コンサルティング部 マネージャー
金物の町新潟県三条市を拠点として、アウトドアナイフや包丁を企画・開発している剣謙心株式会社様から、海外販路開拓のためのブランドコンセプト動画の制作をご依頼いただきました。
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ブランドコンセプト動画を制作する目的
剣謙心様は中国市場の販路開拓として、黒染めのアウトドアナイフやペティナイフ、キッチンバサミなどを展開しています。現地のキャンプ用品店のバイヤーや、キャンプ用品店に卸売りをしている商社との新規取引を開拓することを目指し、様々なマーケティング施策を検討されていました。目標から逆算してマーケティング導線の検討を進めた結果、下記のようなシーンで動画を活用することが有効であると判断されました。
メールキャンペーンでの訴求:
問合せなどを通じて接点を持った顧客リストに対してメール配信を行い、特に反応の高い見込客に対して個別にアプローチする手法を採用。メールに動画を埋め込むことで、興味関心を高め、Webサイトへの流入を促進することを目指しました。
Web媒体でのブランドコンセプトの訴求:
BtoB取引のプラットフォーム「アリババ」や、自社のコーポレートサイトで、ブランドコンセプトを訴求する動画を掲載することで、流入した顧客のコンバージョン率(問合せ率)を高めることを目指しました。
展示会や商談での活用:
海外バイヤーとの商談は、通訳に同席をしてもらったとしても意思疎通には時間がかかります。そんな時に、事前にメールで動画を送ることで商談をスムーズにしたり、展示会場で興味を持っていただくためのツールとして活用できます。
ご支援内容
事前に動画の構成や撮影シーンのイメージ・役割をすり合わせたうえで、動画の撮影から編集まで実施させていただきました。剣謙心様におかれては、弊社のPDCA支援をご活用いただいていたため、よりスムーズな撮影を行わせていただくことができました。
今回の動画は、商品のブランドコンセプトを見込客に伝え、興味関心を高めてコンバージョンに繋げたい意図がありました。 そのため、冒頭には商品の使用シーンを設定し、商品を通じて得られる価値を訴求しました。そのうえで、高い技術力を見せる製造現場や、商品開発の背景など、価値の裏付けとなる根拠も存分に訴求しました。
成果物
動画やWebサイトなどの販促ツールは、訴求したいお客様のことを具体的に思い描いて制作することが重要です。特に今回のようなブランドコンセプト動画のような、自社の価値を訴求する内容の場合、どうしても様々な内容を詰め込みたくなってしまいます。
しかし、お客様は動画の全てを見てくれるとは限りません。
一番伝えるべき人に、一番理解してほしいことをわかりやすくお伝えすることが重要です。
お客様の声
弊社は定期的にグローカルマーケティングさんのご支援を受けていたため、狙うべきターゲットと自社が打ち出すべき価値(ブランドコンセプト)を明確にすることができていました。
そのため、どんな動画を作成したらよいかというイメージはあったものの、やはり実際にプロのカメラマンの方に同行いただいて編集された映像を見て、マーケティング成果の期待ができるクオリティになったと感じております。実際、弊社のベースキャンプでバトニングのシーンや物撮りをした際には、スマートフォンでの撮影のコツなども教えていただくことができ、大変勉強になりました。
今後はECプラットフォームや自社サイトでの公開をはじめ、展示会場やイベント会場での投影、SNSやメールを通じての発信にも利用していく予定です。
(代表取締役社長:長谷川様)
動画の完成後、早速Webサイトや展示会・イベントなどでご活用いただいています。引き続き、海外展開に向けた販路開拓のご支援を進めさせていただく予定です。
剣謙心の皆様、引き続きよろしくお願いいたします!