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生成AIを「知っている」から「使いこなし、成果を出す」人へ。
会社の生成AI活用を力強く牽引する『チーフAIオフィサー(CAIO)』の育成を目指します。
本プログラムは、単なる生成AIツールの使い方を学ぶ研修ではありません。貴社の中に、生成AIを駆使して「守り(業務効率化)」と「攻め(収益創造)」の両輪を回し、会社の業務改革をリードする実践的な推進者を育成することを目指す、全5回のプログラムです。
「生成AIを導入したが、チャットで調べ物をする程度で止まっている」
「結局、どうすれば会社の業績に繋がるのかわからない」
多くの中小企業が抱えるこの課題は、生成AIを単なる「個人の便利ツール」として捉えている点に起因します。しかし、生成AI活用の本質は、組織の業務プロセスに組み込み、守り(業務効率化)で生み出した時間を、攻め(売上・利益創出)に再投資し、企業価値を高めることにあります。
本プログラムは、その中核を担う人材を育成することを目指します。私たちが考える理想のリーダーとは、単に生成AIに詳しい担当者ではありません。自社の業務と組織を深く理解した上で、Google Workspaceを事業基盤として生成AIの価値を最大限に引き出し、業務アプリ内製化(AppSheet)や、Web調査などを自動化するAIエージェントといった最先端技術をも武器に、現場の課題を解決し、会社の成長を加速させる人物です。
「生成AI活用推進リーダー」は、その役割の重要性を示す旗印です。大切なのは、その方が「会社の生成AIに関する推進役として、現場を巻き込み、目に見える成果を出す」という覚悟と能力を身につけること。本プログラムは、そのための実践的な学びを提供します。
Google Workspace、Gemini、Google Apps Script、AppSheetはGoogle LLC の商標です。
Microsoft ExcelはMicrosoft Corporationの商標です。
本セミナーは上記各社によって推奨、後援、公認されたものではなくグローカルマーケティング株式会社が独自に実施するものです。
プログラム
第1回|業務改革の設計図 ― プロジェクトマネジメントと課題発見
本質から始めます。まず、自社の「あるべき姿」を描き、現状とのギャップから「本当に解くべき課題」を特定する、問題解決の王道を習得します。その上で、社内の業務改善を一つの「プロジェクト」として捉え、成功に導くための基本的な考え方を学びます。生成AIはあくまで、その課題を解決するための強力な選択肢(道具)の一つです。
・会社の「理想の働き方」を定義し、改革のゴールを明確にする視点を養います。
・日常業務を分解・可視化し、どこに「時間とコストの無駄」が潜んでいるかを発見する手法を学びます。
・理想と現状のギャップから、本当に解くべき「最重要課題」を特定する思考法を習得します。
・課題解決による経済的インパクト(コスト削減額など)を試算する方法を学びます。
・課題解決を実行に移すための、プロジェクトマネジメントの基本(目的、計画、実行、管理)を学びます。
第2回|守りのDX実践 ― Google Workspace × Gemini で定型業務を効率化する
「守り」を固め、創造的な時間を捻出します。メール対応、議事録作成、報告書業務など、日々発生する定型業務を、Google WorkspaceとGeminiを連携させて自動化・効率化する具体的な手法を学びます。明日から使えるテクニックが満載です。
・議事録の録音データから、要約と決定事項リストを自動で作成する手法を学びます。
・複数の報告書や日報から、重要なポイントだけを抽出・要約して上司に報告する技術を習得します。
・面倒なデータ集計やグラフ作成を、スプレッドシート上でAIへの指示一つで完了させる方法を学びます。
・問い合わせメールに対し、過去の返信履歴を基に最適な回答文案を自動生成するアプローチを考えます。
・生成AIを前提とした、全く新しい効率的な業務フローを設計する視点を養います。
第3回|攻めのDX実践 ― 生成AIによるデータ活用で「売れるヒント」を発見する
守りで得た時間を「攻め」に投資します。しかし、闇雲に攻めても成果は出ません。社内に眠る販売データやWeb上の口コミなど、これまで活用しきれなかったデータを生成AIで分析。「顧客が本当に求めていること」を突き止め、売上向上に直結するアクションプランを策定します。
・Google フォーム等を活用し、顧客データを簡単に蓄積する仕組みの構築方法を学びます。
・Web上の口コミや競合製品レビューを自動収集・分析し、自社の「勝てるポイント」を発見する手法を習得します。
・お客様アンケートの自由記述欄から、サービスの改善点や新商品のアイデアを抽出する技術を学びます。
