コラム

【Z世代マーケティング】次の時代の顧客ニーズを掴め!

2023.06.30

こんにちは!コンサルタントの堀田タケルです。

あなたは「Z世代」という言葉をご存知でしょうか?
Z世代とは、1995年から2012年の間に生まれた世代のこと ※ を言い、特にWEBやスマホに慣れているいわゆる「デジタルネイティブ世代」として知られています。
彼らはインターネットやSNSと常につながっており、情報を素早く消費する傾向があります。

※ Z世代の年齢に明確な定義はなく、一般的に1990年代半ば~2012年頃までに生まれた世代のことを指します。ようは、10代から20代の若者です。

現代においてZ世代は人口の中で大きな割合を占めています。国連統計によると、2019年時点で全世界におけるZ世代の人口は約25億人を超えており、その数は全人口の約3割を占めています。
このZ世代の多くは今後労働市場に参入し、そして購買力を徐々に高めていくと予想されているため、いまやビジネスにおいてZ世代は消費を担う重要な世代なのです。

今回は、このZ世代を攻略するための「Z世代マーケティング」についてお話ししていきます。

なお弊社では、「Z世代マーケティング」について30分無料オンライン相談を承っています。ちょっとした事の確認・相談でも大丈夫ですので、こちらからお気軽にご相談ください。

Z世代の特徴

Z世代は、これまでの世代とは異なる特徴をいくつか持っています。

日常生活の中でスマートフォンやタブレットなどのデジタルデバイスを積極的に利用します。
特に、スマートフォンの存在はもはや生活の中でなくてはならない存在になっています。
さらに、彼らは情報の受け手ではなく、積極的な情報発信者でもあります。
SNSやブログなどを通じて、自分の意見や体験を発信し、他の人とつながることも多いです。

Z世代の特徴はいくつかありますが、特に次の2つは押さえておきましょう。

① デジタルネイティブ世代

まず何と言っても、Z世代はデジタルネイティブ世代」である点が最大の特徴です。
彼らは小さいころからデジタルデバイスに触れる機会が多かったため、当たり前のようにインターネットやSNSを利用します。
そのため、オンライン上でのマーケティング活動が彼らにとって自然なものとなっており、だからこそ事業者側としてもデジタル施策を打つことが今後ますます重要になります。

② コンテンツ消費の変化

Z世代は、コンテンツを消費する方法においても他の世代とは異なる傾向があります。
彼らはテレビよりもYouTubeやストリーミングサービスを好み、SNSでシェアされる投稿や動画に関心を持ちます。
また、「タイパ(タイムパフォーマンス=時間対効果)」という言葉が生まれたように、短いスパンで情報を収集するため、事業者側が提供するコンテンツは短くて分かりやすく、かつ魅力的である必要があります。

上記の他にも、Z世代の特徴として、SDGsなどの社会問題に関心が高い点や、ジェンダーや多様性を重視している点なども挙げられます。

Z世代を攻略するためのマーケティング施策

Z世代に効果的にアプローチするためのマーケティング施策は様々ありますが、今回は特に効果が高いSNSマーケティングとインフルエンサーマーケティングについて紹介します。

① SNSマーケティング

Z世代は、Instagram、TikTokをはじめとしたSNSプラットフォームを活発に利用しています
事業者側がこれらのプラットフォームでの存在感を高めるためには、SNSを運用することはもちろんですが、よりZ世代に刺さるようなコンテンツを提供することが求められています。

例えば、現代は「ショート動画戦国時代」とも呼ばれているように、より魅力的でかつタイパの良いショート動画に力を入れること、実際に商品を購入したユーザーの口コミを公開すること、シェアしたくなる仕組みづくりをすることなどが具体的な施策として挙げられます。

SNS活用についての詳細は以下のコラムをぜひご覧ください。


② インフルエンサーマーケティング

Z世代は、インフルエンサーの意見やレビューにかなり敏感であり、インフルエンサーがおすすめする商品には興味を持ち、実際に試してみたいと思うことが多いです。
そのため、自社商品のプロモーションを行う際は、インフルエンサーを登用することがますます重要となってきます。
事業者側は、Z世代が注目するインフルエンサーと提携し、商品やサービスを紹介してもらうことで、広告効果を高めることができます。

インフルエンサーを活用する際は、自社商品のターゲットとインフルエンサーのフォロワーの属性が一致しているか注意しましょう。
もし仮にフォロワー数が多いインフルエンサーでも、そのフォロワーが自社商品のターゲットではない場合、プロモーションの効果が発揮されない可能性が高いです。また、ステルスマーケティングを避けるためにも最新の法規制を遵守することを忘れないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Z世代はデジタルネイティブ世代であり、インターネットやSNSに非常に慣れ親しんでいます。
彼らは情報の消費方法やコンテンツの好みがこれまでの世代と異なるため、適切なマーケティング施策を考えることが大切です。

Z世代への効果的なアプローチ手法もいくつかご紹介しましたが、彼らがデジタルネイティブであることを考えると、やはり「デジタルマーケティング」は今後ますます重要なものになります。

当社の「デジタルマーケティング」ご支援事例は以下をご覧ください。
グローカルマーケティングの「デジタルマーケティング」 に関するご支援事例一覧

次世代の消費者となる顧客層へのマーケティングについてお悩みの事業者様は、ぜひお気軽に弊社までお問い合わせをいただけたら幸いです。

弊社では、「Z世代マーケティング」について30分無料オンライン相談を承っています。ちょっとした事の確認・相談でも大丈夫ですので、こちらからお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

私が担当しました!
堀田 タケル

コンサルティング部 コンサルタント

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