コラム

ホームページ・オンラインショップの無料作成サービスと注意点

2020.05.20

こんにちは!WEBマーケティングコンサルタントの武田知浩です。

この記事では、ホームページやオンラインショップの作成方法と注意すべき点に関してお伝えしていきます。

新型コロナウイルスの感染拡大、またそれに伴う感染防止措置により、これまでの行動様式が大きく変化していますね。

事業を営む上でもその変化は大きく、いち早く変化に適応できるかが今後求められていきます。

そうした変化に適応するための一つの取り組みとして、「ホームページ」「オンラインショップ」の作成方法と、作成後の運用で注意すべき点をお伝えします。

・実店舗への集客、来店が激減している

・営業活動がうまく進まない

・これまでオンライン、インターネット上の取り組みは何もしていない

このような方に向けて書かせて頂きました。

これからオンライン化を推進し、ホームページやオンラインショップを立ち上げようとする方のお役に立てれば幸いです。

ホームページ、オンラインショップ開設の必要性

新型コロナウイルスの影響により、人の動きが大きく鈍化しました。自粛は徐々に解消に向かっていますが、人の流れがすぐに元通りになる見通しは立ちません。

これまではフラッと外出したついでに立ち寄っていたお客様も、必要最小限の外出しかしないでしょう。

出かける前にインターネットで事前に情報を調べてから出かけることも多くなることでしょう。

また企業活動においても新規営業が行いづらい雰囲気が続くことが予想されます。

飛び込み営業スタイルは厳しくなりますし、テレアポをしても担当者につながらないことも増えることでしょう。

こうしたリアル(対面型)スタイルの営業活動だけだと早晩行き詰る可能性が高いかもしれません。

そのため、お客様や見込み客に、訪問してもらい、見てもらい、魅力、メリットを理解してもらえるようなホームページやオンラインショップの整備が必要となっています。

これまでホームページやオンラインショップを一切持っていなかった人はもちろんのこと、会社説明代わりに簡易的なものを持っているだけという方は是非一度見直しを図ることをお勧めします。

ホームページやオンラインショップを上手に育てれば24時間365日働き続けることが可能になります。

ホームページを無料で作成できるサービス

ホームページやオンラインショップを作成するのには大きな費用が掛かるからとてもそんなことはできない、とお考えの方も多いかと思われます。

しかし、現在は非常に便利で優秀なサービスが「無料」から使える時代です。

無料といってもしっかりと使いこなせば非常に大きな効果を上げてくれることでしょう。

今回は、そんな便利なサービスを2つだけご紹介します。

①世界で1億人以上が利用するWix(ウイックス)

文字や画像、ボタンなどをドラッグ&ドロップで直感的に配置しながらホームページを作成することができます。

おしゃれなテンプレート(見本の型)も複数用意されており、型に情報をはめ込んでいくだけで、素敵な見栄えのホームページが出来上がります。

つまり、ややこしい専門的なプログラミングコードを書く必要は一切ありません。

詳しくは公式サイトよりご確認ください。
https://ja.wix.com

②日本で人気のJimdo(ジンドゥー)

Jimdoはドイツ生まれのホームページ作成ツールです。

日本語版はKDDIウェブコミュニケーションにより運営されているので、安心して使うことができます。

Wixと同じく様々なパーツをドラッグ&ドロップするだけで、ホームページを作成できます。

詳しくは公式サイトをご確認ください。
https://www.jimdo.com/jp/

2つの公式サイトを見比べていただけるとわかりますが、Wixの方がいろいろと詳しく見ることができます。

私自身もこれまでWixで一時的なキャンペーンサイトを作成したり、簡易的なホームページを作成したことがありますが、テンプレートを選んでサクサク作れるので、作業は大変でしたが楽しかったですね。

あと懸念点としては、サイトが重たくなり、ページ表示速度が遅くなる傾向にあるということです。

これはドラッグ&ドロップで直感的に操作できる反作用みたいなものなので仕方ありませんね。

また使うこと自体は完全無料で始められますが、「独自ドメイン」を使用するためには有料プランにランクアップする必要があります。

どの程度のホームページを作りたいかの「目的」を明確にした上でご検討くださいませ。

オンラインショップを作成できるサービス

次にインターネット上で商品売買ができるオンラインショップの開設サービスについてご紹介します。

先ほどのWixやJimdoでもオンラインショップを作ることができるのですが、オンラインショップメインで考えている場合はここでご紹介するサービスをお勧めします。

無料で出来るもの、月額課金で利用できるものなど、様々なサービスがありますが、私が特にお勧めしているサービスをお伝えします。

①MakeShop(有料)