・過去の失注・成約データを分析し、「成約率を高める営業トーク」の仮説を立てるアプローチを考えます。
・分析結果から、具体的なマーケティング施策や営業アプローチの企画書を作成するプロセスを体験します。
第4回|DXの実行力を高める ― AppSheetとAIエージェントで業務を自動化する
攻守両面で活躍する万能ツール「AppSheet」や、定型作業を自動化する「AIエージェント」を使いこなし、現場の課題を解決する実行力を高めます。プログラミング知識ゼロからでも、生成AIの助けを借りて高度な自動化に挑戦します。
・煩雑なMicrosoft Excel管理から脱却し、スマホで使える「日報・案件管理アプリ」を開発するプロセスを学びます。
・面倒なWeb調査や定型的な情報収集を、AIエージェントに任せて自動化する手法を学びます。
・生成AIにGoogle Apps Script(GAS)のコードを書かせ、スプレッドシート上の定型作業を自動化する手法を学びます。
・現場のヒヤリハット報告をアプリ化し、リアルタイムで集計・分析する仕組みを構築します。
・顧客管理アプリを作成し、営業活動の生産性を向上させる方法を考えます。
第5回|改革のリーダーシップ ― 人を動かし、プロジェクトを成功に導く推進力
最終回では、自社での生成AI活用推進計画を発表し、その実現性を高めるための具体的なスキルを習得します。計画を絵に描いた餅で終わらせず、経営陣や現場を巻き込み、プロジェクトを成功に導くための、実践的なマネジメント手法と推進力を身につけます。
・自社での生成AI活用推進計画の発表と、実現に向けたディスカッション。
・実践力を強化するプロジェクトマネジメントの要点(WBSの作成・運用、タスク管理ツールの紹介)。
・現場や他部署を巻き込むための、対人コミュニケーションのポイント。
・経営陣から予算と承認を得るための、投資対効果(ROI)の具体的な説明手法。
・改革を継続させるための、効果測定と改善サイクルの回し方。
習得が目指せるスキル
本プログラムを通じて、以下のスキルの習得を目指します。
・課題発見・解決能力: 業務上の課題を的確に捉え、生成AIで解決する道筋を描く力。
・生成AI実装・活用能力: Google Workspace等を駆使し、具体的な業務改善を実現する力。
・データ分析・活用能力: 顧客データから事業成長のヒントを発見し、企画に繋げる力。
・プロジェクトマネジメント能力: 業務改革プロジェクトを計画し、実行・管理する力。
・ステークホルダーマネジメント能力: 社内外の関係者を巻き込み、協力を得ながらプロジェクトを推進する力。
こんな方におすすめ
・会社の未来に強い危機感を持ち、本気で会社を変えたいと願う経営者・役員の方
・DX推進の責任者・担当者で、現在の取り組みに限界を感じ、より高いレベルを目指したい方
・自社の業務を誰よりも理解し、その上で生成AIという新たな武器を手に入れたいと考える、意欲ある現場のエース社員
・将来の幹部候補として、デジタル時代に必須の課題解決能力とリーダーシップを身につけたい方
本プログラムの開催目的と狙い
・生成AIの知識を持つだけでなく、自社の業務を深く理解し、現場を巻き込みながら具体的な成果を出せる実践的なリーダーを育成します。
・業務効率化(守り)と売上向上(攻め)の両面から、生成AIを業績貢献に直結させるための戦略的視点と実行力を養います。
・ツール導入ありきではなく、「あるべき姿」から逆算して「解くべき課題」を設定し、その解決策として生成AIを最適に活用する、本質的な問題解決能力を習得します。
・Google Workspaceを事業基盤とした上で、AppSheetによるアプリ内製化やAIエージェントの活用など、明日から使える具体的な技術とツールを習得し、アイデアを形にする実行力を身につけます。
・経営陣への提案、現場との協働、そして継続的な改善サイクルの構築といった、業務改革を組織に根付かせるための推進力とリーダーシップを身につけます。
注意事項
<当日参加URL / 当日資料>
当日資料や参加URLを含む詳細は、後日、事務局(seminar@glocal-marketing.jp)よりメールにてお送りさせていただきます。
<当日の視聴方法>
①ご自身のパソコン、タブレットをご用意ください。
※スマートフォン・タブレットでもご参加可能ですが、パソコンでのご参加を推奨します。
②事務局よりお送りしたメールから、URLにアクセスしてください。
③メールアドレスとユーザーネームを入力する画面が表示されますので、お申込者様情報を入力後、入室してお待ちください。
※入室時のユーザーネームには【お名前/貴社名】を入力してください。
※ユーザーネームは講師・事務局以外には見えませんのでご協力をお願いいたします。