事例

（2024年7月30日更新）

≪ご依頼頂いた背景・解決したい課題≫

名のある鍛治職人が年に数丁しか作らないような、希少価値の高いこだわりの包丁を趣味で収集されていたご依頼主。手に入れた包丁をSNSに投稿していたところ、海外の方から包丁を買いたいとのメッセージが複数届きました。

そこに商機を見出し、自身が集めた包丁を商材としたビジネスを開始。

初期の頃は個別にやり取りを行っていましたが、コミュニケーションや代金の徴収等、海外のお客様を相手にビジネスをすることは手間がかかることも多く、海外向けECサイトの立ち上げを決意。

しかし、いわゆる越境ECサイトの制作や運用を行った経験がなかったため、弊社に越境ECサイトの制作をご依頼いただきました。

【お客様紹介】
ご依頼を頂きました刃研ぎ屋イタバ様は、新潟県十日町市で包丁を始めとした刃物研ぎ、包丁販売をメインとした事業に親子で取り組まれている事業者様です。

≪ご支援の流れ≫

この事例ではBASE（ベイス）を活用し、越境ECサイトを制作しました。その制作までの流れを紹介します。

①ヒアリング
消費者にとって魅力的なECサイトを制作するために、まずヒアリングを実施しました。具体的な内容としては、
　・ターゲットの選定
　・自社の強みの洗い出し
　・商材の選定
といった情報に関するヒアリングを行いました。消費者の購買促進に効果的なECサイトを作り上げるには、これらのような情報を整理することが重要になってくるため、ヒアリングは入念に行います。

②ECサイトの制作
ヒアリングした内容を元にECサイトの制作を行います。最初にラフと呼ばれるECサイトの原案を制作し、依頼者様のイメージと相違がないかを確認した後、実際のECサイトの制作に移行します。
必要に応じ、商品写真等のデータを共有していただき、ECサイトを制作していきました。
また、海外向けのECサイトということで、商品説明等の翻訳は慎重に行いました。ネイティブチェックを外部の企業に委託するなどして、現地の方に正確に魅力が伝わるようなECサイトに仕上げました。

③ECサイト運営方法レクチャー
ECサイトが完成した後は、安心して活用していただけるよう、ECサイトの運営方法をお伝えしました。注文が来た際の対応方法、入金管理、サイトの編集方法など、ECサイト運営に関わる情報を網羅的に解説させていただきました。

≪ご支援成果≫

ECサイト公開後に早速注文につながり、その後も順調に注文件数が増加しているそうです。個人からの注文だけでなく、ヨーロッパなど海外のバイヤーからの問い合わせも来るようにもなり、代理店契約を締結するなど、BtoBの事業拡大にもつながりました。

≪終わりに≫

今回は海外向けの越境ECサイト制作の事例を紹介させていただきました。海外向けのECサイトと聞くと、「作るのが難しそう…」というイメージを抱かれる方も多いかもしれません。
しかし、今は誰でも簡単に低コストで海外向けのECサイトが作れる時代です。
「自社の商品を海外向けに販売してみたい！」
そのようなお考えをお持ちの事業者様は、ぜひお気軽にご相談ください。貴社の魅力を世界に発信できるようなECサイトを制作いたします。

刃研ぎ屋イタバ様、この度はありがとうございました！今後とも宜しくお願い致します！