「知らなかった」では済まされない。ハラスメントのリスクから従業員と会社を共に守る組織づくり
パワハラ防止法の義務化により、ハラスメント対策は今や全ての企業の責務です。ハラスメントは個人の問題ではなく、組織全体の生産性を著しく低下させ、貴重な人財の流出や企業ブランドの失墜に繋がる経営リスクそのものです。本研修では、各種ハラスメントの正しい知識と、起こさない・見過ごさないための具体的な行動を学びます。貴社のコンプライアンス体制を強化し、従業員一人ひとりが尊重される健全な組織風土の醸成を目指します。
この研修の3つの特徴
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階層別に最適なプログラム
管理職には「指導とパワハラの境界線」、一般社員には「加害者・被害者にならないために」など、対象者の役割に応じた内容をご提供します。
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根本的な意識変革を促進
ハラスメントの根底にある無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)にも焦点を当て、一人ひとりの行動変容を促します。
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実践的なケーススタディ
職場で起こりがちなグレーゾーンの事例を多数用い、ディスカッション形式で考えます。ハラスメントへの判断基準と対応力を養います。
こんなお悩みありませんか?
- パワハラ防止法で何が義務化されたのか、会社として何をすべきか具体的に分からない。
- 部下への指導が「パワハラ」と捉えられないか不安で、管理職の約半数が指導に萎縮してしまっている。
- 社内でハラスメントに関する相談やそれに近いトラブルが発生したが、適切な対応が分からない。
- 世代や性別によってハラスメントへの認識に大きなギャップがあり、コミュニケーションが取りづらい。
- 相談窓口は設置したが形骸化しており、従業員が安心して相談できる環境とは言えない。
この研修で得られること
本研修を通じて、貴社はこのような変化のきっかけを得られます。
- パワハラ、セクハラ、マタハラ等の各種ハラスメントに関する正しい知識と法的リスクを理解できます。
- 「指導」と「パワハラ」の明確な境界線を学び、自信を持って適切な部下指導・コミュニケーションのポイントをお伝えします。
- ハラスメントを生まないための具体的なコミュニケーション手法と、発生時の初期対応のポイントを学習できます。
- 何がハラスメントになるか分からず、互いに遠慮し合うギスギスした職場だった。
- ハラスメントに対する共通認識が生まれ、互いを尊重する活発なコミュニケーションが生まれる職場作りのポイントをお伝えします。
- 管理職が部下指導に悩み、リーダーシップを発揮できずにいた。
- 適切なコミュニケーションの軸を得て、自信を持って部下の育成や指導のポイントを学びます。
- ハラスメントのリスクを軽視し、いつ問題が起きてもおかしくない状態だった。
- 組織全体でハラスメント防止の意識が高まり、従業員が安心して働ける環境の整備のポイントをお伝えします。
研修でお伝えできること
貴社の課題や目的に合わせ、これらの要素を自由に組み合わせ、最適な研修を設計します。お客様のご要望に応じて、開催時間、内容は柔軟にオーダーメイド致します。こちらに記載のない内容でもご要望に応じてご提供可能です。
パワハラ、セクハラ、マタハラ等の定義と種類
パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、マタニティハラスメントをはじめとした代表的なハラスメントの定義や種類をわかりやすく解説します。単なる知識習得にとどまらず、実際の事例を交えながら「どこまでが適切な指導で、どこからがハラスメントになるのか」という線引きを明確に理解できます。管理職からスタッフまで、全ての社員が安心して働ける職場づくりに役立つ内容です。
信頼関係を築くための「傾聴」と「伝え方」のスキル
職場でのハラスメントを防ぎ、健全な人間関係を築くためには、相手の声に耳を傾ける「傾聴」と、自分の考えを適切に伝える「伝え方」のスキルが欠かせません。本セミナーでは、相手の気持ちを受け止める姿勢や、誤解や対立を生まない表現方法を実践的に学びます。傾聴力と伝達力を高めることで、信頼関係を深めるとともに、日常のコミュニケーションからハラスメントを未然に防ぐ力を養うことができます。
ハラスメント発生時の組織としての対応と予防策
ハラスメントは個人だけでなく、組織全体に深刻な影響を及ぼす問題です。本セミナーでは、ハラスメントが発生した際に組織としてどのように対応すべきか、具体的なフローと実務上のポイントを解説します。また、相談窓口の設置やルール整備、研修による意識向上など、未然に防ぐための予防策についても学びます。組織として適切な対応を行うことで、従業員を守り、信頼性の高い職場環境を築くための実践的な知識を身につけることができます。
モデルカリキュラム案
2時間のモデルカリキュラムです。内容はオーダーメイドにて設計させて頂きます。
| ハラスメントが組織に与える影響とリスク | ハラスメントが個人の尊厳を傷つけるだけでなく、職場の生産性低下、組織の士気低下、企業信用の失墜、法的責任といった、組織全体に与える重大な影響とリスクについて具体的に解説します。 |
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| 【グループワーク】 ケーススタディで学ぶハラスメントの判断基準 | 「部下への指導」「飲み会でのコミュニケーション」「SNSでのやり取り」など、職場で起こりがちなグレーゾーンの事例を複数提示します。4〜5人のグループに分かれ、これらのケースがハラスメントに該当するか、問題点は何か、自分が上司ならどう対応するかを討議し、発表します。他のグループの意見も聞くことで、多角的な視点を養います。 |
| 適切な対応と報告手順 | 万が一ハラスメントが発生、あるいは相談を受けた際の、適切な対応手順と、相談者のプライバシー保護の重要性について解説します。 |
実施要項
| 対象 | 全従業員(管理職、一般社員、パート・アルバイト含む) |
|---|---|
| 想定時間 | 2時間(ご要望に応じて2時間~1日でのカスタマイズが可能です) |
| 形式 | 集合研修、オンライン研修、ハイブリッド形式、いずれも対応可能です |
| 費用 | お見積もりをご依頼ください。 人数や内容に応じた最適なプランをご提案します。 |
ご参加者様の声
商工会議所様(宮城県石巻市)
受講した方からは「内容が非常が分かりやすかった」等のお声を頂いております。より深堀りした内容や別視点からの内容を希望される方もいて、ハラスメント対策は需要の高いセミナーだと実感しました。
よくあるご質問(FAQ)
研修費用はどのくらいかかりますか?
お見積もりをご依頼ください。
人数や内容に応じた最適なプランをご提案します。
オンラインでの開催は可能ですか?
可能でございます。豊富な実績も持っているため安心してお任せいただけます。
研修内容を自社向けにアレンジできますか?
喜んで対応させて頂きます。
関連資料ダウンロード
このプログラムをはじめ、その他の研修・セミナー内容をまとめたカリキュラム資料をご用意しています。
人財育成や組織づくりのヒントを得たい方、情報収集段階の方も大歓迎です。