コンサルティング部 マネージャー
全国の自治体や企業向けにITシステムを提供する株式会社オスポック様から、生成AIを社内業務に活用するための社員研修のご依頼をいただきました。
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研修実施の背景
クライアントの要望に応じて適切なシステムを設計・開発し、運用面を含めてサービスを提供されておりますが、更なるサービス提案の向上や業務効率化のためには、社員一人一人の主体性の向上や創造的な仕事にチャレンジする必要性を感じておられました。
そんな中、今トレンドとなっているChatGPTをはじめとする生成AIを、自社でどのように活用できるかを社員一人一人が考える研修を行うことで、主体性と創造性の両方を高めていくことを目指しました。
研修内容
研修は2日間に分けて実施しました。初回は「生成AIでどのようなことができるのか」について他社の活用事例を踏まえながら主にインプットの時間をメインとし、2回目の研修ではグループごとに自社での活用方法を議論し発表するワークショップ形式で実施しました。
1回目 | <セミナー形式> ・ChatGPTの活用方法のレクチャー ・その他の生成AIの機能紹介 ・全国の企業、自治体での生成AIの活用事例 ・生成AI活用における注意ポイント |
2回目 | <ワークショップ形式> ・各グループごとに活用シーンのアイデア出し ・アイデアの優先順位付けと絞り込み ・各グループごとに生成AI導入のシーンやメリット、課題について発表 |
ワークショップの中で作成した生成AI導入のアイデアは、短時間で作成したあくまで「たたき台」です。研修をやりっぱなしでは「やってよかった」で終わってしまいます。
そこでオスポック様では、3月に社内コンペを企画されております。2回目の研修で作成した生成AI導入におけるたたき台をベースに、導入における課題の解決を各グループで進めていただき、3月の社内コンペにて各グループから発表いただく予定です。
このように、研修で検討した内容を継続的に取り組んでいただく仕掛けを用意することで、実業務にまで落とし込むことができるようになります。
研修資料(一部抜粋)
初回は、ChatGPTを中心とした生成AIについて、オスポック様の業務で活用できそうな使用方法や機能をご紹介させていただきました。研修を受講いただく方の職種や業界に応じて、内容をカスタマイズさせていただきます。
2回目の研修では、事前に考えて来ていただいたアイデアの共有から絞り込み、さらに3月の社内コンペを見据えた企画案のたたき台を発表していただきました。講師が各グループを回りながら、疑問の解消やアイデア出しのフォローをさせていただきます。
お客様の声
研修を通じ、受講者は生成AIの可能性や多様な活用事例について理解を深めることができました。
特に、AIが身近で楽しいものであるという発見や、ChatGPTをはじめとするAIツールへの警戒感の解消、
具体的な活用方法の理解などは、受講者にとって大変有益だったようです。
さらに、業務効率化への貢献はもちろん、新たなアイデア出しや問題解決への可能性も見えてきました。
今回の研修を活かし、積極的にAI技術を活用していきたいと考えております。
社内コンペでどういった成果が見られるか今から楽しみです。
(経営企画部:竹内 様)
まとめ
今回のように
■新たな知識・ノウハウを社員全員で学びたい
■学ぶだけでなく、実践に活かしてほしい。継続してほしい。
■テーマに関わらず、主体的に仕事を進められるようになってほしい。
こうした課題があられる場合には、当社の研修をぜひご活用ください。
一方通行で知識のみを得る研修ではなく、必ず社員のみなさまの行動につながる研修をご提供させていただきます。
オスポックのみなさま、ありがとうございました!