました。原材料の高騰にともなって値上げを実施した直後のためお客さんがン離れることが危惧されましたが、客数は大きく落ち込んでいないことを確認しました。
また、これまでは明確な売上目標が無かったため年間の売上目標を決定し、それを達成するための月次売上目標をシミュレートしました。その結果、2021年度と比較して客数を10%アップ、客単価を10%アップさせることで達成できることが分かり、具体的な目標として設定しました。
≪訴求ポイント≫
■マーケティング戦略の策定
マーケティング・サクセスマップの作成を通して、新たなターゲット(理想のお客様)として「新潟県の県央地域(三条市、燕市、加茂市周辺)に在住の30~40代の夫婦」を設定し、看板商品(USP)として手土産にぴったりな「四角い手づくりクレープ」を看板商品として改めてPRしていくという戦略を固めました。
■マーケティング施策の実践
広告予算がほとんどかけられないため、とにかく費用をかけずにできる施策を1つ1つ実践していきました。スマホ1つ、ペン1つでできることから取り組んでおり着実に売上アップにつながっています。現在も月1回のコンサルティングご支援を継続し、4か月連続で昨年以上の売上を達成しています。
・認知拡大のためのInstagram投稿内容の見直し
・店舗集客のためのGoogleビジネスプロフィール立ち上げ、設定
・リピート集客のためのLINE公式アカウント活用
・客単価アップのための手づくりPOPの作成指導
費用、人手が限られている小規模事業者や個店舗であっても、工夫とアイディアを実践していくことで着実に売上アップにつなげていくことができます。ぜひ店舗づくりにお悩みの場合はお気軽にご相談ください。
このような課題をお持ちの企業・団体様はお気軽にご相談ください。 まずはお気軽にご相談くださいませ。