コラム

【事例あり】メールマーケティングの成果を高める方法

2023.01.21

皆さま、こんにちは。遠藤頑太でございます。

皆さまの会社ではお客様に対するメール配信をされていらっしゃるでしょうか。

最近では非常に低価格でコスパよくメールマーケティングができるITツールがありますので実践されている会社も多いですね。(ちなみに当社おすすめのメールマーケティングツールはこちら

営業活動や展示会で入手したお客様の名刺情報、Webサイトから問合せがあったお客様情報をその場限りにせず定期的にメールを配信することで見込客育成をして成果に繋げていくことができます。

メールマーケティングの成果は、配信数×開封率×クリック率×問合せ率で決まります。

たくさんのお客様に配信して、たくさんの方に開封してメール本文を読んで頂き、たくさんの方に本文中のボタンをクリックしてWebサイトに訪れて頂き、たくさんの方に問合せをして頂きたいですよね。

今回はその中でも開封率とクリック率を高める工夫についてご紹介致します。当社の実践事例付きなのでどこをどうしたらどれだけ成果が変わるのか、是非ご覧ください。

なお弊社では、「メールマーケティング」について30分無料オンライン相談を承っています。こちらからお気軽にご相談ください。
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1.クリック率を高めた事例

まずはメールのクリック率を高めた事例を見てみましょう。

①メール本文中の画像の工夫

下記の2つの画像のうち、どちらがクリックされたでしょうか。

<Aパターン>

<Bパターン>

上記はBパターンのコンサルタントの顔が映っている方が1.5倍クリック率が高かったです。

人は、人の顔に目が行きやすいと言われますがまさにその典型的な結果になりました。

②メール本文の文章の工夫

セミナーのご案内をしたメール、どちらの方がクリックされたでしょうか。

<Aパターン>

<Bパターン>

こちらはなんとBパターンの説明文が無い方が2倍クリック率が高かったです。

メール配信において原稿を書くのが大変なのに、それが無い方がクリック率が高いなんて意外な結果ですよね。

説明文で興味を惹きつけることは重要ですが、実はそれが無い方が読み手にとって想像力が働いて自分に関心があるように解釈してもらえるのかもしれません。

2.開封率を高めた事例

では、次にメールの開封率を高めた事例を見てみましょう。

①配信リストの工夫

配信先開封率
お客様全件一括25.7%
宿泊業向け33.3%
小売業向け41.4%
食品メーカー向け26.9%
住宅会社向け32.9%
金属加工業向け28.1%
理美容業向け40.0%

メール配信を行うにあたりリストが最も重要と言われますが、やはり一括で送るよりも業種などで絞ってタイトルを「○○な方におすすめ」と入れて配信するだけでも開封率を圧倒的に改善できることがわかります。

②フォロー配信

メール配信ツールを使えば、メール配信後に【未開封の人だけピックアップして再度メールを送る】といったことも可能です。

こういった配信結果をもとに次のアクションを起こすことをフォローアップ配信と言いますがどれくらい効果があるのでしょうか。まずは通常通りメールを配信したところ次のような結果になりました。

メール配信開封開封率
5,0741,22424.1%

1週間後、未開封の方だけをピックアップして再度配信したところ次のようになりました。

メール配信開封開封率
3,9082686.9%

上記をまとめると、5,074件のお客様にメール配信をして開封してくださったのが1,492名、開封率は29.4%です。

つまり、最初の配信だけでは開封率が24.1%でしたがフォローアップ配信を行うことで29.4%まで向上させることができました。

今回はメールマガジンの成果を高める方法ということで事例をもとにコラムをお届けしました。

メールマーケティングはお客様と定期的なコミュニケーションをとる効果的なツールですが、上記のように結果が数字で見えるので創意工夫のしがいがありますしPDCAを回していくこともできますね。

当社ではメール配信ツールの導入支援、配信内容の企画や配信作業サポートなどのご支援も行っております。

実践したいけど一歩踏み出せないという方、お気軽にお問い合わせください。

なお弊社では、「メールマーケティング」について30分無料オンライン相談を承っています。こちらからお気軽にご相談ください。
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私が担当しました!
遠藤 頑太

取締役COO 兼 コンサルティング部 部長

仕事って楽しい!と感じる人を一人でも多く増やすために、お役に立てるご支援とチーム作りをして参ります。

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