事例

群馬県みどり市の笠懸町商工会様より、職員様向けのChatGPT活用×プレスリリース作成講座のご依頼を頂きました。

ChatGPT×プレスリリース作成講座の目的

ChatGPTをはじめとする生成AIは、その特性やメリット・デメリットを正しく理解することで、あらゆる業種・業務で効果的に活用することができます。

中でも、マスメディアの活用を通じて広く認知拡大・見込客育成が期待できるプレスリリースの活用においても、大幅な生産性の向上が期待できます。

生成AIの特性を上手く活用することで、事業者にとって効果的な施策であるプレスリリースの効率的かつ効果的な作成方法を習得いただき、会員事業者への支援で実践いただくことを目的に、当講座を開催させていただきました。

ご支援カリキュラム

120分×3回の講座を実施しました。
ChatGPTを中心とする生成AIの活用方法や、生成AIを活用したプレスリリースの作成方法を、デモンストレーションやテスト使用を含めながら、実践形式で実施させていただきました。

ChatGPT活用講座の内容（一部抜粋）

ChatGPT活用講座では、ChatGPTのリリース変遷・成り立ちからその特徴ついて確認し、講師によるデモンストレーションを通じてChatGPTではどのようなことが得意で、どのようなことが苦手なのかをご理解いただきました。

そのうえで、実際にChatGPTのアカウントを作成してご自身で使用していただきました。さらにはChatGPTと同様の対話型生成AIサービス「BingAI」も使用していただき、「精度の高い文章を生成したい時はChatGPT」「最新の情報を収集したい時にはBingAI」など、それぞれの特性に合わせて最適な使い方を学んでいただきました。

中でも、パソコンやスマートフォンの音声入力を起動させて文字起こしを行い、起こされた粗々のメモをChatGPTに入れることであっという間に議事録が完成する方法を試していただき、早速次の会議から実践いただいているとのことです。

プレスリリース実践講座の内容（一部抜粋）

プレスリリースを講座では「メディア取材を促すプレスリリースの基本」を初日に学び、初日の内容を用いて「ChatGPTを活用した実践」を2日目に行いました。今まで人の手で原稿を作成する際に要する時間が半減し、ChatGPTを活用することでスピード感を持ってご支援が進められると喜びの声をいただきいています。

AIを用いることで間違いなく大幅な業務効率化に繋がりますが、AIに100点を求めてはいけません。自動車を例に考えてみてもクルーズコントロールが搭載車の運転は便利ですが、左右へ曲がる際のハンドリングは人の手が必要ですよね。

プレスリリースを作成する際も上記同様です。ヒアリング・AIが作成した文章の事実確認や添削など、人間にしかできない仕事は人間が行い、素材をもとに下書き文章を作成するなどをAIに任せるなど、役割を決めながらご活用いただくことをお伝えしました。

お客様の声

　若手職員の提案もあり、話題のChatGPTが支援の場でどのように活用できるか探るべく、職員向けの研修会を開催しました。
　経営指導員の業務は、事業者が持つアイデアを文章化したり、経営計画策定を支援したり、あるいは会議の議事録や事業報告書を書いたり、文書を作成・編集・要約する場面がよくあります。やはり、こうした業務は時間や労力がかかっており、作業時間の短縮や職員の負担軽減など、業務効率化は急務です。
　研修会では、ChatGPTを含む生成AIの概要や基本操作を学んだのち、事例を通じて文書作成・要約、アイデア出しを実践。実際に利用してみると、ちょっとしたアイデアであってもChatGPTに入力するたけで十分に膨らませ、文章としてつなげてくれる。しかも瞬時に。
　今後は、事業アイデアの発想やプレスリリースなどの案出し・ドラフト作成の場面でChatGPTを補助的に活用し支援効率を高める計画です。ただし、生成された草案の追加の確認やリサーチは怠らずに。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（経営指導員：滝澤様）

今後は、当社のコンサルタントが会員事業者向けにマーケティング戦略やデジタルツールの活用セミナーを複数回開催させていただく予定です。引き続き、笠懸町商工会様及び会員事業者様のお役に立てるよう邁進していきます。

笠懸町商工会様、ありがとうございました！