https://www.makeshop.jp/

一番バランスが良いサービスです。小規模店舗から大規模店舗まで対応しています。月額3,000円から利用できるビジネスショッププランから始めることができます。

ただし、ビジネスショッププランだとデザイン面ではありきたりのものになります。

月額10,000円のプレミアショッププランでは、独自デザインのテンプレートも使えるようになりかなりショップデザインの幅が広がります。

②カラーミーショップ(有料)

https://shop-pro.jp/

オンラインショップ運営が初めての方に向いているサービスです。月額834円から使えるエコノミープランがあります。

使える機能はだいぶ制限されますが、初めての方にはちょうど良いかもしれませんね。

機能も複雑すぎず、戸惑うことも少ないでしょう。私の感覚ですが、メイクショップよりちょっとだけおしゃれな感じがしますね。

③BASE(無料)

https://thebase.in/

無料のオンラインショップサービスの草分け的サービスです。売れたときに販売手数料がかかるという料金体系ですので、売れるまでは費用が掛かりません

おしゃれなテンプレートも多くて非常にデザイン性に富んでいます。

単純にデザイン性だけならば、メイクショップやカラーミーショップのテンプレートよりも素敵だと感じます。

④STORES.jp(無料)

https://stores.jp/

BASEを追いかけるようにサービスを拡大しているのがこちらのサービスです。

だいぶBASEに差をつけられていましたが、各種キャンペーンを打つことで利用者を拡大している印象です。

各サービスの比較表も作成してみましたので、ご参考にしてください。

種類初期費用最低月額費用販売、決済手数料月額最低手数料、月額費用備考
BASE無料無料6.6%+40円なしBASEかんたん決済手数料3.6%+40円、サービス手数料3%
STORES(フリープラン)無料無料5%なし
STORES(スタンダードプラン)無料1,980円3.6%なし
カラーミーショップ3,000円834円~1,000円4%~5%3,500円GMOイプシロンの提供する「カラーミーペイメント」契約時を想定。月間売上100万円までは決済手数料5%。
メイクショップ10,000円3,000円3.6%4,750円GMOイプシロン決済サービス契約時を想定。

※2020年5月時点情報

またオンラインショップを検討する際に「自社ショップ」か「モール出店」かで検討されるケースが多いです。

モール出店に関しても大手サービスをご紹介します。

1.楽天市場
https://www.rakuten.co.jp/ec/

2.Yahoo!ショッピング
https://business-ec.yahoo.co.jp/shopping/

3.Amazon
https://services.amazon.co.jp/services/sell-on-amazon/start-guide.html

この記事をお読みいただいている皆さんもきっと使ったことがありますよね?
各モールサービスの比較表も載せますので、ご参考にしてみてください。

※2020年5月時点情報

自社ショップとモール出店の大きな違いは「集客力」です。

モール出店は大きなショッピングセンターにテナント入居するイメージです。そのため集客はショッピングセンターが行ってくれますし、たまたま自分のお店の前を通りかかって来店してくれることもあります。

一方、自社ショップは集客施策をすべて自前でやらなければなりません。ショップを開設しただけでは誰にも気づいてもらえず閑古鳥が鳴きます。

この点まで加味して、自社ショップにするか、モール出店にするか比較検討してください。

ホームページ、オンラインショップの効果的運用に向けたポイント

ホームページにしろ、オンラインショップにしろ、作成、開設することでようやくスタートラインに立った状態です。ここから効果的に運用していくことがより重要です。

世の中には作りっぱなしで全く運用されていないサイトが実にたくさんあります。

会社案内代わりという目的で作ったのであればそれでもいいのかもしれませんが、ここまで読んでいただいた皆様の目的はきっとそれだけではないはずです。

・実店舗への集客につなげる

・お問い合わせを頂く

・売り上げにつなげる

こういったところが目的になるはずですよね。

そのためには作ってからの運用がポイントになります。

「集客×接客」

この両輪をうまく回すことで、成果へつなげていきます。

やるべきことは非常にたくさんありますので、今回の記事では触れられませんが、まずはどうやって集客するかを考えてください。

どうやって作成したホームページ、オンラインショップを知ってもらうのかということを考えてください。

Facebook、Instagram、Twitter、YouTubeなどのSNSもフル活用してください。

また、どれくらい訪問者がいるかということは「解析ツール」というものを活用することで知ることができます。

先ほど紹介したホームページ作成サービスやオンラインショップ開設サービスでも解析ツールを提供していますので、しっかりと把握するようにしましょう。

さらに本格的な解析は「Googleアナリティクス」というGoogleが提供する無料の解析ツールを活用するができます。

私が担当しました!
武田 知浩

コンサルティング部 シニアコンサルタント

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